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Big Data Integration ServerV1.4.0 加工編リファレンス集
FUJITSU Software

4.4.22 trunc_date関数

trunc_date関数は、標準日付形式データに指定された単位で切り捨てて、標準日付形式で返却します。

trunc_date関数の書式を以下の図に示します。

図4.31 trunc_date関数の書式


切捨て単位

以下に、指定可能な切捨て単位とその結果を示します。

表4.34 trunc_date関数で指定可能な切捨て単位

切捨て単位

意味

標準形式の日付

切捨て結果

YEAR

年で切捨て

1月1日 ~ 12月31日

当年の1月1日

JYEAR

年度で切捨て

4月1日 ~ 3月31日

当年度の4月1日

MONTH

月で切捨て

1日 ~ 31日

当月の1日

HALF

半期で切捨て

1月1日 ~ 6月30日

当年の1月1日

7月1日 ~ 12月31日

当年の7月1日

JHALF

年度の半期で切捨て

4月1日 ~ 9月30日

当年の4月1日

10月1日 ~ 12月31日

当年の10月1日

翌年の1月1日 ~ 3月31日

当年の10月1日

QUARTER

四半期で切捨て

1月1日 ~ 3月31日

当年の1月1日

4月1日 ~ 6月30日

当年の4月1日

7月1日 ~ 9月30日

当年の7月1日

10月1日 ~ 12月31日

当年の10月1日


注意

  • 引数に指定した項目参照、または日時関数の結果が空の場合には、本関数の返却値は、空となります。

  • 引数に指定した項目参照、または日時関数の結果の形式と関数が対応していない場合には、空が返却されます。

  • 関数名に、指定可能な切捨て単位が設定されていない場合には、構文エラーとなります。

  • 本関数を実行した結果、「年」が「0001」の前年となる場合には、空として扱われます。


参照


復帰値

変換が正常に動作した場合は、日付型を返します。


例1

$日付1“2010-04-01”を半期で切り捨てる場合

trunc_date($日付1,"HALF")

結果として、“2010-07-01”を出力します。

例2

$日付2“FRI APR 16 2010”を月で切り捨てる場合

trunc_date(convert_date($日付2,"DY MON DD YYYY"), "MONTH")

結果として、“2010-04-01”を出力します。