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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.75.1 asadminコマンド実行時に出力されるメッセージ

Authentication failed for user: {0}
(Usually, this means invalid user name and/or password)

[可変情報]

{0}:ユーザー名

[意味]

管理ユーザーのID、パスワードのいずれか一方または両方に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいユーザー名とパスワードを指定して、再度コマンドを実行してください。

com.sun.enterprise.universal.xml.MiniXmlParserException: {0}

[可変情報]

{0}:詳細メッセージ

[意味]

domain.xmlの解析に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

環境が壊れているので、再インストールしてください。

Command _deploy did not complete successfully on server instance {0}: {1}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名
{1}:詳細情報

[意味]

GlassFish Serverインスタンスへの配備処理が行われませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

出力された詳細情報{1}を確認し、以下の表を参照して、詳細情報{1}に対する対処を行ってください。

詳細情報{1}

詳細情報{1}の可変情報

意味・対処

Failed to load the application on instance [%s]. The application will not run properly. Please fix your application and redeploy.

例外メッセージ

[%s]:GlassFish Serverインスタンス名

  • deployサブコマンドのlibrariesオプションのパスが誤っている可能性があります。undeployサブコマンドで配備解除した後、librariesオプションに正しいパスを指定してdeployコマンドを実行してください。

  • アプリケーションに誤りがある可能性があります。GlassFish Serverインスタンスのサーバーログを参照してアプリケーションの誤りを取り除いた後、アプリケーションを再配備してください。

  • 既存のアプリケーション名と大文字・小文字区別なしで同じアプリケーション名を指定して配備や再配備を実行している可能性があります。大文字・小文字区別なしでアプリケーション名が同じアプリケーションを配備していた場合は、「1.2.2 asadminコマンド実行時の制限事項 」を参照して対処してください。

Could not read the file [%s] to upload it.

[%s]:一時ファイル名

配備処理で作成される一時ファイルの参照に失敗しました。処理中に一時ファイルが削除された可能性があります。アプリケーションを再配備してください。

上記以外の詳細情報が出力された場合、詳細情報の内容をもとに原因を取り除いて、再配備してください。

Command {0} completed with warnings.

[可変情報]

{0}:サブコマンド名

[意味]

コマンド{0}を実行しました。実行時に警告が発生しました。

[システムの処理]

復帰値0で復帰します。

[ユーザーの対処]

  • GlassFish Serverインスタンスごとに実行結果や警告メッセージが出力される場合があります。詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。

  • 以下の警告メッセージが同時に出力されている場合、deployサブコマンドのlibrariesオプションのパスが誤っている可能性があります。undeployサブコマンドで配備解除した後、librariesオプションに正しいパスを指定してdeployコマンドを実行してください。

    WARNING: Command _deploy did not complete successfully on server instance GlassFish Serverインスタンス名: remote failure: Failed to load the application on instance GlassFish Serverインスタンス名. The application will not run properly. Please fix your application and redeploy.

    例外メッセージ

  • 上記以外のメッセージが出力されている場合、同時に出力されているメッセージまたはサーバーログに出力されたメッセージをもとに原因を取り除いて、再度コマンドを実行してください。

Command {0} failed.

[可変情報]

{0}:サブコマンド名

[意味]

コマンド{0}の実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されているメッセージをもとに原因を取り除いて、再度コマンドを実行してください。

Command create-jdbc-resource failed on server instance {0}:
V3 cannot process this command at this time, please wait

[可変情報]

{0}:インスタンス名

[意味]

JDBCリソースの作成処理に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverクラスター上のGlassFish Serverインスタンスが起動完了した後にJDBCリソース作成を実行してください。

Command {0} is missing required options

[可変情報]

{0}:オプション名

[意味]

必須オプションが指定されていないため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

オプション{0}を指定して、再度コマンドを実行してください。

コマンドオプションに空白を含む文字列が指定されていないか確認してください。

空白を含む文字列が指定されている場合は、空白を削除して再度コマンドを実行してください。

詳細は、「空白を含む文字列の指定」を参照してください。

Command {0} not found.

[可変情報]

{0}:サブコマンド名

[意味]

サブコマンド名が見つかりません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいサブコマンド名を指定して、再度コマンドを実行してください。

Command {0} only accepts one operand

[可変情報]

{0}:サブコマンド名

[意味]

指定されたオペランドの数が不正なため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

一個のオペランドを指定してから、再度コマンドを実行してください。

  • コマンドオプションに空白を含む文字列が指定されていないか確認してください。
    空白を含む文字列が指定されている場合は、空白を削除して再度コマンドを実行してください。
    詳細は、「空白を含む文字列の指定」を参照してください。

  • オペランドに"*"を指定している場合も本メッセージが出力されます。"*"を指定しないでください。

  • コマンドのオプションまたはオペランドの値のエスケープが必要な文字に対してエスケープが行われていない可能性があります。「エスケープ文字の利用」を参照してください。

Command {0} requires an operand of type {1}

[可変情報]

{0}:コマンド名
{1}:オペランドの種別

[意味]

オペランドが指定されていないため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

オペランドを指定して、再度コマンドを実行してください。

Command create-file-user requires a password named AS_ADMIN_USERPASSWORD
Add a line of the following form to a password file:

AS_ADMIN_USERPASSWORD=yourpassword

Specify that password file to asadmin with the --passwordfile opton.

[意味]

パスワードが指定されていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

パスワードを指定してください。
--passwordfileオプションで指定したファイルに以下のエントリを追加することで作成するfileレルムユーザーのパスワードを指定できます。
エントリを追加しない場合、表示されるプロンプトでパスワードの入力をできます。

Command failed on node {0} ({1}): {2}

[可変情報]

{0}:ノード名
{1}:ホスト名
{2}:詳細情報

[意味]

コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されているメッセージの対処に従ってコマンド実行の失敗の原因を取り除いて、再度コマンドを実行してください。

Command was executed by the non operation user.

[意味]

運用ユーザー以外のユーザーによってコマンドが実行されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

運用ユーザーでコマンドを実行してください。

Could not contact the DAS running at {0}:{1}. This could be because a firewall is blocking the connection back to the DAS or because the DAS host is known by a different name on the instance host {2}. To change the hostname that the DAS uses to identify itself please update the DAS admin HTTP listener address.

[可変情報]

{0}:ホスト名
{1}:ポート番号

[意味]

DASへの接続に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

本メッセージが出力される場合、エフェメラルポートが枯渇している可能性があります。

11.75.40 java.net.SocketExceptionで始まる例外情報」の「java.net.SocketException: No buffer space available (maximum connections reached?)」を参照して対処してください。

Deprecated syntax, instead use: {0}

[可変情報]

{0}:推奨なコマンドの形式

[意味]

非推奨なコマンドの形式が使用されました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

対処の必要はありません。

ただし、非推奨コマンドの形式の代わりに推奨コマンドの形式を使用するようにしてください。

Domain {0} at {1} is running. Stop it first.

[可変情報]

{0}:ドメイン名
{1}:DASが使用するファイルを格納するディレクトリー

[意味]

DASが停止していません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

DASを停止してください。

Error starting domain {0}.

[可変情報]

{0}:ドメイン名

[意味]

DASの起動処理中にエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されているメッセージをもとに原因を取り除いて、再度コマンドを実行してください。

Failed to connect to DAS during synchronization, caused by: {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

リポジトリーの同期化中にDASへの接続に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

DASが起動しているか確認してください。

Failed to rendezvous with DAS on {0}:{1}. Please check if this server is running, that the host and port are correct, and that this server is configured to allow remote access.

[可変情報]

{0}:ホスト名
{1}:ポート番号

[意味]

DASへの接続に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

DASが停止している可能性があります。起動しているか確認をしてください。

DASが起動している場合、エフェメラルポートが枯渇している可能性があります。「11.75.40 java.net.SocketExceptionで始まる例外情報」の「java.net.SocketException: No buffer space available (maximum connections reached?)」を参照して対処してください。

Failed to start process named {0}. Detail={1}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名
{1}:詳細情報

[意味]

GlassFish Serverインスタンスの起動に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

  • 本メッセージの前後に出力されているメッセージの対処を行ってください。

  • イベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)に出力されたメッセージの対処に従って、失敗した原因を調査してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

Failed to start process named {0}. PCMI Error Code={1}.

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名
{1}:エラー情報

[意味]

GlassFish Serverインスタンスの起動に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • 本メッセージの前後に出力されているメッセージの対処を行ってください。

  • 出力されたエラー情報{1}を確認して、以下の表の対処を行ってください。

    エラー情報{1}

    意味・対処

    100

    PCMIプロファイルの読込みに失敗、またはPCMIプロファイルの定義項目に指定された値に誤りがあります。

    イベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)に出力されたメッセージの対処に従ってPCMIプロファイルを読み込めるようにしてください。

    301

    同一名のGlassFish Serverインスタンスが起動中または起動処理中、停止処理中です。GlassFish Serverインスタンス名に誤りがある場合、再度正しいGlassFish Serverインスタンス名で処理を行ってください。

    また、GlassFish Serverクラスターに対する処理を行った場合、かつGlassFish Serverクラスター名に誤りがある場合、再度正しいGlassFish Serverクラスター名で処理を行ってください。

    GlassFish ServerインスタンスまたはGlassFish Serverクラスターの停止直後に起動操作を行った場合、本メッセージが出力される場合があります。「第12章 トラブルシューティング」の「12.2 コマンド実行時の異常」の「起動操作と停止操作連続実行時の異常」に従って対処してください。

    700

    GlassFish Serverインスタンスの起動処理中に異常が発生しました。イベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)に出力されたメッセージの対処に従って、失敗した原因を調査してください。メッセージが出力されていない場合は、サーバーログ、およびJava VMログに出力されている情報をもとに調査してください。なお、Java VMの異常を示すメッセージが出力されている場合は、「チューニングガイド」の「OpenJDK 8のチューニング」を参照し、異常終了した原因を調査してください。

    上記以外の場合、以下の対処に従ってください。

    • Java VMオプションに誤りがある可能性があります。Java VMログファイルを参照し、Java VMオプションが正しいかどうかを確認してください。

    • GlassFish Serverインスタンスのデバッグに使用するポートが他と重複している可能性があります。デバッグに使用しているポートが他で使用されていないかどうかを確認してください。

    • メモリ不足が発生している可能性があります。メモリが十分であるか確認してください。

    701

    GlassFish Serverインスタンスの起動処理でタイムアウトが発生しました。Java VMログに出力されているスレッドダンプを参照し、処理遅延が発生している箇所を確認してください。

    • ライフサイクルモジュールやアプリケーションの初期化処理に時間がかかっている場合、時間がかからないように処理を見直すか、「プロセス起動待ち時間」の値を増加させてください。

    • システム負荷によりGlassFish Serverインスタンスの起動処理に時間がかかる場合があります。「プロセス起動待ち時間」の値を増加させてください。

    「プロセス起動待ち時間」の設定については、「8.2 PCMIサービスの定義項目」を参照してください。

    1101

    PCMIサービスが停止中です。PCMIサービスを起動してください。

    他のエラー情報

    iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

Failed to stop process named {0}. PCMI Error Code={1}.

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名
{1}:エラー情報

[意味]

GlassFish Serverインスタンスの停止に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

  • 本メッセージの前後に出力されているメッセージの対処を行ってください。

  • 出力されたエラー情報{1}を確認して、以下の表の対処を行ってください。

    エラー情報{1}

    意味・対処

    302

    以下の可能性があります。

    • 停止状態のGlassFish Serverインスタンスに停止操作を実行すると、本メッセージが出力される場合があります。その場合は対処不要です。

    • PCMIサービスが異常終了した後、リカバリを行わずにPCMIサービスを起動して、GlassFish Serverインスタンスの停止操作を実行すると、本メッセージが出力される場合があります。「PCMIサービスの異常終了」を参照して、リカバリを行ってください。

    • 複数のGlassFish Serverインスタンスに同一のポート番号を指定して、GlassFish Serverインスタンスの停止操作を実行すると、本メッセージが出力される場合があります。ポート番号が重複しないように、設定を修正してください。復旧するにはPCMIサービスを再起動してください。

    • GlassFish ServerクラスターのJava VMログ(console.log)などGlassFishの資材が排他ロックされている状態でGlassFish Serverインスタンスが起動されると、GlassFish Serverインスタンスを停止する際に、本メッセージが出力される場合があります。復旧するにはPCMIサービスを再起動し、GlassFishの資材が排他ロックされないようにした状態でGlassFish Serverインスタンスを起動してください。

    303

    同一名のGlassFish Serverインスタンスが起動処理中または停止処理中です。

    GlassFish Serverインスタンス名に誤りがある場合、再度正しいGlassFish Serverインスタンス名で処理を行ってください。

    また、GlassFish Serverクラスターに対する処理を行った場合、かつGlassFish Serverクラスター名に誤りがある場合、再度正しいGlassFish Serverクラスター名で処理を行ってください。

    他のエラー情報

    iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

FATAL ERROR in native method: JDWP No transports initialized, jvmtiError=AGENT_ERROR_TRANSPORT_INIT(197)

[意味]

デバッグに使用するポートを開けませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

別のプロセスがデバッグに使用するポートを開いています。原因を調査して、ポート番号の重複を解消した後、DASの起動処理を実行してください。

既存のプロセスとポート番号が重複する原因として、以下の場合があります。list-domainsサブコマンドを使用して、DASの運用状態を確認してください。

  • DASが起動状態の場合、以下のいずれかの対処を実施してください。

    • DASの起動処理を中止します。

    • 起動状態のDASを停止してから、起動処理を再実行します。

  • DAS以外のプロセスが運用管理用HTTPリスナーのポート番号を開いている場合、以下のいずれかの対処を実施してください。

    • DAS以外のプロセスが開くポート番号を変更します。
      DASの運用状態が停止状態にも関わらず、本メッセージが出力されるとき、DASのプロセスが不正に残存している場合があります。「DASのプロセス回収手順」を参照して、DASのプロセスを回収してください。

    • DASが開くポート番号を変更します。
      デバッグ用のポート番号を変更する場合」を参照してください。

HTTP connection failed with code 403, message: Configuration access to an instance is not allowed; please connect to the domain admin server instead to make configuration changes

[意味]

GlassFish Serverインスタンスへの通信に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish運用資産のリストアを実施後に本メッセージが出力される場合、運用管理で使用する証明書の移行を実施していない可能性が考えられます。「12.14 GlassFish運用資産のリストア後の異常」の「GlassFish ServerクラスターやGlassFish Serverインスタンスの起動はできるが、その後のasadminコマンドによる操作に失敗する、またはエラーメッセージが出力される場合」を参照し、対処してください。


Illegal command name: {0}

[可変情報]

{0}:サブコマンド名

[意味]

サブコマンド名に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいサブコマンド名を指定して、再度コマンドを実行してください。

Incorrect current master password. You will not be able to change it.

[意味]

指定した現在のマスターパスワードに誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい現在のマスターパスワードを指定してください。

Instance {0} seems to be offline; command {1} was not replicated to that instance

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名
{1}:サブコマンド名

[意味]

GlassFish Serverインスタンスが起動していないため、同期化処理が行えませんでした。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

対処の必要はありません。次回GlassFish Serverインスタンス起動時に自動的に同期化処理が行われます。

Invalid boolean value for option: {0}, Value: {1}

[可変情報]

{0}:オプション名
{1}:指定された値

[意味]

Bool値を指定すべきオプションに「true」または「false」以外の値が指定されたため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

オプションに正しい値を指定して、再度コマンドを実行してください。

Invalid file for option: --{0}: {1}

[可変情報]

{0}:オプション名
{1}:エラーの原因

[意味]

ファイルを参照できないため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

可変情報に表示されているファイルの存在とアクセス権の有無を確認し、コマンドを再度実行してください。

Invalid option: {0}

[可変情報]

{0}:オプション名

[意味]

不正なオプションが指定されたため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいオプションを指定して、再度コマンドを実行してください。

javax.net.ssl.SSLHandshakeException: Remote host closed connection during handshake

[意味]

GlassFish Serverインスタンスへの通信に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish運用資産のリストアを実施後に本メッセージが出力される場合、運用管理で使用する証明書の移行を実施していない可能性が考えられます。「12.14 GlassFish運用資産のリストア後の異常」の「GlassFish ServerクラスターやGlassFish Serverインスタンスの起動はできるが、その後のasadminコマンドによる操作に失敗する、またはエラーメッセージが出力される場合」を参照し、対処してください。


Login information is not saved for host name [{0}] and port [{1}]

[可変情報]

{0}:ホスト名
{1}:ポート名

[意味]

ログイン情報の保存を行いませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。


Login information for PCMI service is not saved. domainsPath={0}, pcmiPath={1}

[可変情報]

{0}:詳細情報
{1}:詳細情報

[意味]

PCMIインスタンスインストールパスの取得に失敗し、PCMIサービスを使用することができません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

  • システム管理者権限(運用ユーザーを変更している場合は運用ユーザー権限)で再度実行してください。

  • GlassFishで利用するJVMオプション「-Dcom.fujitsu.appsrv.pcmi.instancePath=${DOMAIN_ROOT_DIR}/pcmi」が削除されています。DASに本JVMオプションを追加してください。デフォルトで定義されているJVMオプションについては、「8.8.15 Java VMの定義項目」を参照してください。

Missing value for option: {0}

[可変情報]

{0}:オプション名

[意味]

オプションの値が指定されていないため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいオプションの値を指定して、再度コマンドを実行してください。

No jvm-options were deleted (perhaps they never existed in the configuration)

[意味]

指定されたjvm-optionが存在していませんでした。

[システムの処理]

処理を継続します。

Node directory {0} does not exist or is not a directory

[可変情報]

{0}:ノード名

[意味]

指定したGlassFish Serverインスタンスが存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンスが存在するか確認してください。

Option {0} is required but was not specified

[可変情報]

{0}:オプション名

[意味]

オプションの値が指定されていないため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

可変情報に表示されたオプションを指定して、再度コマンドを実行してください。

コマンドオプションに空白を含む文字列が指定されていないか確認してください。

空白を含む文字列が指定されている場合は、空白を削除して再度コマンドを実行してください。

詳細は、「空白を含む文字列の指定」を参照してください。

Property element in sun-web.xml has null 'name' or 'value'

[意味]

GlassFish Web application deployment descriptor(glassfish-web.xml)のプロパティに対して、nameやvalueを指定していません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Web application deployment descriptor(glassfish-web.xml)に誤りがないか確認してください。

remote failure: {0}: Could not start instance {0} on node {1} ({2}).

[可変情報]

{0}:インスタンス名
{1}:ノード名
{2}:ホスト名

[意味]

GlassFish Serverインスタンスの起動に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンスの起動処理で異常が発生しました。

同時に出力されているメッセージおよびイベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)に出力されているメッセージの対処に従って、GlassFish Serverインスタンスの起動に失敗した原因を調査してください。

メッセージが出力されていない場合は、GlassFish ServerインスタンスのサーバーログおよびJava VMログに出力されている情報をもとに調査してください。

remote failure: A MailResource by name {0} already exists with resource-ref in target server.

[可変情報]

{0}:JNDI名

[意味]

指定されたJNDI名のJavaMailセッションはすでに存在します。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいJNDI名を指定して、再度コマンドを実行してください。

remote failure: A security map named {0} for connector connection pool {1} does not exist.

[可変情報]

{0}:セキュリティーマップの名前
{1}:コネクタ接続プールのプール名

[意味]

指定したコネクタ接続プールのセキュリティーマップが存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

セキュリティーマップの名前を確認し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: A work-security-map can have either (any number of) group mapping or (any number of) principals mapping but not both. Specify --principals or --usergroups.

[意味]

--principalsオプションと--usergroupsオプションの両方のオプションが指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

--principalsオプションと--usergroupsオプションのいずれか一方を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Adding User {0] to file realm {1} failed. {2}

[可変情報]

{0}:ユーザー名
{1}:fileレルムの名前
{2}:詳細情報

[意味]

fileレルムユーザーの作成が失敗しました。

以下の原因が考えられます。

  • 詳細情報{2}に以下の文字列が含まれている場合、指定したユーザー名は存在します。

    already exists
  • 詳細情報{2}に以下の文字列が含まれている場合、指定したfileレルムユーザーのパスワードに空白が含まれています。空白はパスワードに指定できません。

    Invalid surrounding whitespace in password
  • 詳細情報{2}に以下の文字列が含まれている場合、指定したユーザー名に使用できない文字が含まれています。

    Invalid characters in name
  • パスワードに指定できない文字が使用されている可能性があります。指定したパスワードを確認してください。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい値を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Adding User to file realm {0} failed. User name cannot be empty.
User name cannot be empty.

[可変情報]

{0}:fileレルムの名前

[意味]

fileレルムのユーザーの作成において空のユーザー名は指定できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいユーザー名を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Authrealm named {0} exists. Cannot add duplicate Authrealm.

[可変情報]

{0}:レルム名

[意味]

指定したレルム名は存在します。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいレルム名を設定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Authrealm named {0} not found.

[可変情報]

{0}:レルム名

[意味]

レルム名が存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいレルム名を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Cannot change a primary key
Change of {0}

[可変情報]

{0}:定義項目名

[意味]

指定された項目は定義作成後に変更できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定された項目の値を変更したい場合、一度定義を削除して再度定義を作成してください。

remote failure: Cannot change the element: null

[意味]

定義項目のJVMオプションはsetサブコマンドで変更できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

定義項目のJVMオプションを変更する場合は、create-jvm-optionsサブコマンドまたは、delete-jvm-optionsサブコマンドを実行してください。

remote failure: Could not change the attributes: {0}

[可変情報]

{0}:エラーの内容

[意味]

指定された定義項目値の変更に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

可変情報{0}に表示されているメッセージをもとに原因を取り除いて、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Could not change the attributes: Constraints for this MailResource configuration have been violated: on property [ {0} ] violation reason [ {1} ]

[可変情報]

{0}:プロパティ
{1}:エラー原因

[意味]

JavaMailセッションの定義項目の設定に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい値を指定して、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Could not change the attributes: javax.validation.ConstraintViolationException: Constraints for this MailResource configuration have been violated: on property [ {0} ] violation reason [ {1} ]

[可変情報]

{0}:プロパティ
{1}:エラー原因

[意味]

JavaMailセッションの定義項目の設定に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい値を指定して、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Creation of Authrealm {0} failed. {1}

[可変情報]

{0}:レルム名
{1}:詳細情報

[意味]

レルムの作成が失敗しました。

以下の原因が考えられます。

  • 詳細情報{1}に以下の文字列が含まれている場合、指定したレルム名に使用できない文字が含まれています。

    Constraints for this AuthRealm configuration have been violated
  • 詳細情報{1}に以下の文字列が含まれている場合、指定した実装クラスに誤りがあります。

    java.lang.ClassNotFoundException:
  • 詳細情報{1}に以下の文字列が含まれている場合、レルムの追加プロパティ JAASコンテキストが指定されていません。

    login module not specified
  • 詳細情報{1}に以下の文字列が含まれている場合、レルムの追加プロパティ キーファイルが指定されていません。

    file not specified.

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい値を指定して、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Creation of Password Alias {0} failed  Empty key
Empty Key

[可変情報]

{0}:パスワードエイリアス名

[意味]

パスワードエイリアス作成時に指定したパスワードが空文字です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

パスワードを指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Dotted name path {0} not found.

[可変情報]

{0}:定義項目名

[意味]

指定された定義項目名が存在しないため、操作に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

存在する定義項目名を指定して、再度操作を実行してください。

remote failure: Either the principal or the user group has to be specified while creating a security map. Both cannot be null.

[意味]

--principalsオプションと--usergroupsオプションの両方の指定がありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

--principalsオプションと--usergroupsオプションのいずれか一方を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Error occurred during deployment: Application {0} is already deployed in this domain. Please use create-application-ref command to create application reference on target server. Please see server.log for more details.

[可変情報]

{0}:アプリケーション名

[意味]

展開先のGlassFish Serverクラスターが削除されているアプリケーション{0}が配備されているため、アプリケーション{0}の配備に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

下記の手順を実行して、配備解除してください。

  1. 下記のとおり、asadminコマンドを実行します。(注)

    C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\asadmin create-application-ref --target server --enable false 【アプリケーション名】
  2. undeployサブコマンドのオプション--targetにserverを指定して実行します。

    C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\asadmin undeploy --target server 【アプリケーション名】

注)このユーザーの対処を除いて、create-application-refはサポートされません。実行しないでください。

remote failure: Error occurred during deployment: There is no installed container capable of handling this application {0}. Please see server.log for more details.

[可変情報]

{0}:アプリケーション名

[意味]

アプリケーションの配備に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

DASのサーバーログに出力されているメッセージをもとに対処を行ってください。

remote failure: Exception while cleaning application artifacts : {0}

[可変情報]

{0}:内部情報

[意味]

アプリケーション資産の削除中に例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

ディレクトリー配備を行っている場合、配備後に配備ディレクトリー内のサブディレクトリー名が変更されていないか確認してください。変更されている場合、配備時のディレクトリー名に戻してください。

remote failure: Failed to add principals to a security map with user groups.

[意味]

--addprincipalsと--addusergroupsオプションの両方が指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

--addprincipalsオプションと--addusergroupsのいずれか一方を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Failed to create lifecycle module: {0}

[可変情報]

{0}:エラーの内容

[意味]

ライフサイクルモジュールの作成に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

可変情報{0}に表示されているメッセージをもとに原因を取り除いて、再度コマンドを実行してください。

remote failure: File realm {0} does not exist.

[可変情報]

{0}:fileレルムの名前

[意味]

fileレルムの名前は存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいfileレルムの名前を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Invalid attribute name {0}

[可変情報]

{0}:定義項目名

[意味]

定義項目名が不正です。「.」が含まれていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

「.」を含む定義項目を指定して、再度操作を実行してください。定義項目名は「.」を含みます。

詳細は、「setサブコマンド」を参照してください。

remote failure: Invalid logger level found {0}.  Valid levels are: SEVERE, WARNING, INFO, FINE, FINER, FINEST

[可変情報]

{0}:ログレベル

[意味]

指定したログレベルが誤っています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいログレベルを指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Invalid logging attribute name found {0}.

[可変情報]

{0}:属性名

[意味]

指定した属性名は指定できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい属性名を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Invalid logging attribute name or value {0}={1}.

[可変情報]

{0}:属性名

{1}:属性値

[意味]

指定した属性名または属性値に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい属性名または属性値を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Invalid name value pair {0}. Missing expected equal sign.

[可変情報]

{0}:定義項目名

[意味]

「=」が指定されていませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい定義項目を指定し、再度操作を実行してください。

詳細は、「10.1.4.2 setサブコマンド」を参照してください。

remote failure: Invalid parameter: {0}.  Its value is {1} but it isn''t one of these acceptable values: {2}

[可変情報]

{0}:パラメーター名
{1}:設定値
{2}:期待値の一覧

[意味]

設定値に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

期待値の一覧に出力される文字列を設定してください。

remote failure: Invalid property syntax: {0}

[可変情報]

{0}:エラーの内容

[意味]

指定されたプロパティの形式に誤りがあるため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

プロパティの形式を見直して、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Invalid property syntax, missing property value: {0}=Invalid property syntax, missing property value: {0}=

[可変情報]

{0}:属性名

[意味]

属性値を省略することはできません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい属性値を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: JVM option {0} already exists in the configuration.

[可変情報]

{0}:指定したJVMオプション

[意味]

指定されたJVMオプションは定義済みのため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定したJVMオプションを確認し、再度コマンドを実行してください。

定義済みのJVMオプションを更新するには、まずJVMオプションを削除して、その後作成してください。

remote failure: JVM option {0} is invalid because it does not start with a ''-''

[可変情報]

{0}:オプション指定値

[意味]

不正なJVMオプションが指定されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

JVMオプションに「-」から始まる文字列を指定し、再度操作を実行してください。

remote failure: Missing expected dotted name part

[意味]

不正な定義項目が指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい定義項目を指定し、再度操作を実行してください。

remote failure: No configuration found for {0}

[可変情報]

{0}:定義項目名

[意味]

指定された定義項目名が存在しないため、操作に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

コマンドのオプションまたはオペランドの値のエスケープが必要な文字に対してエスケープが行われていない可能性があります。「エスケープ文字の利用」を参照してください。

存在する定義項目名を指定して、再度操作を実行してください。

remote failure: Password alias for the alias {0} does not exist.

[可変情報]

{0}:パスワードエイリアス名

[意味]

指定したパスワードエイリアスは存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

パスワードエイリアス名を確認し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Password alias with the specified name already exists. Please use the update-password-alias command to change it

[意味]

作成しようとしたパスワードエイリアスはすでに作成されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

パスワードエイリアス名を確認し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Password for user {0} has to be specified in --userpassword option or supplied through AS_ADMIN_USERPASSWORD property in the file specified in --passwordfile option.

[可変情報]

{0}:ユーザー名

[意味]

指定したパラメタが不足しているため、fileレルムユーザーの更新が失敗しました。

以下の原因が考えられます。

  • passwordfileオプションで指定したファイルにfileレルムユーザーのパスワードが指定されていません。

  • passwordfileオプション、groupオプションが指定されていません。両方、またはいずれかを指定する必要があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい値を指定して、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Specified connector connection pool {0} does not exist. Please specify a valid pool name.

[可変情報]

{0}:コネクタ接続プールのプール名

[意味]

指定したコネクタ接続プールは存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいコネクタ接続プールを指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Specified file user {0} not found  No such user [{0}].
No such user [{0}].

[可変情報]

{0}:fileレルムのユーザー

[意味]

fileレルムのユーザーは存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいfileレルムのユーザーを指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: The principal {0} already exists in connector connection pool {1}. Please give a different principal name.

[可変情報]

{0}:Principal
{1}:コネクタ接続プールのプール名

[意味]

--addprincipalsオプションに登録済みのPrincipalが指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

Principalを確認し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: The user-group {0} already exists in connector connection pool {1}. Please give a different user-group name.

[可変情報]

{0}:ユーザーグループ
{1}:コネクタ接続プールのプール名

[意味]

--addusergroupsオプションに登録済みのユーザーグループが指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

ユーザーグループを確認し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: There is no cluster named {0} in this domain.

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverクラスター名

[意味]

指定したGlassFish Serverクラスターが存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverクラスターが存在するか確認してください。

remote failure: This value {0} is given in both --addprincipals and --removeprincipals. The same value cannot given for these options.

[可変情報]

{0}:Principal

[意味]

--addprincipalsオプションと--removeprincipalsオプションに同名のPrincipalが指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

--addprincipalsオプションと--removeprincipalsオプションに同名のPrincipalを指定せずに、再度コマンドを実行してください。

remote failure: This value {0} is given in both --addusergroups and --removeusergroups. The same value cannot given for these options.

[可変情報]

{0}:ユーザーグループ

[意味]

--addusergroupsオプションと--removeusergroupsオプションに同名のユーザーグループが指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

--addusergroupsオプションと--removeusergroupsオプションに同名のユーザーグループを指定せずに、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Unable to create admin object.

[意味]

JMS送信先リソースの作成に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されるメッセージを確認し、以下の表を参照して、メッセージに対する対処を行ってください。

メッセージ

メッセージの可変情報

意味・対処

Target domain is not a supported type.

-

JMS送信先リソースを作成する場合、--targetオプションに「domain」は指定できません。「domain」以外の参照先を指定してください。

A AdminObjectResource by name %s1 already exists with resource-ref in target %s2.

[%s1]:JNDI名

[%s2]:--targetオプションで指定したJMS送信先リソースの参照先

--targetオプションで指定した参照先に同名のJMS送信先リソースが存在しています。別のJNDI名でJMS送信先リソースを作成してください。

A AdminObjectResource named %s1 already exists. If you are trying to create the existing resource configuration in target %s2, please use create-resource-ref command (or create resource-ref using admin console).

[%s1]:JNDI名

[%s2]:--targetオプションで指定したJMS送信先リソースの参照先

同名のJMS送信先リソースが存在しています。

別のJNDI名でJMS送信先リソースを作成する、または、create-resource-refサブコマンドで、JMS送信先リソースへの参照を作成してください。

A %s1 by name %s2 already exists.

[%s1]:リソースの種別

[%s1]:JNDI名

同名のJNDI名を持つリソースが存在しています。別のJNDI名でJMS送信先リソースを作成してください。

remote failure: Unable to delete Admin Object.

[意味]

JMS送信先リソースの削除に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • delete-jms-resourceサブコマンドで指定したJNDI名が正しいかを確認してください。

  • delete-jms-resourceサブコマンドで指定したリソースの参照先が正しいかを確認してください。

  • JMS送信先リソースに2つ以上の参照先が存在するかを確認してください。存在する場合は、delete-resource-refサブコマンドで、追加された参照先を削除してから再度実行してください。

  • delete-jms-resourceサブコマンドの--targetオプションに「domain」を指定していないかを確認してください。JMS送信先リソースを削除する場合、--targetオプションに「domain」は指定できません。

  • JMS送信先リソースに参照先が存在するかを確認してください。存在しない場合は、以下の手順でJMS送信先リソースを削除してください。

    1. create-resource-refサブコマンドで、削除したいJMS送信先リソースの参照先にserverを作成します。

      C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\asadmin create-resource-ref --target server jms/Queue

      /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin create-resource-ref --target server jms/Queue
    2. delete-jms-resourceサブコマンドの--targetオプションに「server」を指定して、JMS送信先リソースを削除します。

      C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\asadmin delete-jms-resource --target server jms/Queue

      /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin delete-jms-resource --target server jms/Queue

remote failure: Unable to delete Connector Resource.

[意味]

JMS接続ファクトリの削除に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

JMS接続ファクトリに2つ以上の参照先が存在するかを確認してください。存在する場合は、delete-resource-refサブコマンドで、追加された参照先を削除してから再度実行してください。

remote failure: JMS Resource {0} not found

[可変情報]

{0}:JMS接続ファクトリのJNDI名

[意味]

対象の参照先には、JMSリソースが見つかりませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

delete-jms-resourceサブコマンド実行時に指定したJMSリソースが存在する参照先を、list-jms-resourcesサブコマンドを使用して確認してください。確認後、対象のJMSリソースが存在する参照先を--targetオプションに指定して、delete-jms-resourceサブコマンドを再実行してください。

remote failure: Unknown plain text format.  A properly formatted response from a PlainTextActionReporter
always starts with one of these 2 strings: PlainTextActionReporterSUCCESS or PlainTextActionReporterFAILURE.  The response we received from the server was not understood: {0}

[可変情報]

{0}:レスポンスメッセージ

[意味]

不正な応答を受信しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されているメッセージをもとに原因を取り除いて、再度コマンドを実行してください。

ディレクトリー配備に失敗した場合、配備対象のディレクトリーに対して権限がない可能性があります。配備対象のディレクトリーを参照できるよう権限を変更してください。

remote failure: Updating user {0} in file realm {1} failed.  {2}

[可変情報]

{0}:ユーザー名
{1}:fileレルムの名前
{2}:詳細情報

[意味]

fileレルムユーザーの更新が失敗しました。

以下の原因が考えられます。

  • 詳細情報{2}に以下の文字列が含まれている場合、指定したグループのリストに使用できない文字が含まれています。

    Invalid characters in group
  • 詳細情報{2}に以下の文字列が含まれている場合、指定したユーザーが存在しません。

    No such user

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい値を指定して、再度コマンドを実行してください。

remote failure: Updating user in file realm {0} failed. User name cannot be empty.
User name cannot be empty.

[可変情報]

{0}:fileレルムの名前

[意味]

fileレルムのユーザーの更新において空のユーザー名は指定できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいユーザー名を指定し、再度コマンドを実行してください。

remote failure: User {0} does not exist in file realm {1}.  No such user [{0}].
No such user [{0}].

[可変情報]

{0}:ユーザー名
{1}:fileレルムの名前

[意味]

fileレルムのユーザーは存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいfileレルムのユーザーを指定し、再度コマンドを実行してください。

Remote server does not listen for requests on [localhost:{0}]. Is the server up?
No such local command, {1}. To run remote commands, start the application server (e.g. 'asadmin start-domain').

[可変情報]

{0}:ポート番号
{1}:サブコマンド名

[意味]

指定したポート番号でサーバーが動作していません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

DASを起動するか、正しいポート番号を指定して、再度コマンドを実行してください。

Repeats not allowed for option: {0}

[可変情報]

{0}:オプション名

[意味]

オプション名が重複しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

重複したオプションを削除して、再度コマンド実施してください。

Server {0} is running. You need to stop the instance before the master-password can be changed.

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名

[意味]

GlassFish Serverインスタンスが停止していません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンスを停止してください。

Server instance directory {0} does not exist or is not a directory

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンスパス

[意味]

指定したGlassFish Serverインスタンスが存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンスが存在するか確認してください。

Something went wrong in creating the local filesystem for instance {1}: {2}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名
{1}:エラー情報

[意味]

GlassFish Serverインスタンスの作成に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されるエラー情報のメッセージを参照して対処してください。

System Property named {0} deleted from given target server. Make sure you check its references.

[可変情報]

{0}:プロパティ名

[意味]

指定されたプロプティが削除されました。

[システムの処理]

処理を継続します。

The command {0} failed for: {1}

[可変情報]

{0}:サブコマンド名
{1}:インスタンス名

[意味]

サブコマンド{0}の実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されているメッセージの対処に従ってコマンド実行の失敗の原因を取り除いて、再度コマンドを実行してください。

The domains directory {0}
contains multiple domains.  Please specify a domain.
Available domains: {1}

[可変情報]

{0}:DASが使用するファイルを格納するディレクトリー
{1}:存在するディレクトリー名

[意味]

DASが使用するファイルを格納するディレクトリーが複数あります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

domain1以外のディレクトリーを退避するか、削除してください。

The instance does not exist on this machine.

[意味]

指定したGlassFish Serverインスタンスが存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンスが存在するか確認してください。

The instance install path of PCMI service is set to an invalid value. Invalid value={0}.

[可変情報]

{0}:インスタンスインストールパス

[意味]

PCMIインスタンスインストールパスの取得に失敗し、PCMIサービスを使用することができません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

GlassFishで利用するJVMオプション「-Dcom.fujitsu.appsrv.pcmi.instancePath=${DOMAIN_ROOT_DIR}/pcm」が削除されています。DASまたはGlassFish Serverクラスターに本JVMオプションを追加してください。デフォルトで定義されているJVMオプションについては、「8.8.15 Java VMの定義項目」を参照してください。

The master password is incorrect.

[意味]

master-passwordファイルが存在しません。または、--passwordfileオプションで指定したファイルに記載されているマスターパスワードに誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

master-passwordファイルが存在しない場合、change-master-passwordサブコマンドを利用してマスターパスワードをファイルに保存するか、--passwordfileオプションを使用してください。

--passwordfileオプションを指定していた場合、ファイルに記載されたマスターパスワードに誤りがないか確認をしてください。

詳細は「10.1.17.2 change-master-passwordサブコマンド」を参照してください。

There are no domains in {0}

[可変情報]

{0}:DASが使用するファイルを格納するディレクトリー

[意味]

DASが使用するファイルがありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

環境が壊れているので、再インストールしてください。

There is a process already using the admin port {0} -- it probably is another instance of a GlassFish server.

[可変情報]

{0}:運用管理用HTTPリスナーのポート番号

[意味]

運用管理用HTTPリスナーに使用するポート番号を開いているプロセスが存在します。

または、ホスト名からIPアドレスが解決できない環境でDASを起動した可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

ホスト名からIPアドレスが解決できない環境である場合、hostsファイルにマシンのホスト名とIPアドレスを定義してください。

ホスト名からIPアドレスが解決できる環境である場合、別のプロセスが運用管理用HTTPリスナーを開いている原因を調査してください。ポート番号の重複を解消した後、DASまたはGlassFish Serverインスタンスの起動処理を実行してください。

DASの運用管理用HTTPリスナーポートと既存のプロセスとポート番号が重複する原因として、以下の場合があります。list-domainsサブコマンドを使用して、DASの運用状態を確認してください。

  • DASが起動状態の場合、以下の対処を実施してください。

    • 起動状態のDASを停止してから、起動処理を再実行します。

  • DAS以外のプロセスが運用管理用HTTPリスナーのポート番号を開いている場合、以下のいずれかの対処を実施してください。

GlassFish Serverインスタンスの運用管理用HTTPリスナーポートと既存のプロセスとポート番号が重複する原因として、以下の場合があります。list-instancesサブコマンドを使用して、GlassFish Serverインスタンスの運用状態を確認してください。

  • GlassFish Serverインスタンスが起動状態の場合、以下の対処を実施してください。

    • GlassFish Serverインスタンスを停止してから、起動処理を再実行します。

  • 他のGlassFish Serverインスタンスまたはプロセスが運用管理用HTTPリスナーのポート番号を開いている場合、以下のいずれかの対処を実施してください。

    • 他のGlassFish Serverインスタンスまたはプロセスが開くポート番号を変更します。

    • GlassFish Serverインスタンスが開くポート番号を変更します。

There is no such domain directory: {0}

[可変情報]

{0}:DASが使用するファイルを格納するディレクトリー

[意味]

指定されたドメインは存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

start-domainサブコマンドのオペランドを省略するか、domain1を指定してください。

The server exited prematurely with exit code {0}.
Before it died, it produced the following output:
{1}

[可変情報]

{0}:復帰値
{1}:DASが出力したメッセージ

[意味]

起動処理中に、DASが復帰値{0}で終了しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

可変情報{1}を参照して、DASの起動処理が失敗した原因を取り除いてください。

WARNING: Command {0} did not complete successfully on server instance {1}: {2}

[可変情報]

{0}:コマンド名
{1}:GlassFish Serverインスタンス名
{2}:例外情報

[意味]

コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力される例外情報に「java.net.SocketException: No buffer space available (maximum connections reached?)」が含まれている場合、エフェメラルポートが枯渇していることが考えられます。

11.75.40 java.net.SocketExceptionで始まる例外情報」の「java.net.SocketException: No buffer space available (maximum connections reached?)」を参照して対処してください。