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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

5.3.7 BC管理DBの作成

BC管理DBの作成は、セットアップスクリプトのdxmakemndb.batで行います。
dxmakemndb.batは、各ノードの主系RLPと従系RLPでそれぞれ実施します。
本作業は、Symfoware/RDBが起動中に実施します。
BC管理DBは、RLP定義ファイルのMNDB_FILEパラメタに指定したファイル名で作成されます。
RLP定義ファイルのMNDB_SIZEパラメタに容量を指定しておく必要があります。

dxmakemndb.batを実行することにより、以下のセットアップを行います。

正系ノードでの操作

主系RLP

> dxmakemndb.bat -d 主系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル -p 主系RLPのRLP名

従系RLP

> dxmakemndb.bat -d 従系RLPの複写先RLPのRLP定義ファイル -p 従系RLPのRLP名

副系ノードでの操作

主系RLP

> dxmakemndb.bat -d 主系RLPの複写先RLPのRLP定義ファイル -p 主系RLPのRLP名

従系RLP

> dxmakemndb.bat -d 従系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル -p 従系RLPのRLP名

注意

  • BC構成パラメタファイルの編集は、本作業を行う前に必ず実施してください。

  • BC管理DBを作成して削除するまでの間は、BC構成パラメタファイルのBCMNDBパラメタを変更しないでください。

  • BC管理DBのデータベース配下に他のデータベース資源を定義しないでください。

  • BC管理DBのBC管理スキーマ配下にトリガなどBC管理DBに関係しない定義を実施することはできません。

  • BC管理DBの作成は、Symfoware/RDBが起動中かつ、以下の状態で実施してください。

    • セットアップ:初期状態(DCUのセットアップ後でDBミラーリングサービスの開始前)

    • 運用開始後の再定義:DBミラーリングサービスの通常停止

  • BC管理DBの作成は、DBミラーリングサービスを開始するまでに実施してください。

  • BC管理DBの作成は、Symfoware Serverの管理者の権限で実行してください。

  • エラーが発生した場合は、原因を取り除いたあと、dxmakemndb.batのoオプションで、コマンド実行シェルスクリプトを作成し、必要に応じて編集したものを実行してください。

ポイント

dxmakemndb.batでは、BC管理スキーマの定義は初回のみ行います。

参照

参考

  • BC管理スキーマのデータベース名は、BC構成パラメタファイルのBCMNDBパラメタに指定した文字列を使用します。

  • スキーマ名、表名およびDSO名は、システム固定名称を使用します。