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Big Data Integration ServerV1.4.0 加工編リファレンス集
FUJITSU Software

4.4.21 time_to_string関数

time_to_string関数は、項目参照の値または時刻リテラルを時刻型とみなし、指定されたフォーマットで文字列を返却します。指定するデータは、標準時刻形式である必要があります。

time_to_string関数の書式を以下の図に示します。

図4.30 time_to_string関数の書式

日時変換書式

日時変換書式は、以下の文字列とセパレータ文字を使用して、任意の順番で指定できます。書式要素は、1つ以上指定してください。

表4.32 日時変換書式に指定可能な文字列

カテゴリ

書式要素

変換後の長さ

変換後の範囲

備考

hh

2文字(固定)

00~23

h

可変

0~23

先頭に0を付加しません。

mm

2文字(固定)

00~59

m

可変

0~59

先頭に0を付加しません。

ss

2文字(固定)

00~59

s

可変

0~59

先頭に0を付加しません。


表4.33 セパレータ文字に指定可能な文字

名称

文字

半角空白

コロン

ピリオド

.

カンマ

,

スラッシュ

/

ハイフン

-

セパレータ文字指定無し


注意

  • 本関数に時、分および秒は指定できません。

  • セパレータ文字以外で、同じカテゴリの書式要素を複数指定できません。(例->hh:hh:mm)

  • セパレータ文字は連続して指定できません。(例->hh::mm::ss)

  • セパレータ文字を、先頭または末尾に指定できません。(例->:hh:mm:ss:)

  • セパレータ文字だけを指定することはできません。(例::::)

参照


復帰値

変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。項目参照の値が空の場合は空を返します。


$出勤時刻が“08:30:45”の場合

time_to_string($出勤時刻, "hh:mm")

文字列として、“08:30”を出力します。