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Big Data Integration ServerV1.4.0 加工編リファレンス集
FUJITSU Software

4.4.19 span_time関数

span_time関数は、第1引数の時刻値と、第2引数の時刻値の差を求めます。秒換算で結果を出力します。

span_time関数の書式を以下の図に示します。

図4.28 span_time関数の書式


注意

  • 第1引数より第2引数が大きい場合には、マイナス(-)が付加されて結果を返却します。

  • 引数に指定した項目参照、または日時関数の結果が空の場合には、空が返却されます。

  • 引数に指定した項目参照のデータ値が標準時刻形式に一致していない場合は、空が返却されます。

  • 引数に指定した項目参照、または日時関数の結果の形式と関数が対応していない場合には、構文エラーとなります。

  • 第1引数と第2引数の両方同時に時刻リテラルは指定できません。

  • 第1引数、または、第2引数に指定した項目参照の値が複数存在する場合には、連結機能、集計機能、ソート機能では、先頭の値が対象となります。抽出機能では、異常終了します。

  • 関数復帰値を用いて算術演算をする場合は、val関数を使用してください。


参照


復帰値

変換が正常に動作した場合は、数値型を返します。


例1

$時間1が“09:10:25”、$時間2が“09:00:00”の場合

span_time($時間1,$時間2)

数値として、“625”を出力します。(単位は秒)

例2

$時間2が“09:00:00”の場合

span_time(time("08:40:00"), $時間2)

数値として、“-1200”を出力します。(単位は秒)