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Enterprise Postgres 15 オペレーターユーザーズガイド

2.3.7 デフォルトで有効なFEP機能

デフォルトでは、以下のFEP機能が有効です。

データ秘匿化

FEPClster カスタムリソースの例では、データ秘匿化がデフォルトで有効になっています(Openshift UIの場合)。 コンテナ内のpostgresql.confには、次のパラメータが含まれています。

shared_preload_libraries = 'pgx_datamasking,pg_prewarm'
session_preload_libraries = 'pg_prewarm'
max_worker_processes= 20

ユーザーは、config mapのこれらの値を上書きできます。

透過的データ暗号化(TDE)

透過的データ暗号化(TDE)はデフォルトで有効になっています。透過的データ暗号化で用いるマスタ暗号化キーを保管するキーストアとして以下のいずれかを選択します。

キーストアとして鍵管理サービスを利用する場合、FEPクラスタのデプロイ後でも、他の鍵管理サービスにキーストアを変更できます。ファイルベースのキーストアから鍵管理サービスへの変更、鍵管理サービスからファイルベースのキーストアへの変更はどちらもできません。

鍵管理システムを使用する場合の設計観点は、“2.3.11 鍵管理システムを利用した透過的データ暗号化”を参照してください。