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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

11.7.3 データベースの異常監視処理での異常

Mirroring Controllerを利用している場合、DBミラーリングシステムではノードの切替えを判断するデータベースの異常監視を行いますが、正系ノードで本処理の異常を検知すると、DBミラーリングシステムが自動でノード切替えを実行します。

ノード切替え完了後に、旧正系ノードをリカバリしてください。

正系ノードで、データベースの異常監視処理の異常を検知した場合の操作について、以下に示します。

操作の手順

データベースサーバ1の操作

  1. データベースの異常監視処理での異常を通知するメッセージを確認します。

    22005: Symfoware/RDBのロググループ管理ファイルに閉塞を検出しました
    22006: Symfoware/RDBのログ管理ファイルに閉塞を検出しました
    22007: Symfoware/RDBのテンポラリログファイルに閉塞を検出しました
    22008: Symfoware/RDBのRDBディクショナリに閉塞を検出しました
    22009: Symfoware/RDBのDSIに閉塞を検出しました
    22011: Symfoware/RDBのRDBディレクトリファイルの異常を検知しました
  2. 監視対象のデータベース資源の異常に対するリカバリ作業を行います。

  3. ノード組込みの運用を開始します。

  4. dxsvstartコマンドのrオプションを実行して正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

    > dxsvstart -r

参照

  • ノード組込みの運用については“7.1.2 ノード組込みの運用”を参照してください。

  • データベース資源のリカバリについては"RDB運用ガイド"を参照してください。