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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

8.8.5 管理サービスの定義項目

定義項目

項目名

プロパティ名

get

set

list

アドレス

address

×

ポート

port

×

オートリロード

dynamic-reload-enabled

×

オートリロードのポーリング間隔

dynamic-reload-poll-interval-in-seconds

×

管理セッションタイムアウト

admin-session-timeout-in-minutes

×


アドレス

定義項目名

${clusterName_instanceName_configName}.admin-service.jmx-connector.system.address

説明

JMXコネクタのサーバースタブを登録する場合、指定するサービスのIPアドレスで指定します。システムに複数のIPアドレス(ネットワークインターフェイス)を持っている場合は、接続するサーバーから参照できる特定のIPアドレスを指定してください。
すべてのネットワークインターフェイスを指定する場合、「0.0.0.0」を指定します。

範囲

任意の文字列

初期

0.0.0.0


ポート

定義項目名

${clusterName_instanceName_configName}.admin-service.jmx-connector.system.port

説明

JMXコネクタが使用するRMIレジストリの接続ポート番号を指定します。指定した番号に対して、クライアントからアクセスしてください。


一般ユーザーでJakarta EEアプリケーションを運用する場合、1~1024のポートを使用することはできません。

注意

  • GlassFish Serverクラスター配下のGlassFish Serverインスタンスのポート番号はシステムプロパティとして定義されています。
    GlassFish Serverクラスター配下のGlassFish Serverインスタンスのポート番号を変更する場合は、本項目を更新せず、システムプロパティの値を変更してください。
    システムプロパティの詳細については、「8.8.1 定義時に利用できるプロパティ」を参照してください。

  • ポート番号には、システム上のアプリケーションを含むすべてのサービスにおいて、それぞれ異なるポート番号を設定する必要があります。以下の値を設定しないでください。

    • システム内の他のサービス、システム上のアプリケーションが使用するポート番号

    • システムが動的に割り当てる領域のポート番号(エフェメラルポート)

    ポート番号の設定については、「付録D ポート番号」を参照してください。

範囲
  • DASの場合

    1~65535

  • GlassFish Serverクラスター配下のGlassFish Serverインスタンスの場合

    ${JMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORT}(注)

初期
  • DAS

    18746

  • GlassFish Serverクラスター配下のGlassFish Serverインスタンスの場合

    システムプロパティJMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORTのデフォルト値(注)


オートリロード

定義項目名

server.admin-service.das-config.dynamic-reload-enabled

説明

オートリロード機能を有効にする(true)/しない(false)を指定します。
オートリロード機能の詳細は、「4.5.9 アプリケーションのオートリロード」を参照してください。

範囲
  • true

  • false

初期

false


オートリロードのポーリング間隔

定義項目名

server.admin-service.das-config.dynamic-reload-poll-interval-in-seconds

説明

".reload"ファイルのタイムスタンプの更新をポーリングする間隔を指定します。オートリロード機能を有効にした場合のみ動作します。

範囲

1~2147483647(秒)

初期

2


理セッションタイムアウト

定義項目名

server.admin-service.das-config.admin-session-timeout-in-minutes

説明

GlassFish Server管理コンソールのセッションタイムアウト値です。この項目はDASに対してのみ設定できます。

範囲

0~35791394(分)

0を指定した場合、セッションはタイムアウトしません。

なお、範囲外の値をasadminコマンドで設定しようとすると、以下のメッセージが出力されます。

remote failure: Could not change the attributes: Constraints for this DasConfig configuration have been violated: on property [ adminSessionTimeoutInMinutes ] violation reason [ {0} ]
[可変情報]

{0}:エラー原因

[意味]

管理セッションタイムアウトの設定に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい値を指定して、再度コマンドを実行してください。

初期

60分


関連情報

詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。

内容

参照先

機能説明

1.4.19 GlassFish Server管理コンソールの注意事項」の「セッションタイムアウトの発生について」、「セッションタイムアウト時間の指定について」

チューニング方法

6.14.1 セッションタイムアウト

コマンド

asadminコマンドの以下のサブコマンド
  getサブコマンド
  setサブコマンド
  listサブマンド