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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.6.1 利用目的の違いによる運用形態

DASによる運用

開発環境で選択する運用形態です。

アプリケーションを開発する目的で使用する運用形態です。インストール直後からDASは存在しており、GlassFish Serverクラスターを作らずにアプリケーションの動作を確認することができます。ただし、DAS上では、本番環境での業務運用利用はできません。

WebブラウザーからDASに配備されたアプリケーションへアクセスするポート番号は、直接アクセスする場合以下となっています。

  • HTTPリスナー: 28787番

  • HTTPSリスナー: 28888番

必要に応じてHTTP(HTTPS)リスナーのポート番号を変更してください。ポート番号の変更方法については、「付録D ポート番号」を参照してください。

なお、インストール直後の状態では、DASはWebサーバーと連携していません。Webサーバーとの連携方法は、「4.7 Webサーバーを経由する場合の運用準備」を参照してください。

GlassFish Serverクラスターによる運用

アプリケーションを業務運用する目的で使用する運用形態です。

GlassFish Serverクラスターは、インストール直後には存在しないため、新たに作成する必要があります。DASとGlassFish Serverクラスターの提供機能の違いについては、「2.3.5 GlassFish Serverクラスターとの差異」を参照してください。