退避運用の場合、RERUNログの抽出には複写先システムで以下の操作を行います。
抽出するRLC退避ファイルの確認
RLC退避ファイルからの抽出
RLC退避ファイルからRERUNログを抽出する場合、複写先システムで受信済みのRLC退避ファイルが抽出対象として妥当かどうかを確認する必要があります。
受信済みのRLC退避ファイルのRLC通番と抽出済みのRLCファイルのRLC通番が同一の場合、受信済みのRLC退避ファイルからRERUNログを抽出します。
複写先システム
rdbbcrlpコマンドを実行して、抽出済みのRLC通番(MaxExtractRLC)を確認します。
$ rdbbcrlp -V -O -p RLP名
MaxExtractRLCに 1 加算したRLC通番(RLCserial)に対応するRLC退避ファイルが次回の抽出対象です。
OSのコマンドを利用して対象のファイルを確認します。
$ ls
RLC退避ファイルのファイル名からRLC通番002 を確認します。
$ ls rlp001_001_20060401.log rlp001_002_20060402.log
参照
RLC退避ファイル名についての詳細は“2.2.3 RLCファイルの退避”を参照してください。
複写先システム
rdbbcextコマンドを実行して、RERUNログを抽出します。
抽出対象のRLC通番を確認後、該当のRLC通番のRLC退避ファイルからRERUNログを抽出します。
$ rdbbcext -f RLC退避ファイル名 -p RLP名
RERUNログ抽出完了のメッセージが出力されます。
rdb: INFO: qdg20033i:RERUNログの抽出が完了しました RLC通番='RLC通番' RLP名='RLP名' rdb: INFO: qdg20210i:rdbbcextが正常終了しました 復帰コード 00
ポイント
未反映のRLC退避ファイルが複数存在する場合、RLC通番の順に従って反映してください。