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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.6.2 通信経路の違いによる運用形態

通信経路の違いによる運用形態について説明します。
WebブラウザーなどのクライアントからGlassFish ServerクラスターやDAS上に配備されたアプリケーションへアクセスする際に、その通信経路の違いによって以下の運用形態があります。

ポイント

Webサーバーを経由する運用とWebサーバーを経由しない運用では使用できる機能に差があります。
以下を参照し、必要な機能が使用できる運用形態を選択してください。
  「付録H Interstage HTTP Server 2.4との機能比較
GlassFishに該当する機能がない場合は、Webサーバーを経由する運用形態にして、Interstage HTTP Server 2.4の機能を使用してください。

注意

Webサーバーを経由する/しないの運用形態に合わせて、以下を参照して各種設定をしてください。

Webサーバーを経由しない運用

Webブラウザーなどのクライアントから直接Webコンテナへアクセスしたり、クライアントから負荷分散装置を経由してWebコンテナにアクセスする運用形態です。


Webサーバーを経由する運用

WebブラウザーなどのクライアントからWebサーバーを経由してWebコンテナへアクセスする運用形態です。
クライアントとWebサーバーの間に負荷分散装置を配置する場合もこの運用形態になります。


以下のように、別のマシンにWebサーバーを置くことができます。WebサーバーのみをDMZに配置することにより、GlassFish Serverクラスターが動作するマシンを安全な内部ネットワークに配置することができます。