データベースの運用手順の例として、rdbsloaderコマンドを利用したバッチ処理を実行する場合を例に説明します。
両ノードで同じデータをロードし、データを同一にする必要があります。
操作の手順
データベースサーバ1の操作
DBミラーリングサービスを通常停止します。
> dxsvstop
rdbsloaderコマンドを実行して、データベースのロード処理を行います。
該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。
rdbudsiコマンドにより両ノードの格納件数を比較するなどの方法で、整合性を確認します。
両ノード同時に行う保守の手順で、DBミラーリングサービスを開始します。
> dxsvstart -c
データベースサーバ2の操作
以下のメッセージにより、正系ノードでのdxsvstopコマンドの実行による副系ノードのDBミラーリングサービスの停止を確認します。
12136: 相手ノードからの要求によりDBミラーリングサービスを通常停止しました
rdbsloaderコマンドを実行して、データベースのロード処理を行います。
該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。
rdbudsiコマンドにより両ノードの格納件数を比較するなどの方法で、整合性を確認します。
両ノード同時に行う保守手順で、DBミラーリングサービスを開始します。
> dxsvstart -r
アプリケーションサーバの操作
利用者業務を停止します。
利用者業務を再開します。
注意
保守作業の内容により、必要な停止・起動処理を実施してください。
参照
rdbsloaderコマンドおよびrdbudsiコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。
両ノード同時に行う保守の手順については“7.2.1.3 両ノード同時に行う保守”を参照してください。