複写先システムでは、複写元システムでのRLC交替を契機にRERUNログの抽出が可能になります。
ポイント
rdbbcextコマンドは、1回の実行で1つのRLCファイルを対象に抽出します。このため、複数抽出対象がある場合は、rdbbcextコマンドを複数回実行します。
rdbbcextコマンドの終了ステータスで抽出対象の有無を判断することが可能です。このため、rdbbcextコマンドの終了ステータスで対象資源がなくなるまで繰り返し実行するようにシェルスクリプトなどに記述することもできます。
複写先システム
複写元システムのRLC交替が発生すると、複写元システムのRLCファイルに対応する複写先システムのRLCファイルも交替し、以下のメッセージが出力されます。
rdb: INFO: qdg20151i:複写元システムでRLCが交替しました RLC通番='RLC通番' RLP名='RLP名'
複写先システム
RLC交替が発生した後、満杯のRLCファイルからRERUNログを抽出します。
rdbbcextコマンドを実行して、RERUNログを抽出します。
$ rdbbcext -p RLP名
RERUNログ抽出完了のメッセージが出力されます。
rdb: INFO: qdg20033i:RERUNログの抽出が完了しました RLC通番='RLC通番' RLP名='RLP名' rdb: INFO: qdg20210i:rdbbcextが正常終了しました 復帰コード 00
ポイント
抽出可能なRLCファイルが複数存在する場合、RLC交替と同じ順番で抽出します。