セットアップスクリプトのdxcrtrlp.batより後の処理で異常が発生した場合は、出力されるメッセージに応じて対処を行い、それぞれの処理を再実行してください。
なお、それぞれの処理でRLMまたはRLCファイルに関するエラーが発生した場合は、以下の手順で復旧してください。
操作の手順
両ノード共通の操作
資源の関連付けに関するファイルの削除
資源の関連付け以降の処理で異常が発生した場合は、資源識別子抽出ファイルを削除してください。
資源識別子抽出ファイルは、OSのコマンドを使用して削除します。
RERUNログ引継ぎファイルの削除
RERUNログ引継ぎファイルの作成以降の処理で異常が発生した場合は、セットアップスクリプトのdxdelrlpenv.batにより、RERUNログ引継ぎファイルを削除します。
BC管理DBの削除
BC管理DBの作成以降の処理で異常が発生した場合は、セットアップスクリプトのdxdelmnobj.batによりRLP管理オブジェクトを削除してから、セットアップスクリプトのdxdelmndb.batによりBC管理スキーマを削除します。
Symfoware/RDBの停止
rdbstopコマンドにより、Symfoware/RDBを停止します。
障害原因の調査、リカバリ、および、RLMおよびRLCファイルの再作成
“RLMおよびRLCファイル作成時の異常”の手順1.~手順4.を実施します。
Symfoware/RDBの起動
rdbstartコマンドにより、Symfoware/RDBを起動します。
BC管理DBの再作成
セットアップスクリプトのdxmakemndb.batを実行し、BC管理DBを再作成します。
RERUNログ引継ぎファイルの再作成
rdbbccntfコマンドを実行し、RERUNログ引継ぎファイルを再作成します。
資源の関連付け
rdbbcmapコマンドを実行し、資源の関連付けを行います。