GFS 共用ファイルシステムをマウントすることにより、使用可能な状態となったことを sfcrscinfo(1M) により確認します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲のどれかのノードで行います。
参照
sfcrscinfo(1M) コマンドの詳細については、本書の sfcrscinfo(1M) を参照してください。
以下に、/dev/sfdsk/gfs01/rdsk/volume01 を代表パーティションとする GFS 共用ファイルシステム状態 (マウント状況) を、sfcrscinfo(1M) で確認する方法を示します。
# sfcrscinfo -m /dev/sfdsk/gfs01/rdsk/volume01 <Enter> /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01: FSID MDS/AC STATE S-STATE RID-1 RID-2 RID-N hostname 2 MDS(P) run - 0 0 0 mikan 2 AC run - 0 0 0 mikan 2 MDS(S) wait - 0 0 0 karin 2 AC run - 0 0 0 karin |
MDS(P)、または MDS(S) のどちらかの状態が、run - であり、対象ファイルシステムの共用ノード範囲のアクセスクライアント(AC) の状態も run - であることを確認します。確認できれば、対象ファイルシステムは正常に動作している状態です。
また、すべての状態が、stop - の場合は、正常に停止していることを示します。