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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

11.7 正系ノードでのDBミラーリングシステムの異常

正系ノードにおけるDBミラーリングシステムの運用中に異常となった場合のリカバリ方法について示します。

表11.6 正系ノードにおけるDBミラーリングシステムの異常

異常事象

利用者業務の継続性

異常事象を通知するモニタデーモンのメッセージ

副系ノードへの切替え可否

Symfoware/RDBのダウン

継続可能
(注1)

イベントログに32005の異常メッセージを出力

モニタデーモンのダウン

継続可能

イベントログに31001の異常メッセージを出力

可(注2)

ノード間の通信環境の異常

イベントログに22061の警告メッセージ、32031の異常メッセージを出力

データベースの異常監視処理での異常(注3)

イベントログに22005,22006,22007,22008,22009,
22011の異常メッセージを出力

モニタ管理ファイルの異常

イベントログに31060,21061の異常メッセージを出力

不可

データベース二重化処理での異常

11.7.5 データベース二重化処理の異常”を参照


(RLP閉塞を伴う場合には不可能)

注1) ノード切替えを実施後、利用者業務の継続が可能です。

注2) 利用者によるノード切替えが可能です。

注3) Mirroring Controllerを利用している場合に異常事象を検知します。