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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

6.1 RLMおよびRLCファイル作成時の異常

主系RLPおよび従系RLPの、RLMおよびRLCファイルの作成は、セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batを利用して行います。
セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batで異常が発生した場合、以下の手順で復旧してください。

操作の手順

両ノード共通の操作

  1. RLP作成失敗の確認

    セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batの実行が異常終了したことを確認します。

  2. 障害原因の調査とリカバリ

    障害原因を通知するメッセージから、障害原因の調査を行い、障害原因に応じたリカバリ(ディスク交換など)を行います。

  3. RLPの削除

    rdbbcrlpコマンドを実行し、RLMおよびRLCファイルを削除します。

    正系ノードでの操作
    主系RLP
    > rdbbcrlp -E -p 主系RLP名
    従系RLP
    > rdbbcrlp -E -p 従系RLP名
    副系ノードでの操作
    主系RLP
    > rdbbcrlp -E -p 主系RLP名
    従系RLP
    > rdbbcrlp -E -p 従系RLP名
  4. セットアップスクリプトの再実行

    セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batを再実行します。

注意

  • セットアップスクリプト内で異常を検知した契機によっては、手順3.でRLPが存在しないメッセージを出力して異常終了する場合があります。その場合でも、手順4.を継続して実行してください。

  • 障害原因によっては、障害原因に応じたリカバリ後、セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batのoオプションで、コマンド実行シェルスクリプトを作成し、必要に応じて編集したものを実行してください。

参照