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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

5.3.6 モニタデーモンの起動と停止

モニタデーモンの起動と停止の方法について説明します。

5.3.6.1 モニタデーモンの起動

モニタデーモンの起動方法は、以下の2つがあります。

以下に、それぞれの起動方法について説明します。

注意

  • モニタデーモンの起動は、管理者権限のあるユーザ(Administratorsグループに属するユーザ)が行ってください。

  • コマンドによる起動を行うには、“管理者: コマンドプロンプト”から実行する必要があります。
    [コマンドプロンプト]を右クリックして表示されるメニューから[管理者として実行]を選択し、“管理者: コマンドプロンプト”を起動してください。

Windowsサービスによる起動

以下の手順で、モニタデーモンのサービスを起動してください。

両ノード共通の操作

  1. [管理ツール]より[サービス]ウィンドウを表示します。

  2. モニタデーモンのサービスを起動します。
    サービス名一覧の中から、起動したいモニタデーモンのサービス名を選択し、[サービスの開始]ボタンをクリックします。

    参考

    モニタデーモンのサービス名については、“表5.8 データベース二重化の機能とサービス名の対応”を参照してください。

    注意

    Windowsサービスから起動した場合、起動処理の時間が125秒を経過すると、Windowsサービスの仕様によりエラーのダイアログが表示されます。
    モニタデーモンの起動処理は正常に続行されますので、[OK]ボタンをクリックして、状態が「開始」となるまでお待ちください。
    最新の状態は、[操作]メニューの[最新の情報に更新]を選択することによって表示されます。

コマンドによる起動

モニタデーモンの起動は、dxstartコマンドで行います。

両ノード共通の操作

> dxstart

ポイント

  • モニタデーモンは、通常はOSの起動のタイミングで起動しておくことを推奨します。

  • Windowsサービスのスタートアップの初期設定は“手動”です。システム起動時に、Windowsサービス起動により、モニタデーモンを自動的に起動する場合は、Windowsサービスのスタートアップの設定を“自動”に変更してください。

参照

モニタデーモンの自動起動の設定については、“5.3.12 モニタデーモンの自動起動の設定”を参照してください。

参考

モニタデーモンは、主に以下の処理を行います。

  • ノード間の通信環境の準備

  • データベース二重化処理の準備

  • DBミラーリング動作環境ファイルの読込み

5.3.6.2 モニタデーモンの停止

モニタデーモンの停止方法は、以下の2つがあります。

以下に、それぞれの停止方法について説明します。

注意

  • モニタデーモンの停止は、管理者権限のあるユーザ(Administratorsグループに属するユーザ)が行ってください。

  • コマンドによる停止を行うには、“管理者: コマンドプロンプト”から実行する必要があります。
    [コマンドプロンプト]を右クリックして表示されるメニューから[管理者として実行]を選択し、“管理者: コマンドプロンプト”を起動してください。

Windowsサービスによる停止

以下の手順で、モニタデーモンのサービスを停止してください。

両ノード共通の操作

  1. [管理ツール]より[サービス]ウィンドウを表示します。

  2. モニタデーモンのサービスを停止します。
    サービス名一覧の中から、停止したいモニタデーモンのサービス名を選択し、[サービスの停止]ボタンをクリックします。

    参考

    モニタデーモンのサービス名については、“表5.8 データベース二重化の機能とサービス名の対応”を参照してください。

    注意

    Windowsサービスから停止した場合、停止処理の時間が125秒を経過すると、Windowsサービスの仕様によりエラーのダイアログが表示されます。
    モニタデーモンの停止処理は正常に続行されますので、[OK]ボタンをクリックして、状態が「停止」となるまでお待ちください。
    最新の状態は、[操作]メニューの[最新の情報に更新]を選択することによって表示されます。

コマンドによる停止

モニタデーモンの停止は、dxstopコマンドで行います。

両ノード共通の操作

> dxstop