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Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)
FUJITSU Software

2.2.5 ネットワークファイルの設定(Windows)

データベーススペースを、ネットワークファイル上のストレージデバイスに作成する場合には、以下の操作を行ってください。

Symfoware/RDBが動作するマシンで行う作業

  1. ユーザアカウントの登録
    ネットワーク上のストレージデバイスにアクセスするための、Administratorsグループに属するユーザアカウントとパスワードを登録します。

  2. サービスの設定

    1. Windows Serverの[管理ツール]で[サービス]を選択します。

    2. “SymfoWARE RDB RDBシステム名”を選択し、[プロパティ]ボタンをクリックします。

    3. [ログオン]タブを選択し、1.で登録したのと同じユーザアカウント名とパスワードを登録します。

注意

データベーススペースを、ネットワーク上のストレージデバイスに作成する場合には、サービスがログオンする際に使うユーザアカウントに対して以下の権利を設定する必要があります。

  • オペレーティングシステムの一部として機能

  • プロセスレベルトークンの置き換え

  • クオータの増加

Symfoware/RDBがリモートアクセスするストレージデバイスを管理するすべてのマシンで行う作業

  1. ユーザアカウントの登録
    Administratorsグループに属する、Symfoware/RDBが動作するマシンで登録したユーザアカウントを同じパスワードで登録します。

  2. 共有の設定
    リモートアクセスするフォルダに対し、Symfoware/RDBが動作するマシンで登録したユーザアカウントがフルコントロールの権限でアクセス可能となるように共有の設定を行います。

注意

Symfoware/RDB停止状態で実行するRDBコマンドが、ネットワークファイルのアクセス権限エラーとなった場合は、サービスの設定で登録したユーザアカウントで再実行してください。