モニタデーモンの起動と停止の方法について説明します。
モニタデーモンの起動方法は、以下の2つがあります。
以下に、それぞれの起動方法について説明します。
注意
モニタデーモンの起動は、管理者権限のあるユーザ(Administratorsグループに属するユーザ)が行ってください。
コマンドによる起動を行うには、“管理者: コマンドプロンプト”から実行する必要があります。
[コマンドプロンプト]を右クリックして表示されるメニューから[管理者として実行]を選択し、“管理者: コマンドプロンプト”を起動してください。
Windowsサービスによる起動
以下の手順で、モニタデーモンのサービスを起動してください。
両ノード共通の操作
[管理ツール]より[サービス]ウィンドウを表示します。
モニタデーモンのサービスを起動します。
サービス名一覧の中から、起動したいモニタデーモンのサービス名を選択し、[サービスの開始]ボタンをクリックします。
参考
モニタデーモンのサービス名については、“表5.8 データベース二重化の機能とサービス名の対応”を参照してください。
注意
Windowsサービスから起動した場合、起動処理の時間が125秒を経過すると、Windowsサービスの仕様によりエラーのダイアログが表示されます。
モニタデーモンの起動処理は正常に続行されますので、[OK]ボタンをクリックして、状態が「開始」となるまでお待ちください。
最新の状態は、[操作]メニューの[最新の情報に更新]を選択することによって表示されます。
コマンドによる起動
モニタデーモンの起動は、dxstartコマンドで行います。
両ノード共通の操作
> dxstart
ポイント
モニタデーモンは、通常はOSの起動のタイミングで起動しておくことを推奨します。
Windowsサービスのスタートアップの初期設定は“手動”です。システム起動時に、Windowsサービス起動により、モニタデーモンを自動的に起動する場合は、Windowsサービスのスタートアップの設定を“自動”に変更してください。
参照
モニタデーモンの自動起動の設定については、“5.3.12 モニタデーモンの自動起動の設定”を参照してください。
参考
モニタデーモンは、主に以下の処理を行います。
ノード間の通信環境の準備
データベース二重化処理の準備
DBミラーリング動作環境ファイルの読込み
モニタデーモンの停止方法は、以下の2つがあります。
以下に、それぞれの停止方法について説明します。
注意
モニタデーモンの停止は、管理者権限のあるユーザ(Administratorsグループに属するユーザ)が行ってください。
コマンドによる停止を行うには、“管理者: コマンドプロンプト”から実行する必要があります。
[コマンドプロンプト]を右クリックして表示されるメニューから[管理者として実行]を選択し、“管理者: コマンドプロンプト”を起動してください。
Windowsサービスによる停止
以下の手順で、モニタデーモンのサービスを停止してください。
両ノード共通の操作
[管理ツール]より[サービス]ウィンドウを表示します。
モニタデーモンのサービスを停止します。
サービス名一覧の中から、停止したいモニタデーモンのサービス名を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。
参考
モニタデーモンのサービス名については、“表5.8 データベース二重化の機能とサービス名の対応”を参照してください。
注意
Windowsサービスから停止した場合、停止処理の時間が125秒を経過すると、Windowsサービスの仕様によりエラーのダイアログが表示されます。
モニタデーモンの停止処理は正常に続行されますので、[OK]ボタンをクリックして、状態が「停止」となるまでお待ちください。
最新の状態は、[操作]メニューの[最新の情報に更新]を選択することによって表示されます。
コマンドによる停止
モニタデーモンの停止は、dxstopコマンドで行います。
両ノード共通の操作
> dxstop