本章では、DBミラーリングシステムの運用を開始した後に運用変更を行う場合の、操作の手順および操作の詳細、注意すべき点について説明します。
環境変更  | 主な変更対象  | 操作の手順  | 
|---|---|---|
Symfoware/RDBのシステムファイルの環境変更  | ログファイルの変更  | 両ノードで同時に行う保守  | 
DBミラーリングシステムの定義ファイルの環境変更  | RLP動作環境ファイル  | 正系ノードと副系ノードを交互に行う保守  | 
DBミラーリング動作環境ファイル(環境定義以外)  | ||
モニタデーモンの運用環境  | 両ノードで同時に行う保守  | |
BC構成パラメタファイル  | ||
GCM設置先の変更  | ||
データベースの定義変更  | 各種定義文や削除文など  | |
データベースの運用操作  | データベースの定義、ロード、アンロードなど  | |
DBミラーリングサービス運用中のDSIの初期化  | ||
スケーラブルログ環境の変更  | ロググループの追加または削除  | |
順序の変更  | 順序の追加、再作成、同期合せ  | |
暗号化の変更  | サーバ認証の証明書ファイルの更新  | 両ノードで同時に行う保守  | 
マスタ暗号化キーの変更  | 正系ノードと副系ノードを交互に行う保守  | |
通信データの暗号化を行う/行わないの変更  | 両ノードで同時に行う保守  | |
格納データの暗号化を行う/行わないの変更  | 両ノードで同時に行うデータベースの定義変更  | |
保守作業  | ハード保守、OS・ミドルウェアのパッチ適用  | 副系ノードでの保守、または正系ノードと副系ノードを交互に行う保守  | 
参照
両ノードで同時に行う保守の手順については“7.2.1.3 両ノード同時に行う保守”を参照してください。
正系ノードと副系ノードを交互に行う保守については“7.2.1.1 正系ノードと副系ノードを交互に行う保守”を参照してください。
両ノードで同時に行うデータベースの定義変更については“10.3.4 両ノードで同時に行うデータベースの定義変更の流れ”を参照してください。
副系ノードでの保守の手順については“7.2.1.2 副系ノードの保守”を参照してください。