主系RLPおよび従系RLPの、RLMおよびRLCファイルの作成は、セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batを利用して行います。
セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batで異常が発生した場合、以下の手順で復旧してください。
操作の手順
両ノード共通の操作
RLP作成失敗の確認
セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batの実行が異常終了したことを確認します。
障害原因の調査とリカバリ
障害原因を通知するメッセージから、障害原因の調査を行い、障害原因に応じたリカバリ(ディスク交換など)を行います。
RLPの削除
rdbbcrlpコマンドを実行し、RLMおよびRLCファイルを削除します。
> rdbbcrlp -E -p 主系RLP名
> rdbbcrlp -E -p 従系RLP名
> rdbbcrlp -E -p 主系RLP名
> rdbbcrlp -E -p 従系RLP名
セットアップスクリプトの再実行
セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batを再実行します。
注意
セットアップスクリプト内で異常を検知した契機によっては、手順3.でRLPが存在しないメッセージを出力して異常終了する場合があります。その場合でも、手順4.を継続して実行してください。
障害原因によっては、障害原因に応じたリカバリ後、セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batのoオプションで、コマンド実行シェルスクリプトを作成し、必要に応じて編集したものを実行してください。
参照
dxcrtrlp.batの実行について、詳細は“5.3.4 RLMおよびRLCファイルの作成”を参照してください。
コマンド実行シェルスクリプトについては“付録G コマンド実行シェルスクリプトの利用方法”を参照してください。