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ETERNUS SF Express 16.9 / Storage Cruiser 16.9 / AdvancedCopy Manager 16.9 導入ガイド
FUJITSU Storage

H.3 導入・設定手順(Microsoft Windows Server 2012 R2またはMicrosoft Windows Server 2012環境の場合)

  1. 以下のzipファイルを、運用管理サーバの任意のフォルダ(以降、$TPF_DIR)に展開します。

    $INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\etc\pkg\MpSttr.zip

    $INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。

  2. %SystemRoot%\system32\drivers\etc\servicesファイルを編集して、SNMPトラップを利用するアプリケーションで使用するポート番号を変更します。

    1. ETERNUS SF Managerで使用するポート番号を変更します。

      以下の行のポート番号を、変更したいポート番号に編集します。
      この行が記載されていない場合は、行ごと追加してください。

      escwksttr-trap      28162/udp
    2. 運用管理サーバに同居するアプリケーションの、SNMPトラップを受信するポート番号を変更します。

      • Systemwalker Centric Managerの場合
        以下の行を追加します。

        mpwksttr-trap       49162/udp
      • OS標準のSNMPトラップサービス/デーモンを使用するアプリケーションの場合
        以下の行を追加します。

        snmptrap            5972/udp
  3. 手順2で変更したポート番号を、“SNMPトラップ転送定義ファイル”に指定します。
    指定方法は、「H.5.1 SNMPトラップ転送定義ファイル」を参照してください。

  4. トラップを受信するすべてのアプリケーション(ETERNUS SF Managerを含む)を停止します。

    1. ETERNUS SF Managerを停止します。
      停止方法は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「マネージャーの起動と停止」を参照してください。また、SNMPトラップ監視サービス/デーモンも停止してください。

    2. Systemwalker Centric Managerが同居する場合は、pcentricmgrコマンドを実行して、Systemwalker Centric Managerを停止します。コマンドの詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。

    3. OS標準のSNMPトラップサービス/デーモンを使用するアプリケーションが同居する場合は、OS標準のSNMPトラップサービス/デーモンを使用するアプリケーションを停止します。停止方法は、各アプリケーションのマニュアルを参照してください。
      また、OS標準のSNMPトラップサービス/デーモンも停止してください。

  5. ネットワークドライバをインストールします。
    なお、本手順を実施すると、ネットワークが一時的に遮断されます。

    1. [コントロールパネル]-[ネットワーク接続]から、追加する接続を指定し、プロパティ画面を開きます。
      そのあと、[インストール]ボタンをクリックします。

    2. [サービス]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。

    3. [ディスク使用]ボタンをクリックし、$TPF_DIR\MpSttr\drv\<OS>\MpSttrDrv.infファイルを指定します。
      "<OS名>"には、運用管理サーバのOSに対応したディレクトリを指定してください。

    4. インストール中にドライバファイルのパスを要求された場合は、$TPF_DIR\MpSttr\drv\<OS>\MpSttrDrv.sysファイルを指定します。

    5. "MpSttr Driver"が追加されたことを確認します。

  6. システム管理者権限でMpSttrSetコマンドを実行して、SNMPトラップ転送プログラムを設定します。

    > $TPF_DIR\MpSttr\bin\MpSttrSet setup
  7. システム管理者権限でMpSttrCtrlコマンドを実行して、SNMPトラップ転送プログラムを起動します。

    > $TPF_DIR\MpSttr\bin\MpSttrCtrl start
  8. トラップを受信するすべてのアプリケーション(ETERNUS SF Managerを含む)を起動します。

    1. ETERNUS SF Managerを起動します。
      起動方法は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「マネージャーの起動と停止」を参照してください。また、SNMPトラップ監視サービス/デーモンも起動してください。

    2. Systemwalker Centric Managerが同居する場合は、scentricmgrコマンドを実行して、Systemwalker Centric Managerを起動します。コマンドの詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。

    3. OS標準のSNMPトラップサービス/デーモンを使用するアプリケーションが同居する場合は、OS標準のSNMPトラップサービス/デーモンを使用するアプリケーションを起動します。起動方法は、各アプリケーションのマニュアルを参照してください。
      また、OS標準のSNMPトラップサービス/デーモンも起動してください。