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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

2.2.2 PCMIサービスのファイル構成

PCMIサービスの管理情報を格納するディレクトリーとして、以下の「PCMIインスタンスディレクトリー」が作成されます。

[運用資産格納ディレクトリー]\pcmi
[運用資産格納ディレクトリー]/pcmi

上記のディレクトリーには、以下のファイルが格納されます。

カレントディレクトリー

DASまたはGlassFish ServerインスタンスのJava VMプロセスのカレントディレクトリーは、以下の構成で作成されます。


DASのカレントディレクトリー


GlassFish Serverインスタンスのカレントディレクトリー


カレントディレクトリーの退避先

カレントディレクトリーの退避先は、以下の構成で作成されます。


DASまたはGlassFish Serverインスタンスの起動時、カレントディレクトリーがローテーションし、以前のディレクトリーは「old.x (x:0からの連番)」のディレクトリー名で保持されます。カレントディレクトリーのローテーションは、DASまたはGlassFish Serverインスタンス単位に実施されるため、同一のGlassFish Serverクラスターに存在するGlassFish Serverインスタンスであっても、プロセスの自動再起動や縮退運用の影響により、ローテーションのタイミングが異なることがあります。

バックアップする世代数の上限は、PCMIプロファイルの「退避するカレントディレクトリの世代数」(省略値:1)で設定します。


参照