運用管理サーバに収集したログファイルをログファイルの保全などのために、格納ディレクトリから二次媒体装置へ複写するための設定方法を説明します。二次媒体には、以下の装置が利用できます。
ディスクアレイ装置
ETERNUS NR1000F series
ファイルコピー先がファイルパスとして見える装置
なお、TAPE装置への複写は、TAPE装置へ書き込みを行うソフトウェアで行ってください。
設定手順
ログ収集から二次媒体装置への複写を行うために、運用管理サーバ上で以下の操作を行います。
二次媒体複写のデフォルトの複写先ディレクトリを定義するため、mpatmmediadef(収集ログ二次媒体複写先設定コマンド)を実行します。
mpatmmediadef REP -D 複写先ディレクトリ
複写先ディレクトリは格納ディレクトリと同じにはできません。
また、UNIX環境でNFSマウントしたネットワーク上のパスを複写先ディレクトリに指定する場合は、事前に問題なくパスにアクセスできることを確認してください。ファイルサーバのダウンなどが原因でパスが利用できない場合、NFSタイムアウトが発生するまで処理が終了しません。
UNIXの場合は、二次媒体複写のデフォルトの複写先ディレクトリには、2テラバイト未満のパーティション上のディレクトリを指定してください。