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Interstage Application Server V13.0.0 移行ガイド
FUJITSU Software

3.11.2 Javaアプリケーションの移行

Javaアプリケーションの移行について、以下を説明します。

移行手順

移行は以下の手順で行います。


  1. Javaアプリケーション資源のバックアップ

  2. パッケージのアンインストールとインストール

  3. Javaアプリケーション資源のリストア

  4. アプリョン再配備


1. Javaアプリケーション資源のバックアップ

以下のJavaアプリケーション資源をバックアップします。

Javaアプリケーション資源をバックアップ用ディレクトリにコピーする例

バックアップ用ディレクトリ:X:\Backup\ssoatzag\javaapi
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリ:C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapi
xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、コピーします。

xcopy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapi X:\Backup\ssoatzag\javaapi /E

バックアップ用ディレクトリ:/backup/FJSVssoaz/javaapi
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリ:/home/jaas/sample/javaapi
cpコマンドを使用して、コピーします。

cp -pr /home/jaas/sample/javaapi/* /backup/FJSVssoaz/javaapi

2. パッケージのアンインストールとインストール

現在インストールされているパッケージをアンインストール後、本バージョン・レベルのパッケージをインストールします。


3. Javaアプリケーション資源のリストア

1. Javaアプリケーション資源のバックアップ」でバックアップしたJavaアプリケーション資源をリストアします。


バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーション資源をリストアする例

バックアップ用ディレクトリ:X:\Backup\ssoatzag\javaapi
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリ:C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapi
xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、コピーします。

xcopy X:\Backup\ssoatzag\javaapi C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapi /E

バックアップ用ディレクトリ:/backup/FJSVssoaz/javaapi
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリ:/home/jaastest/sample/javaapi
cpコマンドを使用して、コピーします。

cp -pr /backup/FJSVssoaz/javaapi/* /home/jaastest/sample/javaapi

4. アプリケーションの再配備

本バージョン・レベルのGlassFish Serverクラスターで実行するためには、アプリケーションを再配備してください。配備の手順は「シングル・サインオン運用ガイド」-「アプリケーションの開発」-「Javaアプリケーションの開発」-「サンプルコード」を参照してください。

アプリケーションごとの移行作業

以下のアプリケーションを移行する場合は、「移行手順」に加えて以下の作業を行ってください。

ISAuthorizationCredentialオブジェクトのgetExtraDataメソッドでユーザ属性を取得するアプリケーションの移行

getExtraDataメソッドでユーザ属性を取得するアプリケーションを移行する時には、リポジトリサーバの定義ファイルを用いて、リポジトリサーバを移行してください。


ISAuthorizationCredentialオブジェクトから利用者情報を取得するアプリケーションの移行

ISAuthorizationCredentialオブジェクトから利用者情報を取得するアプリケーションを移行する時には、Interstage管理コンソールの[セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[Webアプリケーションとの連携]の[ユーザ情報の通知]の設定を「通知する」に変更して[適用]ボタンをクリックしてください。