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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

10.4.2 データベースの運用操作の流れ

データベースの運用手順の例として、rdbsloaderコマンドを利用したバッチ処理を実行する場合を例に説明します。
両ノードで同じデータをロードし、データを同一にする必要があります。

操作の手順

データベースサーバ1の操作

  1. DBミラーリングサービスを通常停止します。

    > dxsvstop
  2. rdbsloaderコマンドを実行して、データベースのロード処理を行います。

  3. 該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。

  4. rdbudsiコマンドにより両ノードの格納件数を比較するなどの方法で、整合性を確認します。

  5. 両ノード同時に行う保守の手順で、DBミラーリングサービスを開始します。

    > dxsvstart -c

データベースサーバ2の操作

  1. 以下のメッセージにより、正系ノードでのdxsvstopコマンドの実行による副系ノードのDBミラーリングサービスの停止を確認します。

    12136: 相手ノードからの要求によりDBミラーリングサービスを通常停止しました
  2. rdbsloaderコマンドを実行して、データベースのロード処理を行います。

  3. 該当DSIに対して最適化情報の登録やバックアップなどを実行します。

  4. rdbudsiコマンドにより両ノードの格納件数を比較するなどの方法で、整合性を確認します。

  5. 両ノード同時に行う保守手順で、DBミラーリングサービスを開始します。

    > dxsvstart -r

アプリケーションサーバの操作

  1. 利用者業務を停止します。

  2. 利用者業務を再開します。

注意

保守作業の内容により、必要な停止・起動処理を実施してください。

参照

  • rdbsloaderコマンドおよびrdbudsiコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。

  • 両ノード同時に行う保守の手順については“7.2.1.3 両ノード同時に行う保守”を参照してください。