ポリシー情報の抽出/配付の機能を利用して、移行元サーバの資産を移行先サーバに移行します。
ポリシー情報を抽出/配付する方法については、“Systemwalker Operation Manager 導入ガイド”を参照してください。
1)移行元サーバでのポリシー情報の抽出【移行元】
[Systemwalker Operation Manager環境設定]クライアントを移行元サーバに接続し、ポリシー情報の抽出を行うことにより、移行元サーバの資産を抽出します。
抽出すべきでない定義項目について
ポリシー情報の抽出時には、注意が必要です。
以下に示すSystemwalker Operation Manager全体の定義や情報については、移行先で配付を行った場合に、移行先サーバの定義や情報が上書きされてしまうため、ポリシー抽出対象からはずしてください。
[抽出対象からはずす定義]
[ポリシーの抽出]ウィンドウの[環境定義]シート
監視ホスト
共通パラメタ【UNIX版】
監視許可ホスト
環境設定
アクション【Windows版】
[ポリシーの抽出]ウィンドウの[登録情報]シート
Operation Managerユーザ
カレンダ
出口ファイル
サービス・アプリケーション起動
イベント監視の条件【Windows版】
これらの情報を移行する必要がある場合には、手動で移行作業(移行先サーバでの定義)を行ってください。
なお、“カレンダ”および“出口ファイル”の移行については、“2.3.3 手作業による資産の移行【移行元/移行先での作業】(スケジュールサーバ)”を参照してください。
その他の各情報の設定方法の詳細については、“Systemwalker Operation Manager 導入ガイド”の“Systemwalker Operation Managerの動作環境を定義する”を参照してください。
2)移行先サーバへのポリシー情報の配付【移行元→移行先】
配付先に移行先サーバを指定してポリシー情報の配付を行うことにより、移行先サーバへ資産を移行します。
[配付先サブシステムの指定]ウィンドウでは、移行先サーバ上のサブシステム番号を指定します。[OK]ボタンで表示される[ポリシーの適用]ウィンドウでは、[次回のサービス起動時に適用する]/[次回のデーモン起動時に適用する]を選択してください。