GFS 共用ファイルシステムのマウント情報を変更するには、vfstab のエントリの変更を行います。mount point および mount options のパラメタを変更することができます。
参照
vfstab の設定の詳細については、本書の“11.2.4 vfstab の設定”を参照してください。
GFS 共用ファイルシステムでは、以下の項目について、ファイルシステムごとにチューニングすることができます。
通信タイムアウト時間 (CON_TIMEOUT)
通信プロトコル (SFCFS_IPV6)
Nagle アルゴリズムの有効化/無効化 (GFS_TCP_NAGLE)
上記の値を変更するには、sfcadm(1M) を使用します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲のどれかのノードで行います。
参照
sfcadm(1M) の詳細については、本書の sfcadm(1M) を参照してください。
以下に sfcadm(1M) で、既存のファイルシステム (/dev/sfdsk/gfs01/rdsk/volume01) に対して、通信タイムアウト時間を 240 秒に設定する方法を示します。
# sfcadm -o CON_TIMEOUT=240 /dev/sfdsk/gfs01/rdsk/volume01 <Enter> |
参照
チューニングパラメタの詳細については、本書の“14.1.2 通信タイムアウト時間”、“14.1.3 通信プロトコル”、または、“14.1.4 MDS と AC 間の通信における Nagle アルゴリズムの有効化/無効化”を参照してください。