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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

まえがき

本書の目的

本書は、InterstageのGlassFishを利用してアプリケーションの開発や運用を行うために必要な、機能、開発方法、運用方法、メンテナンスなどを説明しています。

本書は、以下の方を対象にしています。

クライアントパッケージについて

クライアントパッケージでは、アプリケーションクライアントコンテナ機能を用いてJakarta EEアプリケーションクライアントを実行できます。また、Java SEスタンドアロンアプリケーションを実行できます。

前提知識

本書を読む場合、以下の知識が必要です。

本書の構成

本書は、以下の構成になっています。


第1章 GlassFishの概要

GlassFishの概要について説明しています。

第2章 Jakarta EEアプリケーション実行環境の提供機能

Jakarta EEアプリケーション実行環境の提供機能について説明しています。

第3章 Jakarta EEアプリケーションの開発

Jakarta EEアプリケーションの開発について説明しています。

第4章 Jakarta EEアプリケーションの運用

Jakarta EEアプリケーションの運用方法について説明しています。

第5章 GlassFishのセキュリティ

GlassFishのセキュリティについて説明しています。

第6章 GlassFishのチューニング

GlassFishを運用する際のチューニングについて説明しています。

第7章 高信頼性システムの運用

高信頼性システムの運用方法について説明しています。

第8章 定義項目一覧

GlassFishの定義項目について説明しています。各定義項目の初期値や指定可能な範囲などについては本章を参照してください。

第9章 メンテナンス(運用資産のバックアップ/他サーバーへの運用資産移行)

GlassFishのメンテナンスについて説明しています。

第10章 GlassFishの運用コマンド

GlassFishの運用コマンドについて説明しています。

第11章 GlassFishのメッセージ

GlassFishで出力されるメッセージについて説明しています。

第12章 トラブルシューティング

GlassFishの運用時に発生するトラブルの解決方法について説明しています。

第13章 J2EEからJakarta EE 8への移行

J2EEからJakarta EE 8への移行について説明しています。

第14章 Java EE 5からJakarta EE 8への移行

Java EE 5からJakarta EE 8への移行について説明しています。

第15章 Java EE 6からJakarta EE 8への移行

Java EE 6からJakarta EE 8への移行について説明しています。

第16章 Java EE 7からJakarta EE 8への移行

Java EE 7からJakarta EE 8への移行について説明しています。

付録A Java DB

Java DBについて説明しています。

付録B ファイル構成

ファイル構成について説明しています。

付録C ログ情報

ログ情報について説明しています。

付録D ポート番号

ポート番号について説明しています。

付録E プロセス情報

プロセス情報について説明しています。

付録F ソフトウェア条件

ソフトウェア条件について説明しています。

付録G メッセージ情報

監視が必要なメッセージについて説明しています。

付録H Interstage HTTP Server 2.4との機能比較

Interstage HTTP Server 2.4とGlassFishの機能の違いについて説明しています。

本書の表記について

本書では、説明するうえで、次に示す名称、略称および記号を使用しています。

マニュアル内の表記

マニュアル中で、自身を参照する場合は、「本書」と記述します。

本製品のマニュアル名称を記述する場合、マニュアル名の先頭の「FUJITSU Software Interstage Application Server VXX.XX.XX(Xにはバージョンを表す数値)」を省略します。

ソフトウェア名称

本書では、以下のソフトウェアの名称を略称で表記しています。

ソフトウェア名称

略称

FUJITSU Software Enterprise Postgres

Enterprise Postgres

Microsoft(R) Internet Explorer

Internet Explorer

Microsoft(R) SQL Server(R)

Microsoft SQL Server

用語

本書では、以下の用語を使用しています。

用語

意味

運用資産格納ディレクトリー

PCMIサービス、GlassFish Serverクラスター、およびDAS資産を格納するディレクトリーを指します。

DAS

ドメイン管理サーバーの略称です。

Enterprise JavaBean

Jakarta(TM) Enterprise Beansを指します。

EJB

Java(TM) Mail

Jakarta(TM) Mailを指します。

Java(TM) Servlet

Jakarta(TM) Servletを指します。

Java(TM) Server Pages

Jakarta(TM) Server Pagesを指します。

Java(TM) WebSocket

Jakarta(TM) WebSocketを指します。

Java(TM) Managed Beans

Jakarta(TM) Managed Beansを指します。

RESTful Webサービス

Jakarta(TM) RESTful Webサービスを指します。

Java(TM) Persistence

Jakarta(TM) Persistenceを指します。

Implementing Enterprise Web Services

Jakarta(TM) Enterprise Web Servicesを指します。

Concurrency Utilities for Jakarta(TM) EE

Jakarta(TM) Concurrencyを指します。

Jakarta(TM) EE Connector Architecture

Jakarta(TM) Connectorsを指します。

製品の表記について

本書での以下の表記については、それぞれの基本ソフトウェアに対応した製品を示しています。

表記

説明

RHEL7(Intel64)

Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)を前提基本ソフトウェアとした本製品

RHEL8(Intel64)

Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)を前提基本ソフトウェアとした本製品

インストールフォルダについて

本書では、Windows Serverにインストールするインストールフォルダを「C:\Interstage」と表記しています。インストールフォルダを変更した場合は、実際のインストールフォルダに読み替えてください。

商標について

そのほか、本マニュアルに記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。

著作権表示

Copyright 2021 FUJITSU LIMITED

2021年10月 第3版

2021年9月 第2版

2021年6月 初版