データベース二重化処理で異常が発生した場合の副系ノードのみで行うリカバリ手順を説明します。
操作の手順
データベースサーバ2の操作
データベース二重化処理での異常をメッセージにより認識します。
dxsvstopコマンドのmオプションを実行して、DBミラーリングサービスを保守停止します。
> dxsvstop -m
異常原因に応じたリカバリを行います。
dxsvstartコマンドのrオプションを実行して、DBミラーリングサービスを開始します。
DBミラーリングサービスが開始すると、DBミラーリングシステムがRERUNログ反映処理を開始します。
> dxsvstart -r
ポイント
副系ノードのリカバリを行っている間、運用中の正系ノードではRLCファイルにRERUNログを蓄積しています。リカバリに時間がかかる場合に、正系ノードのRLCファイルの容量不足が発生しないよう、あらかじめ十分な容量見積りを行ってください。
参照
RLCファイルの容量見積りについては “4.3.1.3.2 RLCファイルの見積り”を参照してください。