オペレーターはFEPコンテナに関するさまざまなメトリクスを公開します。
FEPは、さまざまなビューを介して多くの有用なデータベース統計を生成します。デフォルトの統計情報は、pg_stat_statementsのようなエクステンションを使用することでさらに拡張することができます
FEPExporterコンテナは、デフォルトで、有用なデータベース統計を抽出し、ププラットフォーム上のPrometheusがメトリクスを使用できるように設定されています。 外部コンポーネントとユーティリティを使用して、表示されたメトリクスに基づいて、視覚化、分析、アラートのトリガー、および運用上の決定を行うことができます。
FEPExporterは、FEPクラスタのアクティブなモニタリングに役立つPrometheusメトリクスに基づいてデフォルトのアラートルールも設定します。
FEPExporterカスタムリソースのパラメータについては、“オペレーターリファレンス”の“FEPExporterカスタムリソース”を参照してください。
メトリクスをスクレイピングするカスタムクエリは、カスタムリソースのオプションセクションに追加できます。
Prometheusのカスタムアラートルールは、ユーザーが手動で作成します。
ユーザーは、対象のFEPClusterにpgMetricsUser、pgMetricsPassword、およびpgMetricsUserTlsを定義できます。 定義されている場合、FEPExporterはメトリクスユーザーの詳細を使用してFEPクラスタマシンに接続します。すべてのメトリクスユーザーフィールドはオプションであり、FEPClusterでは省略できます。
FEPClusterのパラメータについては、“オペレーターリファレンス”の“FEPClusterパラメータ”を参照してください。
ユーザーは、FEPClusterをモニタリングするために、FEPClusterカスタムリソースの一部としてenableMonitoringフラグを定義できます。FEPCluster固有のFEPExporterが自動的に作成されるため、FEPClusterのマトリックススクレイピングが機能します。
FEPClusterのパラメータについては、“オペレーターリファレンス”の“FEPClusterパラメータ”を参照してください。
FEPExporterは、<cluster-name> -fepexporterという名前になります。
FEPExporterが自動的に作成されると、ユーザーはFEPExporterカスタムリソースから手動で変更できます。
FEPClusterが削除されると、依存するFEPExporterも削除されます。
FEPExporterのMTLSは、PrometheusとFEPExporterの両方の仕様でtls構成が定義されている場合にのみサポートされます。