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Symfoware Active DB GuardV12.6.0 運用ガイド
FUJITSU Software

5.7.1 Symfoware Server起動処理中のBC管理DBのメディア障害

Symfoware Server起動処理にて、BC管理DBのメディア障害を検出した場合の運用方法について説明します。
Symfoware Server起動処理中のBC管理DBのメディア障害からの操作の流れを以下に示します。

操作の手順

両システム共通

  1. RLP閉塞メッセージを確認します。

    rdb: ERROR: qdg20122e:RLPを閉塞しました RLP名='RLP名'
  2. rdbbcofflineコマンドを実行し、RLPを終了オフラインにします。

    $ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
  3. Symfoware Serverの起動を確認します。

  4. BC管理DBのデータベーススペースを格納していたディスクの交換など、ハードウェア製品のリカバリを行います。

  5. RLP環境の初期化、またはRLPの再作成を実施して、RLPを復旧します。

  6. Symfoware Serverのrdbstartコマンドを実行し、Symfoware Serverを起動します。

ポイント

RLPの復旧(RLP環境の初期化、またはRLPの再作成)を実施するため、BC管理DBのデータリカバリは不要です。

参照

  • Symfoware Serverのrdbstartコマンドについては“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

  • RLP環境の初期化については“5.19 RLP環境の初期化によるRLPの復旧”を参照してください。

  • RLPの再作成については“5.20 RLPの再作成”を参照してください。