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PRIMECLUSTER 活用ガイド<メッセージ集>
FUJITSU Software

6.1.1 情報(NOTICE)メッセージ

この章では、switchlog に現れるRMS 情報メッセージについて詳しく説明します。

表示されたメッセージのコンポーネント名を確認し、以下の表で参照先を決定します。メッセージ番号順に説明されています。

コンポーネント名

参照先

ADC

"6.1.1.1 ADC: Admin 構成"

ADM

"6.1.1.2 ADM: Adminキュー、コマンドキュー、ディテクタキュー"

BAS

"6.1.1.3 BAS: 起動および構成定義エラー"

BM

"6.1.1.4 BM: ベースモニタ"

CML

"6.1.1.5 CML: コマンドライン"

CTL

"6.1.1.6 CTL: コントローラ"

CUP

"6.1.1.7 CUP: userApplication コントラクト"

DET

"6.1.1.8 DET: ディテクタ"

GEN

"6.1.1.9 GEN: 汎用ディテクタ"

INI

"6.1.1.10 INI: init スクリプト"

MIS

"6.1.1.11 MIS: その他"

SCR

"6.1.1.12 SCR: スクリプト"

SHT

"6.1.1.13 SHT: シャットダウン"

SWT

"6.1.1.14 SWT: 切替要求 (hvswitch コマンド)"

SYS

"6.1.1.15 SYS: SysNode オブジェクト"

UAP

"6.1.1.16 UAP: userApplication オブジェクト"

US

"6.1.1.17 US: us ファイル"

WLT

"6.1.1.18 WLT: Wait リスト"

WRP

"6.1.1.19 WRP: ラッパ"

6.1.1.1 ADC: Admin 構成

(ADC, 6) Host <SysNode> with configuration <configfile> requested to join its cluster.

内容

ノード <SysNode> から RMS構成定義ファイル <configfile> を使用したクラスタへの組み込み要求がありました。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 22) Attempting to clear the cluster Wait state for SysNode <sysnode> and reinitialize the Online state.

内容

ノード<sysnode>のWait状態をクリアし、Online状態に戻します。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 26) An out of sync modification request request1, request2 has been detected.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 28) Dynamic modification finished.

内容

動的変更が終了しました。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 29) Config file "CONFIG.rms" is absent or does not contain a valid entry, remaining in minimal configuration.

内容

構成定義ファイル CONFIG.rms が存在しないか、有効なエントリが含まれないため、最小の構成を使用します。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 42) No remote host has provided configuration data within the interval specified by HV_WAIT_CONFIG. Running now the default configuration as specified in "CONFIG.rms"

内容

リモートホストから、 HV_WAIT_CONFIG で指定された時間内に構成定義情報を提供されないため、CONFIG.rms で指定されたデフォルトの構成で起動します。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 50) hvdisp temporary file <filename> exceeded the size of <size> bytes, hvdisp process <pid> is restarted.

内容

RMS BM(ベースモニタ)が構成データを hvdisp プロセスに転送するために使用する一時ファイル <filename> のサイズが <size> を超えたため、hvdisp プロセス <pid> は再起動されます。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 52) Waiting for application <userapplication> to finish its <request> before shutdown.

内容

RMSの停止処理は、クラスタアプリケーションの処理の完了を待ち合わせ中です。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 53) Waiting for application <app> to finish its switch to a remote host before shutdown.

内容

RMS が停止する前に userApplication <app> のリモートノードへの切替えを待ち合わせています。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 54) Waiting for host <sysnode> to shut down.

内容

ノード<sysnode>のRMSが停止中です。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 55) No busy application found on this host before shutdown.

内容

RMS が停止する前にビジー状態の userApplication は見つかりませんでした。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 56) Waiting for busy or locked application <app> before shutdown.

内容

RMS は停止処理の前に userApplication <app> のビジーまたはロック状態の解消を待ち合わせています。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 66) Notified SF to recalculate its weights after dynamic modification.

内容

シャットダウン機構により重みの割当てが設定されました。

対処

対処する必要はありません。

(ADC, 71) Please check the bmlog for the list of environment variables on the local node.

内容

ローカルノードのRMS環境変数の一覧がbmlogに出力されます。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.2 ADM: Adminキュー、コマンドキュー、ディテクタキュー

(ADM, 35) Dynamic modification started with file <configfilename> from host <sysnode>.

内容

RMSは動的変更を開始します。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 92) Starting RMS now on all available cluster hosts

内容

クラスタのすべてのノードで RMS が起動します。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 93) Ignoring cluster host <SysNode>, because it's in state: State

内容

全ノードの RMS を起動する操作が実行されましたが、ノード <SysNode> の状態が<State> であるため、操作を無視しました。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 94) Starting RMS on host <SysNode> now!

内容

全ノードの RMS を起動する操作が実行されたため、ノード<SysNode>でRMSを起動します。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 101) Processing forced shutdown request for host SysNode. (request originator: RequestSysNode)

内容

ノード <RequestSysNode> で、ノード <SysNode> に対する RMS の強制停止コマンドが実行されました。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 103) app: Shutdown in progress. AutoSwitchOver (ShutDown) attribute is set, invoking a switchover to next priority host

内容

AutoSwitchOver に Shutdown 属性が設定されているため、RMS 停止により userApplication <app> は次の優先度のノードへ切り替わります。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 104) app: Shutdown in progress. AutoSwitchOver (ShutDown) attribute is set, but no other Online host is available. SwitchOver must be skipped!

内容

AutoSwitchOver に Shutdown 属性が設定されているため、RMS 停止により userApplication <app> が他のノードへ切り替わろうとしましたが、切替え可能な Online 状態のノードが存在しないため切替え要求は取り消されました。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 108) Processing shutdown request for host SysNode. (request originator: RequestSysNode)

内容

ノード <RequestSysNode> で、ノード <SysNode> に対する RMS の停止コマンド(hvshut -l/-s)が実行されました。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 109) Processing shutdown request for all hosts. (request originator: SysNode)

内容

ノード <SysNode> で、すべてのノードに対する RMS の停止コマンド(hvshut -a)が実行されました。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 112) local host is about to go down. CLI requests on this hosts are no longer possible

内容

メッセージが出力されたノードの RMS は間もなく停止するため、このノードの RMS に対する要求は処理されません。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 119) Processing hvdump command request for local host <sysnode>.

内容

hvdumpコマンドが呼びだされたときに、このメッセージが出力されます。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 124) Processing forced shutdown request for all hosts. (request originator: SysNode)

内容

ノード <SysNode> で、すべてのノードに対する RMS の強制停止コマンドが実行されました。

対処

対処する必要はありません。

(ADM, 127) debugging is on, watch your disk space in /var (notice #count)

内容

デバッグモードが on なので、/var のディスクスペースに注意してくださいというメッセージです。hvutil -l でデバッグモードを on にした場合に表示されます。

対処

/var のディスクスペースが充分であることを確認してください。

6.1.1.3 BAS: 起動および構成定義エラー

(BAS, 33) Resource <resource> previously received detector report "DetReportsOfflineFaulted", therefore the application <app> cannot be switched to this host.

内容

リソース <resource> はディテクタから "DetReportsOfflineFaulted" を通知されたため、userApplication <app> をローカルノードに切り替えることはできません。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.4 BM: ベースモニタ

(BM, 9) Starting RMS monitor on host <sysnode>.

内容

ノード <SysNode> の RMSが起動しました。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 27) Application <userapplication> does not transition to standby since it has one or more faulted or cluster exclusive online resources.

内容

少なくとも1つのリソースがFaulted状態、または排他リソースにもかかわらずOnline状態であるため、アプリケーション<userapplication> はStandby状態に遷移しません。

対処

前後のメッセージを確認し、必要に応じてそれらの対処を行ってください。

(BM, 34) RMS invokes hvmod in order to modify its minimal configuration with a startup configuration from the command line.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 35) RMS invokes hvmod in order to bring in a new host that is joining a cluster into its current configuration.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 36) RMS invokes hvmod in order to modify its minimal configuration with a configuration from a remote host while joining the cluster.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 37) RMS invokes hvmod in order to delete a host from its configuration while ejecting the host from the cluster.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 38) RMS invokes hvmod in order to bring a host from a cluster to which it is about to join.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 39) RMS invokes hvmod in order to run a default configuration.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 40) RMS starts the process of dynamic modification due to a request from hvmod utility.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 43) Package parameters for packagetype package <package> are <packageinfo>.

内容

パッケージ<package>に関する情報を表示するメッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 44) Package parameters for <package1> / <package2> package not found.

内容

パッケージ <package1> および <package2> がインストールされていません。

対処

必要に応じて、パッケージ <package1> または <package2> をインストールしてください。

(BM, 45) This RMS monitor has been started as <COMMAND>.

内容

RMSは<COMMAND>で起動されました。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 47) RMS monitor has exited with the exit code <code >.

内容

RMSが終了コード<code> で終了しました。

対処

直前に出力されたメッセージを確認し、必要に応じてそれらの対処を行ってください。

(BM, 48) RMS monitor has been normally shut down.

内容

RMSの停止が正常に終了しました。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 50) RMS monitor is running in CF mode.

内容

CFの機能を使用してRMSが動作していることを示すメッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 55) The RMS-CF-CIP mapping in <configfile> for SysNode name <SysNode> has matched the CF name <cfname>.

内容

CIP 構成定義ファイル <configfile> において、SysNode 名 <SysNode> に対応する CF ノード名 <cfname> が見つかりました。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 56) The RMS-CF-CIP mapping in <CONFIGFILENAME> for SysNode name <SYSNODE> has found the CF name to be <CFNAME> and the CIP name to be <CIPNAME>.

内容

<SYSNODE> は CIP 構成定義ファイルにおいて、CF ノード名が <CFNAME>, CIP 名が <CIPNAME> としてマッピングされています。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 57) The RMS-CF-CIP mapping in <configfile> for SysNode name <SysNode> has failed to find the CF name.

内容

CIP 構成定義ファイル <configfile> において、SysNode 名 <SysNode> に対応する CF ノード名が見つかりませんでした。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 60) The resulting configuration has been saved in <filename>, its checksum is <checksum>.

内容

RMS の起動処理で出力されるメッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 61) A checksum verification request has arrived from host <sysnode>, that host's checksum is <xxxx>.

内容

RMS をすべてのノードで開始する際に、構成と環境変数がローカルノードと同じ場合は、チェックサムはリモートノードから到着します。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 62) The local checksum <xxxx> has been replied back to host <sysnode>.

内容

ローカルノードがリモートノードのチェックサムを得た後に、ローカルノードのチェックサムをリモートノードに返信します。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 63) Host <sysnode> has replied the checksum <xxxx> equal to the local checksum. That host should become online now.

内容

リモートノードのチェックサムを受けた後に、ローカルのノードはリモートノードのチェックサムとチェックサムを比べます。チェックサムが同じであるなら、両方のノードは Onlineになることができます。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 64) Checksum request has been sent to host <hostname>.

内容

RMS の起動処理で出力されるメッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 65) Package parameters for <package> package not found.

内容

パッケージ <package> がインストールされていません。

対処

必要に応じて、パッケージ <package> をインストールしてください。

(BM, 84) The RMS-CF-CIP mapping in <configfilename> for SysNode name <sysnode> has found the CF name to be <cfname> and the CIP name to be <cipname>, previously defined as <olscfname>.

内容

<sysnode> は CF ノード名が <olscfname> ですが、CIP 構成定義ファイルにおいて、CF ノード名が <cfname>, CIP 名が <cipname> としてマッピングされています。

対処

CIP 構成定義ファイルの CF ノード名の記載に誤りがないか確認してください。

(BM, 87) The Process Id (pid) of this RMS Monitor is <PID>.

内容

BMプロセスのプロセスIDを示すメッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 91) Some scripts are still running. Waiting for them to finish before normal shutdown.

内容

RMSの停止処理は、スクリプトの完了を待ち合わせ中です。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 100) Controlled application <app> is controlled by a scalable controller <controller>, but that application's AutoStartUp attribute is set to 1.

内容

userApplication <app> はスケーラブルコントローラにより制御されますが、AutoStartUp 属性に 1 が設定されています。

対処

userApplication <app> の AutoStartUp 属性に 0 を設定してください。

(BM, 102) Application <app> has a scalable controller, but that application has its AutoStartUp attribute set to 0.

内容

スケーラブルコントローラを含む制御するアプリケーション userApplication <app> の AutoStartUp 属性に 0 が設定されています。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 115) The base monitor on the local host has captured the lock.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 120) The RMS base monitor is locked in memory via mlockall().

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(BM, 121) RMS monitor uses the <class> scheduling class for running scripts.

内容

RMS はスクリプトを <class> クラスで実行します。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.5 CML: コマンドライン

(CML, 3) *** New Heartbeat_Miss_Time = time sec.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(CML, 16) Turn log off by user.

内容

hvcm または hvutil の -l オプションでログレベルに off が指定された場合に、このメッセージが出力されます。

対処

対処する必要はありません。

(CML, 22) Modify log level, bmLogLevel = "loglevel".

内容

hvcm または hvutil の -l オプションで指定されたログレベルの値を <loglevel> で示します。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.6 CTL: コントローラ

(CTL, 3) Controller <controller> is requesting online application <app> on host <SysNode> to switch offline because more than one controlled applications are online.

内容

複数のノードで、コントローラ <controller> に制御される userApplication が Online であるため、コントローラ <controller> はノード <SysNode> 上の userApplication に対し Offline 要求を実行します。

対処

対処する必要はありません。

(CTL, 4) Controller <controller> has its attribute AutoRecoverCleanup set to 1. Therefore, it will attempt to bring the faulted application offline before recovering it.

内容

コントローラ<controller> の AutoRecoverCleanup 属性に 1 が設定されているため、異常が検出された userApplication を Offline 状態にした後、復旧を行います。

対処

対処する必要はありません。

(CTL, 5) Controller <controller> has its attribute AutoRecoverCleanup set to 0. Therefore, it will not attempt to bring the faulted application offline before recovering it.

内容

コントローラ<controller> の AutoRecoverCleanup 属性に 0 が設定されているため、異常が検出された userApplication を Offline 状態にすることなく復旧を行います。

対処

対処する必要はありません。

(CTL, 9) Controller <controller> has restored a valid combination of values for attributes <IgnoreOnlineRequest> and <OnlineScript>.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(CTL, 10) Controller <controller> has restored a valid combination of values for attributes <IgnoreOfflineRequest> and <OfflineScript>.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(CTL, 12) Controller <controller> has restored a valid combination of values for attributes <IgnoreStandbyRequest> and <OnlineScript>.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(CTL, 13) Controller <controller> does not propagate offline request to its controlled application(s) <app> because its attribute <IndependentSwitch> is set to 1.

内容

コントローラ <controller> の <IndependentSwitch> 属性に 1 が設定されているため、userApplication <app> に対する Offline 要求は行われません。

対処

対処する必要はありません。

(CTL, 14) Controller <controller> cannot autorecover application <app> because there is no online host capable of running this application.

内容

userApplication <app> が Online 状態になれるノードが存在しないため、コントローラ<controller> は userApplication の自動復旧を行いません。

対処

対処する必要はありません。

(CTL, 15) Controller <controller> cannot autorecover application <app> because the host <SysNode> from the application's PriorityList is neither in Online, Offline, or Faulted state.

内容

userApplication <app> の PriorityList に記載されているノード <SysNode> の状態が不定のため、コントローラ <controller> は userApplication の自動復旧を行いません。

対処

対処する必要はありません。

(CTL, 18) Scalable Controller <controller> from application <app1> cannot determine any online host where its controlled application(s) <app2> can perform the current request. This controller is going to fail now.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.7 CUP: userApplication コントラクト

(CUP, 6) app Prio_list request not satisfied, trying again ...

内容

userApplication <app> が Online に遷移するノードの再確認処理を行っています。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.8 DET: ディテクタ

(DET, 20) hvgdstartup file is empty.

内容

hvgdstartupファイルの内容が空です。

対処

hvgdstartupファイルを使用する場合、必要な情報を記述してください。なお、新しい RMS 構成定義ファイルの設定には必ず DetectorStartScript を使用してください。

hvgdstartup は、将来のリリースではサポートされない可能性があります。

(DET, 22) <resource>: received unexpected detector report "ReportedState" - ignoring it
Reason: Online processing in progress, detector report may result from an interim transition state.

内容

ディテクタからReportedStateが通知されましたが、<resource>はOnline状態への遷移中のため通知が無視されたことを示すメッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(DET, 23) <resource>: received unexpected detector report "ReportedState" - ignoring it
Reason: Offline processing in progress, detector report may result from an interim transition state.

内容

ディテクタから <ReportedState> が通知されましたが、<resource>はOffline状態への遷移中のため通知が無視されました。

対処

対処する必要はありません。

(DET, 25) <resource>: received unexpected detector report "ReportedState" - ignoring it
Reason: Standby processing in progress, detector report may result from an interim transition state.

内容

ディテクタから <ReportedState> が通知されましたが、<resource>は Standby 状態への遷移中のため通知は無視されました。

対処

対処する必要はありません。

(DET, 30) Resource <resource> previously received detector report "DetReportsOnlineWarn", the warning is cleared due to report "DetReportsOnline".

内容

リソース <resource> はディテクタから "DetReportsOnlineWarn" を通知されていましたが、"DetReportsOnline" が通知されたため OnlineWarn状態をクリアします。

対処

対処する必要はありません。

(DET, 32) Resource <resource> previously received detector report "DetReportsOfflineFaulted", the state is cleared due to report "report".

内容

リソース <resource> はディテクタから "DetReportsOfflineFaulted" を通知されていましたが、"report" が通知されたため OfflineFault状態をクリアします。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.9 GEN: 汎用ディテクタ

(GEN, 6) command ignores request for object object not known to that detector. Request will be repeated later.

内容

汎用ディテクタ <command> は不明なオブジェクト <object> 向けの要求を受信したため、この要求を無視します。要求は後に再送されます。

対処

前後のメッセージを確認し、必要に応じてそれらの対処を行ってください。

6.1.1.10 INI: init スクリプト

(INI, 2) InitScript does not exist in hvenv.

内容

RMS環境変数 RELIANT_INITSCRIPT が定義されていません。

対処

InitScript を使用する場合は、RMS環境変数 RELIANT_INITSCRIPT を定義してください。使用しない場合は、対処不要です。

(INI, 3) InitScript does not exist.

内容

RMS環境変数 RELIANT_INITSCRIPT で定義されたファイルが存在しません。

対処

InitScript を使用する場合は、RMS環境変数 RELIANT_INITSCRIPT で定義したファイルを配置してください。使用しない場合は、対処不要です。

(INI, 5) All system objects initialized.

内容

RMSの内部オブジェクトがすべて初期化されました。

対処

対処する必要はありません。

(INI, 6) Using filename for the configuration file.

内容

RMS構成定義ファイルに <filename> を使用します。

対処

対処する必要はありません。

(INI, 8) Restart after un-graceful shutdown (e.g. host failure): A persistent fault entry will be created for all userApplications, which have PersistentFault attribute set

内容

直前の RMS の終了が正常終了でなかったため、PersistentFault 属性が設定された userApplication は Faulted 状態となります。

対処

必要に応じて userApplication の Faulted 状態をクリアしてください。

(INI, 15) Running InitScript <InitScript>.

内容

InitScript <InitScript> を実行します。

対処

対処する必要はありません。

(INI, 16) InitScript completed.

内容

InitScript が正常終了しました。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.11 MIS: その他

(MIS, 10) The file filename can not be located during the cleanup of directory.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.12 SCR: スクリプト

(SCR, 3) The detector that died is detector_name.

内容

ディテクタ <detector_name> は終了しました。

対処

前後のメッセージを確認し、必要に応じてそれらの対処を行ってください。

(SCR, 6) REQUIRED PROCESS RESTARTED: detector_name restarted.

内容

ディテクタ <detector_name> は再起動が必要なため、再起動されました。

対処

対処する必要はありません。

(SCR, 7) REQUIRED PROCESS NOT RESTARTED: detector_name is no longer needed by the configuration.

内容

ディテクタ <detector_name> は再起動が不要なため、再起動されませんでした。

対処

対処する必要はありません。

(SCR, 16) Resource <resource> WarningScript has completed successfully.

内容

リソース <resource> の WarningScript が正常終了しました。

対処

対処する必要はありません。

(SCR, 19) Failed to execute OfflineDoneScript with resource <resource>: errorreason.

内容

リソース <resource> の OfflineDoneScript が <errorreason> の理由で異常終了しました。

対処

OfflineDoneScript が異常終了した原因を調査し、必要に応じて対処を行ってください。

(SCR, 22) The detector <detector> with pid <pid> has been terminated. The time it has spent in the user and kernel space is <usertim> and <kerneltime> seconds respectively.

内容

PID <pid> のディテクタ <detector> が、ユーザ空間で <usertime> 秒、カーネル空間で <kerneltime> 秒動作し、終了しました。

対処

前後のメッセージを確認し、必要に応じてそれらの対処を行ってください。

(SCR, 23) The script with pid <pid> has terminated. The time it has spent in the user and kernel space is <usertime> and <kerneltime> seconds respectively.

内容

PID <pid> のスクリプトが、ユーザ空間で <usertime> 秒、カーネル空間で <kerneltime> 秒動作し、終了しました。

対処

前後のメッセージを確認し、必要に応じてそれらの対処を行ってください。

6.1.1.13 SHT: シャットダウン

(SHT, 16) RMS on node SysNode has been shut down with command.

内容

ノード <SysNode> 上の RMS が <command> によりシャットダウンされました。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.14 SWT: 切替要求 (hvswitch コマンド)

(SWT, 9) app: AutoStartAct(): object is already in stateOnline!

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 10) app: Switch request forwarded to a responsible host: SysNode.

内容

ノード <SysNode> に、userApplication <app> を切り替える要求が通知されました。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 15) app: Switch request forwarded to the node currently online: SysNode.

内容

ノード <SysNode> に、userApplication <app> を切り替える要求が通知されました。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 17) app: target host of switch request is already the currently active host, sending the online request now!

内容

userApplication <app> を切り替える要求が実行されました。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 27) Cluster host <SysNode> is not yet online for application <app>.

内容

userApplication <app>が動作するノード <SysNode>がまだOnline状態ではありません。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 29) HV_AUTOSTARTUP_IGNORE list of cluster hosts to ignore when autostarting is: SysNode.

内容

RMS環境変数 HV_AUTOSTARTUP_IGNOREにノード<SysNode>が定義されています。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 38) Processing forced switch request for application app to node SysNode.

内容

userApplication <app> を強制的にノード <SysNode> に切り替える要求が実行されました。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 39) Processing normal switch request for application app to node SysNode.

内容

userApplication <app> をノード <SysNode> に切り替える要求が実行されました。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 40) Processing forced switch request for Application app.

内容

userApplication <app> を強制的に切り替える要求が実行されました。切替え先のノードは <app> の起動優先度に基づいて決定されます。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 41) Processing normal switch request for Application app.

内容

userApplication <app> を切り替える要求が実行されました。切替え先のノードは <app> の起動優先度に基づいて決定されます。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 48) A controller requested switchover for the application <object> is attempted although the host <onlinehost> where it used to be Online is unreachable. Caused by the use of the force flag the RMS secure mechanism has been overriden, switch request is processed. In case that host is in Wait state the switchover is delayed until that host becomes Online, Offline, or Faulted.

内容

object はリモートノード onlinehost で Online 状態でしたが、現在操作不能です。ただし、強制切替オプション (hvswitch -f) が使用されたため、切替要求は処理されます。

リモートノードがWait状態であれば、ノードがOnline、Offlineか、Faulted状態になるまで、この切替え処理は中断されます。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 49) Application <app> will not be switched Online on host <oldhost> because that host is not Online. Instead, it will be switched Online on host <newhost>.

内容

クラスタアプリケーション<app>は、優先度の高いノード<oldhost>がOnline状態でないため、次の優先度のノード<newhost>に切替わります。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 50) Application <app> is busy. Switchover initiated from a remote host <remotenode> is delayed on this local host <localnode> until a settled state is reached.

内容

userApplication <app> はビジー状態のため、ビジー状態が解消するまで、リモートノード <remotenode> からの userApplication の切替え要求がローカルノード <localnode> で保留されます。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 51) Application <app> is busy performing standby processing. Switchover initiated due to a shutdown of the remote host <remotenode> is delayed on this local host <localnode> until Standby processing finishes.

内容

userApplication <app> は Standby状態へ遷移中のため、Standby処理が完了するまで、

リモートノード <remotenode> 停止に伴うuserApplicationの切替え要求がローカルノード <localnode> で保留されます。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 52) Application <app> is busy performing standby processing. Therefore, the contracting process and a decision for its AutoStartUp is delayed on this local host <localnode> until Standby processing finishes.

内容

userApplication <app> は Standby状態へ遷移中のため、Standby処理が完了するまで、コントラクト処理や自動起動処理がローカルノード <localnode> で保留されます。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 53) Application <app> is busy performing standby processing. The forced switch request is delayed on this local host <localnode> until Standby processing finishes.

内容

userApplication <app> は Standby状態へ遷移中のため、Standby処理が完了するまで、userApplication に対する強制切替え要求がローカルノード <localnode> で保留されます。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 61) Processing request to enter Maintenance Mode for application app.

内容

userApplication <app> の保守モードへの移行を開始します。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 62) Processing request to leave Maintenance Mode for application app.

内容

userApplication <app> の保守モードの解除を開始します。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 63) Forwarding Maintenance Mode request for application app to the host SysNode, which is currently the responsible host for this userapplication.

内容

userApplication <app> に対する保守モードの要求がノード <SysNode> に通知されました。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 64) Request to leave Maintenance Mode for application app discarded. Reason: Application is not in Maintenance Mode.

内容

userApplication <app> が保守モードでないため、保守モードの終了要求が取り消されました。

対処

保守モードを終了する際は、対象となる userApplication が保守モードであることを確認してください。

(SWT, 65) Processing request to leave Maintenance Mode for application app, which was forwarded from host SysNode. Nothing to do, application is not in Maintenance Mode.

内容

userApplication <app> が保守モードでないため、ノード <SysNode> から通知された保守モードの終了要求が取り消されました。

対処

保守モードを終了する際は、対象となる userApplication が保守モードであることを確認してください。

(SWT, 66) Processing of Maintenance Mode request for application app is finished, transitioning into stateMaint now.

内容

userApplication <app> の保守モードへの移行が完了しました。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 67) Processing of Maintenance Mode request for application app is finished, transitioning out of stateMaint now.

内容

userApplication <app> の保守モードの解除が完了しました。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 70) AutoStartUp for application<app> is invoked though not all neccessary cluster hosts are Online, because PartialCluster attribute is set.

内容

すべてのノードで RMS が起動していませんが、userApplication <app> は PartialCluster 属性に 1 が設定されており、かつ、HV_AUTOSTART_WAIT が経過したため、Online 処理を開始しました。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 71) Switch requests for application <app> are now permitted though not all neccessary cluster hosts are Online, because PartialCluster attribute is set.

内容

userApplication が動作できるノードに Online 状態でないノードがありますが、PartialCluster 属性が有効であるため、userApplication <app> に対する起動要求が実行されます。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 73) Any AutoStart or AutoStandby for app is bypassed. Reason: userApplication is in Maintenance Mode

内容

userApplication <app> が保守モードのため、userApplication に対する自動起動が実行されませんでした。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 74) Maintenance Mode request for application app discarded. Reason: Application is busy or locked.

内容

userApplication <app> がビジーまたはロック状態のため、<app> に対する保守モードの要求が取り消されました。

対処

<app> のビジーまたはロック状態が解除されるのを待ってから、保守モードの要求を再度実行してください。

(SWT, 75) Maintenance Mode request for application app discarded. Reason: Application is Faulted.

内容

userApplication <app> が Faulted 状態のため、<app> に対する保守モードの要求が取り消されました。

対処

Faulted 状態をクリアしてから、保守モードの要求を再度実行してください。

(SWT, 76) Maintenance Mode request for application app discarded. Reason: A controlled application is not ready to leave Maintenance Mode.

内容

userApplication <app>により制御される userApplication が保守モードを解除できる状態でないため、<app> に対する保守モードの要求が取り消されました。

対処

<app>により制御されるuserApplicationの保守モードを解除できる状態にしてから、保守モードの要求を再度実行してください。

(SWT, 77) Maintenance Mode request for application app discarded. Reason: Application is controlled by another application and has "ControlledSwitch" attribute set.

内容

userApplication <app> が他のuserApplication により制御され、かつ、ControlledSwitch 属性が設定されているため、<app> に対する保守モードの要求が取り消されました。

対処

userApplication <app> を制御する userApplicationに対し保守モードの要求を再度実行してください。

(SWT, 78) Maintenance Mode request for application app discarded. Reason: Application has not yet finished its state initialisation.

内容

userApplication <app> の初期化が完了していないため、<app> に対する保守モードの要求が取り消されました。

対処

userApplication <app> の初期化が完了後、保守モードの要求を再度実行してください。

(SWT, 79) Maintenance Mode request for application app discarded. Reason: Some resources are not in an appropriate state for safely returning into active mode. A "forceoff" request may be used to override this security feature.

内容

いずれかのリソースの状態が、保守モードに移行する前の状態と異なるため、userApplication <app> に対する保守モード解除の要求が取り消されました。

対処

userApplication <app> に属するリソースの状態を、保守モードに移行する前の状態に戻してから、保守モードの解除要求を再度実行してください。

適切な状態にないリソースが存在する場合でも、forceoff オプションを使用することで、保守モードは強制的に解除されます。

(SWT, 80) Maintenance Mode request for application app discarded. Reason: Sysnode SysNode is in "Wait" state.

内容

ノード <SysNode> が Wait 状態のため、userApplication <app> に対する保守モードの要求が取り消されました。

対処

ノードの Wait 状態をクリアしてから、保守モードの要求を再度実行してください。

(SWT, 82) The SysNode SysNode is seen as Online, but it is not yet being added to the priority list of any controlled or controlling userApplication because there is ongoing activity in one or more applications (eg. <app> on <SysNode>).

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 83) The SysNode SysNode is seen as Online, and now all userApplications have no ongoing activity - SysNode being added to priority lists.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 85) The userApplication app is in state Inconsistent on host SysNode, the priority hvswitch request is being redirected there in order to clear the inconsistentcy.

内容

ノード <SysNode> における userApplication <app> の Inconsistent 状態をクリアするため、<SysNode>上で userApplication の起動を試みます。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 86) The userApplication app is in state Inconsistent on host SysNode1, the hvswitch request to host SysNode2 is being redirected there in order to clear the inconsistency.

内容

ノード <SysNode2> に対する切替え要求が行われましたが、ノード <SysNode1> における userApplication <app> の Inconsistent 状態をクリアするため、<SysNode1> 上で userApplication の起動を試みます。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 87) The userApplication app is in state Maintenance.  Switch request skipped.

内容

userApplication <app> は保守モード中のため、切替え要求は取り消されました。

対処

serApplication <app> の保守モードを解除してから、切替え要求を再度実行してください。

(SWT, 88) The following node(s) were successfully killed by the forced application switch operation: hosts

内容

userApplication の強制起動に伴い、ノード<hosts>は正常に強制停止されました。

対処

必要に応じて、強制停止されたノードを再起動してください。

なお、クラスタアプリケーションを強制起動する際の動作については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”の“クラスタアプリケーションの強制切替えに関する注意”を参照してください。

(SWT, 89) Processing forced switch request for resource resource to node sysnode.

内容

resource <resource> を強制的にノード <sysnode> に切り替える要求が実行されました。

対処

対処する必要はありません。

(SWT, 90) Processing normal switch request for resource resource to node sysnode.

内容

resource <resource> をノード <sysnode> に切り替える要求が実行されました。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.15 SYS: SysNode オブジェクト

(SYS, 2) This host has received a communication verification request from host <SysNode>. A reply is being sent back.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(SYS, 3) This host has received a communication verification reply from host <SysNode>.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(SYS, 5) This host is sending a communication verification request to host <SysNode>.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(SYS, 9) Attempting to shut down the cluster host SysNode by invoking a Shutdown Facility via (sdtool -k hostname).

内容

シャットダウン機構によりクラスタノード <hostname> の停止を試みます。

対処

対処する必要はありません。

(SYS, 12) Although host <hostname> has reported online, it does not respond with its checksum. That host is either not reachable, or does not have this host <localhost> in its configuration. Therefore, it will not be brought online.

内容

ノード<hostname>がOnlineであると通知されましたが、そのチェックサムが通知されません。ノード間で通信ができないか、リモートノードの構成定義情報にローカルノードが含まれていない可能性があります。

対処

すべてのクラスタノードで RMS 構成定義ファイルをチェックし、すべてのノードで同じ RMS 構成定義ファイルが稼動していることを確認してください。

(SYS, 51) Remote host <SysNode> replied correct checksum out of sync.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.16 UAP: userApplication オブジェクト

(UAP, 10) app: received agreement to go online. Sending Request Online to the local child now.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(UAP, 13) appli AdminSwitch: application is expected to go online on local host, sending the online request now.

内容

userApplication <app> の Online 処理をローカルノード上で開始する要求が通知されました。

対処

対処する必要はありません。

(UAP, 26) app received agreement to go online. Sending RequestOnline to the local child now.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(UAP, 31) app:AdminSwitch: passing responsibility for application to host <SysNode> now.

内容

userApplication <app> を online にする処理は ノード <SysNode> 上で行われます。

対処

対処する必要はありません。

(UAP, 46) Request <request> to application <app> is ignored because this application is in state Unknown.

内容

userApplication <app> は Unknown 状態のため、この userApplication に対する要求 <request> は無視されました。

対処

userApplication <app> の初期化が完了後、要求 <request> を再度実行してください。

6.1.1.17 US: us ファイル

(US, 2) FAULT RECOVERY ATTEMPT: The object object has faulted and its AutoRecover attribute is set. Attempting to recover this resource by running its OnlineScript.

内容

オブジェクト <object> の異常が検出されましたが、AutoRecover属性が設定されているため、Onlineスクリプトの実行による復旧を行います。

対処

対処する必要はありません。

(US, 3) FAULT RECOVERY FAILED: Re-running the OnlineScript for object failed to bring the resource Online.

内容

オブジェクト <object> の自動復旧のため再実行したOnlineスクリプトが失敗しました。

対処

前後のメッセージを確認し、必要に応じてそれらの対処を行ってください。

(US, 4) FAULT RECOVERY SUCCEEDED: Resource resource has been successfully recovered and returned to the Online state.

内容

リソース <resource> の自動復旧が成功し、Online状態に遷移しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 7) object: Transitioning into a Fault state caused by a persistent Fault info

内容

オブジェクト<object>はPersistentFault属性が有効であるため、Faulted状態に遷移します。

対処

対処する必要はありません。

(US, 8) Cluster host SysNode has been successfully status.

内容

クラスタホスト <SysNode> は正常に <status> に遷移しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 9) Cluster host SysNode has become online.

内容

クラスタホスト <SysNode> は Online 状態に遷移しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 11) Temporary heartbeat failure disappeared. Now receiving heartbeats from cluster host hostname again.

内容

一時的なハートビート切れがなくなりました。現在は、SysNode からハートビートを受信しています。

対処

対処する必要はありません。

(US, 12) Cluster host SysNode has become Faulted. A shut down request will be sent immediately!

内容

クラスタホスト <SysNode> は Faulted 状態に遷移したため、直ちに強制停止されます。

対処

対処する必要はありません。

(US, 13) Cluster host SysNode will now be shut down!

内容

クラスタノード <SysNode> を停止します。

対処

対処する必要はありません。

(US, 16) app: Online processing finished!

内容

userApplication <app> の Online 処理が終了しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 17) app: starting Online processing.

内容

userApplication <app> の Online 処理が開始されました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 18) app: starting Offline processing.

内容

userApplication <app> の Offline処理が開始されました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 19) app: starting Offline (Deact) processing.

内容

userApplication <app> の Offline (Deact) 処理が開始されました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 20) app: Offline (Deact) processing finished!

内容

userApplication <app> の Offline (Deact) 処理が終了しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 21) app: Offline processing finished!

内容

userApplication <app> の Offline 処理が終了しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 22) app: starting PreCheck.

内容

userApplication <app> の PreCheckScript が開始されました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 24) app: Fault processing finished!

内容

userApplication <app> の Fault 処理が終了しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 25) app: Collecting outstanding Faults ....

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(US, 26) app: Fault processing finished!
Starting Offline processing.

内容

userApplication <app> の Fault 処理が終了し、Offline 処理が開始されました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 27) app: precheck successful.

内容

userApplication <app> の PreCheck 処理が完了しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 30) app: Offline processing after Fault finished!

内容

userApplication <app> の Fault 後の Offline 処理が終了しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 32) FAULT RECOVERY SKIPPED! userApplication is already faulted. No fault recovery is possible for object object!

内容

オブジェクト <object> の異常が検出されましたが、userApplication はすでに Faulted 状態であるため、自動復旧は行われません。

対処

前後のメッセージを確認し、必要に応じてそれらの対処を行ってください。

(US, 34) app: Request standby skipped -- application must be offline or standby for standby request to be honored.

内容

userApplication <app> に対する Standby 要求は無視されました。

対処

Standby 要求は Offline または Standby 状態の userApplication に対して行ってください。

(US, 35) app: starting Standby processing.

内容

userApplication <app> の Standby 処理が開始されました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 36) app: Standby processing finished!

内容

userApplication <app> の Standby 処理が終了しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 37) app: Standby processing skipped since this application has no standby capable resources.

内容

Standby状態に遷移できるリソースが存在しないため、userApplication <app> に対する Standby 要求は無視されました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 40)  app: Offline processing due to hvshut finished!

内容

RMS 停止の延長で実行された userApplication <app> の Offline 処理が終了したことを示します。

対処

対処する必要はありません。

(US, 41) The userApplication <userapplication> has gone into the Online state after Standby processing.

内容

userApplication<userapplication>はStandby処理完了後、Online状態に遷移しました。

対処

対処する必要はありません。

(US, 44) resource: Fault propagation to parent ends here! Reason is either a MonitorOnly attribute of the child reporting the Fault or the "or" character of the current object

内容

親オブジェクトへの Fault の伝播が <resouce > で終了しました。理由は、Fault を報告した子リソースが MonitorOnly 属性であるからか、現在のオブジェクトが "or" オブジェクトであるためです。

対処

対処する必要はありません。

(US, 46) app: Processing of Clear Request finished. resuming Maintenance Mode.

内容

userApplication <app> に対する Clear 要求 (hvutil -c) が完了しました。保守モードを再開します。

対処

対処する必要はありません。

(US, 56) The userApplication userapplication is already Online at RMS startup time. Invoking an Online request immediately in order to clean up possible inconsistencies in the state of the resources.

内容

userApplication userapplication はRMS起動時にすでにOnline状態だったと判定されました。リソース状態の整合性を保証するためuserApplicationのOnline処理が実行されます。

対処

対処する必要はありません。

6.1.1.18 WLT: Wait リスト

(WLT, 2) Resource resource's ScriptType (script) has exceeded the ScriptTimeout of timeout seconds.

内容

リソース <resource> の <script> がScriptTimeout で指定した <timeout> 秒の時間を超過しました。

対処

<script> がタイムアウトした原因を調査し、必要に応じて対処を行ってください。

(WLT, 4) Object object's script has been killed since that object has been deleted.

内容

オブジェクト <object> が削除されたため、このオブジェクトのスクリプトを終了します。

対処

対処する必要はありません。

(WLT, 7) Sending SIGNAL to script <script> (pid) now

内容

<script> に <SIGNAL> を送信しました。

RMS がスクリプトを強制終了したときに表示されるメッセージです。

対処

前後のメッセージを確認し、必要に応じてそれらの対処を行ってください。

6.1.1.19 WRP: ラッパ

(WRP, 19) RMS logging restarted on host <SysNode> due to a hvlogclean request.

内容

hvlogclean コマンドの実行により、 ノード <SysNode> 上で RMS のロギング処理が新たに再開されます。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 20) This switchlog is being closed due to a hvlogclean request. RMS continues logging in a new switchlog that is going to be opened immediately. New detector logs are also going to be reopened right now.

内容

hvlogclean コマンドが実行されたため、switchlog をクローズします。クローズ後すぐに新しい switchlog がオープンされ、以降の RMS のログはそこに書き込まれます。ディテクタログも同様に新しいログに変更されます。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 21) A message cannot be sent into a Unix message queue from the process <pid>, <process>, after <number> attempts in the last <seconds> seconds. Still trying.

内容

プロセス <pid>、<process> による<number> 回の試行後、最後の<seconds> 秒間で、キューが満杯またはビジー状態であるため、メッセージをUNIX キューに送ることができませんでした。

対処

msgmnb やmsgtql など、システムメッセージキューの調整可能な値を確認し、必要に応じて値を増やしてから再起動してください。

(WRP, 22) A message cannot be sent into a Unix message queue id <queueid> by the process <pid>, <process>.

内容

メッセージキューによるプロセス間通信に失敗しました。

対処

msgmnb やmsgtql など、システムメッセージキューの調整可能な値を確認し、必要に応じて値を増やしてから再起動してください。

(WRP, 26) Child process <cmd> with pid <pid> has been killed because it has exceeded its timeout period.

内容

プロセスID<pid> の子プロセス<cmd> のタイムアウト時間が経過したため、親プロセスが子プロセス<cmd> を停止しました。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 27) Child process <cmd> with pid <pid> will not be killed though it has exceeded its timeout period.

内容

プロセスID<pid> の子プロセス<cmd> のタイムアウト時間が経過しましたが、親プロセスは子プロセス<cmd> を停止しません。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 36) Time synchronization has been re-established between the local node and cluster host SysNode.

内容

ローカルノードの時刻とクラスタノード <SysNode> の時刻が同期しました。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 37) The package parameters of the package <package> on the remote host <hostname> are: Version = <version>, Load = <load>.

内容

リモートホスト <hostname> 上のパッケージ <package> のバージョンは <version> で Load は <load> です。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 38) The Process Id (pid) and the startup time of the RMS monitor on the remote host <hostname> are <pid> and <startuptime>.

内容

リモートホスト <hostname> 上のRMSのプロセス ID と起動時刻は、それぞれ<pid>と<startuptime> です。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 49) The base monitor on the local host is unable to the ping the echo port on the remote host SysNode.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 50) The base monitor on the local host is able to ping the echo port on the remote host SysNode, but is unable to communicate with the base monitor on that host.

内容

情報メッセージです。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 53) Current heartbeat mode is <mode>.

内容

ハートビートは <mode> モードで動作します。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 59) The cluster host <SysNode> does not support ELM heartbeat. ELM heartbeat does not start. Use UDP heartbeat only.

内容

クラスタノード <SysNode> は、ELM ハートビートをサポートしていない可能性があるため、ELMハートビートは開始されません。

対処

前後のメッセージを確認し、必要に応じてそれらの対処を行ってください。

(WRP, 63) The ELM heartbeat started for the cluster host <SysNode>.

内容

クラスタノード <SysNode> との ELM ハートビートが開始されました。

対処

対処する必要はありません。

(WRP, 66) The elm heartbeat detects that the cluster host <SysNode> has become offline.

内容

ELM ハートビートにより、クラスタノード <SysNode> が offline 状態になったことが検出されました。

対処

対処する必要はありません。