cfrestore コマンド実行時のログファイル出力メッセージを、アルファベット順に説明します。
内容
このメッセージは、cfrestore の処理が開始したことを示します。
対処
対処する必要はありません。
内容
このエラーメッセージは、指定されたノードがアクティブな PRIMECLUSTER ノードであることを示しています。このため、クラスタ構成情報のリストアを実行すると重大なエラーが発生する可能性があります。
対処
リストアを行なう場合は、ノードを停止してから行なってください。
内容
このメッセージは、cfrestore コマンドがエラーコード 2 または 3 で終了したことを示します。
対処
このメッセージと同時に出力される理由を示すメッセージを参照してください。
内容
cfrestore コマンドは、/opt/SMAW/ccbr/plugins ディレクトリで実行可能なスクリプトを発見できませんでした。
対処
システムに PRIMECLUSTER のパッケージが適切にインストールされていない可能性があります。インストール時にエラーが発生していないことを確認してください。
適切にインストールされている場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取します。その後、当社技術員 (SE) に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
内容
このエラーメッセージは、cfrestore コマンドが $CCBROOT.tar.Z のアーカイブファイルを検出できなかったことを示しています (Solaris)。 CCBROOT の値は、ノード名および世代番号を使用して設定されます。
対処
archivefile が存在することを確認してください。
内容
このエラーメッセージは cfrestore コマンドが圧縮アーカイブファイルの伸張 (uncompress) に失敗したことを示しています。
対処
/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf に定義されている CCBRHOME ディレクトリ配下のファイルを採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。
内容
このエラーメッセージは cfrestore コマンドがアーカイブファイルからバックアップツリーの展開に失敗したことを示しています。
対処
/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf に定義されている CCBRHOME ディレクトリ配下のファイルを採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。
内容
このエラーメッセージは cfrestore コマンドが圧縮アーカイブファイルの作成 (compress) に失敗したことを示しています。
対処
/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf に定義されている CCBRHOME ディレクトリ配下のファイルを採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。
内容
このエラーメッセージは、FORCE モードでアーカイブファイルが作成されたことを示しています (通常、エラー状態を無視してアーカイブを作成します)。
対処
バックアップアーカイブのエラーログファイルを参照して、本データのリストアが有効であることを必ず確認してください。
内容
このエラーメッセージは、プラグインモジュールが指定された /opt/SMAW/ccbr/plugins ディレクトリに存在しないことを示しています。 通常 PRIMECLUSTER パッケージがアンインストールされたか、インストールされていないことが考えられます。また、新旧のパッケージで該当するプラグインの名称が異なっている可能性があります。
対処
/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf に定義されている CCBRHOME ディレクトリ配下のファイルを採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。
内容
このエラーメッセージは、cfrestore の問い合わせ、"Are you sure you want to continue(y/n) ?" に「はい」と答えなかったことを示しています。FORCE モードでない限り、処理が止まる可能性があります。
対処
上記問い合わせに対しては "y" と返答してください。
内容
このエラーメッセージは、プラグインモジュールの検証ルーチンが、cfrestore コマンドにエラーコード 2 または 3 を返したことを示します。妥当性検証に実行に失敗した可能性があります。プラグインが原因を特定できるように、妥当性検証は継続します。
対処
/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf に定義されている CCBRHOME ディレクトリ配下のファイルを採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。
内容
このエラーメッセージは、バックアップツリーのルートサブディレクトリから生成した全ファイルツリーの自動 cpio リストアが失敗したことを示しています。cpio コマンドは詳細モードで実行されます。
このため、どのファイルがリストアされたかについて履歴が残されます。リストア処理が不完全な場合、通常一部のリストアは実行されています。 これにより重大な問題が発生する可能性があります。
対処
変更されたファイルを手動でリストアしてください。
内容
このエラーメッセージは、cfrestore がバックアップツリーから自動的にリストアするファイルを検出できなかったことを示しています。通常は、アーカイブファイルが損傷していることが考えられます。
対処
/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf に定義されている CCBRHOME ディレクトリ配下のファイルを採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。
内容
このエラーメッセージは、指定されたプラグインモジュールのリストアルーチンが、cfrestore コマンドにエラーコード 2 または 3 を返したことを示します。リストアルーチンを起動するのに必要なプラグインの数は多くありません。 プラグインが原因を特定できるように、リストア処理は継続します。
対処
この時点での問題は、自動 cpio リストアの後に、個別に検証し、手動で修正してください。
内容
このエラーメッセージは cfrestore コマンドがすべての処理を完了したことを示しています。処理の間に返されたリターンコードのうち、最も値が高いものがリターン/ エラーコードの値として使用されます。
対処
対処する必要はありません。