Javaアプリケーションの移行について、以下を説明します。
移行手順
移行は以下の手順で行います。
以下のJavaアプリケーション資源をバックアップします。
Javaソースファイル
Javaクラスファイル
Javaアプリケーション
Java Archive(jar)ファイル
Web Archive(war)ファイル
Enterprise Archive(ear)ファイル
ログイン構成ファイル
トラストストアファイル
セキュリティポリシーファイル
サービスIDファイル
その他のファイル(起動シェルや、Javaアプリケーションが使うデータファイルなど)
例
Javaアプリケーション資源をバックアップ用ディレクトリにコピーする例
バックアップ用ディレクトリ:X:\Backup\ssoatzag\javaapi
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリ:C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapi
xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、コピーします。
xcopy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapi X:\Backup\ssoatzag\javaapi /E
バックアップ用ディレクトリ:/backup/FJSVssoaz/javaapi
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリ:/home/jaas/sample/javaapi
cpコマンドを使用して、コピーします。
cp -pr /home/jaas/sample/javaapi/* /backup/FJSVssoaz/javaapi
現在インストールされているパッケージをアンインストール後、本バージョン・レベルのパッケージをインストールします。
「1. Javaアプリケーション資源のバックアップ」でバックアップしたJavaアプリケーション資源をリストアします。
例
バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーション資源をリストアする例
バックアップ用ディレクトリ:X:\Backup\ssoatzag\javaapi
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリ:C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapi
xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、コピーします。
xcopy X:\Backup\ssoatzag\javaapi C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapi /E
バックアップ用ディレクトリ:/backup/FJSVssoaz/javaapi
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリ:/home/jaastest/sample/javaapi
cpコマンドを使用して、コピーします。
cp -pr /backup/FJSVssoaz/javaapi/* /home/jaastest/sample/javaapi
本バージョン・レベルのGlassFish Serverクラスターで実行するためには、アプリケーションを再配備してください。配備の手順は「シングル・サインオン運用ガイド」-「アプリケーションの開発」-「Javaアプリケーションの開発」-「サンプルコード」を参照してください。
アプリケーションごとの移行作業
以下のアプリケーションを移行する場合は、「移行手順」に加えて以下の作業を行ってください。
getExtraDataメソッドでユーザ属性を取得するアプリケーションを移行する時には、リポジトリサーバの定義ファイルを用いて、リポジトリサーバを移行してください。
ISAuthorizationCredentialオブジェクトから利用者情報を取得するアプリケーションを移行する時には、Interstage管理コンソールの[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[Webアプリケーションとの連携]の[ユーザ情報の通知]の設定を「通知する」に変更して[適用]ボタンをクリックしてください。