GFS 共用ファイルシステムを変更するためには、対象ファイルシステムを全ノードでアンマウントしてください。
まず、アプリケーションを停止するなど、対象ファイルシステムを使用しない状態にしてください。
その後に、対象ファイルシステムをアンマウントします。
sfcrscinfo(1M) ですべてのノードで正しくアンマウントされたかを確認します。
参照
ファイルシステムを使用しているプロセスを調べるには、fuser(1M) を使用します。fuser(1M) の詳細については、Solaris のマニュアルを参照してください。
sfcrscinfo(1M) でファイルシステムの状態を確認する方法の詳細は、“11.2.7 ファイルシステム状態確認”を参照してください。
全ノードアンマウントするには、sfcumntgl(1M) を使用します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲のどれかのノードで行います。
参照
sfcumntgl(1M) の詳細については、本書の sfcumntgl(1M) を参照してください。
マウントポイントを指定する場合
# sfcumntgl /mnt/fs1 <Enter> マウントポイント: /mnt/fs1 |
代表パーティションを指定する場合
# sfcumntgl /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter> 代表パーティション: /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 |
一部のノードでアンマウントに失敗した場合は、失敗したノード名が報告されます。
対象とするファイルシステムを対象ノードだけアンマウントするには、umount_sfcfs(1M) を使用します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲でアンマウントを行いたいノードで行います。
参照
umount_sfcfs(1M) の詳細については、本書の umount_sfcfs(1M) を参照してください。
umount(1M) の詳細については、Solaris のマニュアルを参照してください。
以下に、対象ノードで対象ファイルシステムをアンマウントする方法を示します。
マウントポイントを指定する場合
# umount /mnt/fs1 <Enter> マウントポイント: /mnt/fs1 |
代表パーティションを指定する場合
# umount /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter> 代表パーティション: /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 |