複写元システムのBC管理DBに異常が発生した場合の対処方法を説明します。
複写元システムでは、以下のActive DB Guardのコマンドを実行中に、BC管理DBのRLP管理オブジェクトの異常を検出する場合があります。
rdbbconlineコマンド
表のDSI削除文および順序削除文
この場合は以下のメッセージを出力します。
rdb: ERROR: qdg20026u:BC管理DBが閉塞されています RLP名='RLP名' RLP管理オブジェクト'BC管理DB名'.'DSI名'
メッセージに設定されているRLP管理オブジェクトのDSI名から対象の資源を特定し、リカバリを行います。
注意
Symfoware Serverの起動時にBC管理DBのRLP管理オブジェクトに異常を検出した場合、Symfoware Serverのrdbstartコマンドは異常終了にならず、RLP閉塞・終了オフラインになります。
ポイント
データベースの再起動時とオンライン時に異常が発生した場合は、RLPの復旧(RLP環境の初期化、またはRLPの再作成)を実施します。
参照
RLP管理オブジェクト異常時のリカバリ方法については“Active DB Guard 設計・セットアップガイド”の“BC管理DBの運用”を参照してください。
RLP環境の初期化については“5.19 RLP環境の初期化によるRLPの復旧”を参照してください。
RLPの再作成については“5.20 RLPの再作成”を参照してください。
メッセージについては“Symfoware Server メッセージ集”を参照してください。
Symfoware Serverのrdbstartコマンドについては“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。