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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

K.3.6 副系ノードのみで行うリカバリ

データベース二重化処理で異常が発生した場合の副系ノードのみで行うリカバリ手順を説明します。

操作の手順

データベースサーバ2の操作

  1. データベース二重化処理での異常をメッセージにより認識します。

  2. dxsvstopコマンドのmオプションを実行して、DBミラーリングサービスを保守停止します。

    > dxsvstop -m
  3. 異常原因に応じたリカバリを行います。

  4. dxsvstartコマンドのrオプションを実行して、DBミラーリングサービスを開始します。
    DBミラーリングサービスが開始すると、DBミラーリングシステムがRERUNログ反映処理を開始します。

    > dxsvstart -r

ポイント

副系ノードのリカバリを行っている間、運用中の正系ノードではRLCファイルにRERUNログを蓄積しています。リカバリに時間がかかる場合に、正系ノードのRLCファイルの容量不足が発生しないよう、あらかじめ十分な容量見積りを行ってください。

参照

RLCファイルの容量見積りについては “4.3.1.3.2 RLCファイルの見積り”を参照してください。