Symfoware/RDBのシステムファイルの環境変更を行う場合、変更を行うシステムファイル種別によって、DBミラーリングシステムにも変更操作が必要な場合があります。
DBミラーリングシステムの変更操作の要否を以下に示します。
変更を行うSymfoware/RDBのシステムファイル | DBミラーリングシステム変更操作の要否 | |
---|---|---|
ログ管理ファイルの変更 | ○ | |
テンポラリログファイルの変更 | ○ | |
アーカイブログファイルの変更 | - | |
機密保護環境の変更 | - | |
3階層システム運用 | システム構成の変更 | - |
○:DBミラーリングシステムの変更操作が必要です
-:DBミラーリングシステムの変更操作は不要です
ポイント
DBミラーリングシステムの変更操作が必要ない場合でも、アーカイブログファイルの変更などSymfoware/RDBを停止して行う環境変更については、DBミラーリングサービスを停止してから実施する必要があります。DBミラーリングサービスの停止方法は、通常停止でも実施可能ですが、正系ノードの利用者業務への影響を少なくするために、“正系ノード運用中の副系ノードでの保守”で行うことを推奨します。
参照
正系ノード運用中の副系ノードでの保守の手順については“7.2.1.2 副系ノードの保守”を参照してください。