形式
sfcrscinfo -m [ -a | -i fsid | special ]
機能説明
sfcrscinfo は GFS 共用ファイルシステムの情報を出力します。
表示項目とその内容と意味を以下に示します。
FSID (ファイルシステムID)
MDS/AC
MDS(P): 定義上のプライマリ MDS を配置するノード
MDS(S): 定義上のセカンダリ MDS を配置するノード
AC : ファイルシステムをマウントするノード
STATE/S-STATE (MDS の場合)
run - : プライマリ MDS が運用状態
wait - : セカンダリ MDS が待機状態
stop - : MDS 停止状態
none - : MDS 起動対象外
S-STATE が - 以外は状態遷移中
STATE/S-STATE (AC の場合)
run - : マウント状態
stop - : アンマウント状態
S-STATE が - 以外は状態遷移中
RID-1/ RID-2/ RID-N (リソース番号:常に 0)
hostname (MDS/AC の配置ホスト名)
オプション
以下のオプションが指定できます。
作成済のすべての GFS 共用ファイルシステムの情報を出力します。
GFS 共用ファイルシステムの情報を出力します。
-a オプションとあわせて指定した場合は、作成済のすべての GFS 共用ファイルシステムの情報を出力します。
-m オプションだけの場合は、マウント中の GFS 共用ファイルシステムの情報を出力します。
fsid で指定されたファイルシステムの情報を表示します。
オペランド
以下のオペランドが指定できます。
GFS 共用ファイルシステムの代表パーティションのキャラクタ特殊ファイルのパス名またはブロック特殊ファイルのパス名を指定します。
使用例
# sfcrscinfo -m /dev/sfdsk/gfs01/rdsk/volume01 <Enter> /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01: FSID MDS/AC STATE S-STATE RID-1 RID-2 RID-N hostname 1 MDS(P) run - 0 0 0 prime01 1 AC run - 0 0 0 prime01 1 MDS(S) wait - 0 0 0 prime02 1 AC run - 0 0 0 prime02 |