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Interstage Application Server V13.0.0 アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
FUJITSU Software

2.4.1 中継アプリケーションの作成について

サーバ上でデータベースアクセスをしないでメソッド呼び出す場合



上図のように、データベースへアクセスせずに、メソッド呼出しだけを行うような「中継サーバアプリケーション」を作成する場合は、中継用サーバライブラリをリンクする必要があります。データベースシステムが提供するデータベースライブラリ、およびXA連携用プログラムをリンクする必要はありません。
中継用サーバライブラリを以下に示します。

  

中継用サーバライブラリ

libservaplcnt.lib

libservaplcnt.so


注意

データベースをアクセスしてメソッド呼び出すような「中継サーバアプリケーション」を作成する場合は、通常のサーバライブラリをリンクしてください。通常のサーバライブラリについては、「2.2.4 コンパイル・リンク方法(Windows(R))」/「2.2.5 コンパイル・リンク方法(Solaris)」/「2.2.6 コンパイル・リンク方法(Linux)」の「サーバ管理ライブラリ」を参照してください。

サーバ上のアプリケーションがトランザクションを制御する場合


サーバ上のアプリケーションがトランザクションを制御するような中継クライアントアプリケーションを作成する場合、通常のクライアントアプリケーションと同じ構成で作成します。サーバアプリケーションの初期化処理部で行っているOTS_initメソッド/OTS_termメソッドは、使用できません。
この場合の中継アプリケーション作成時に必要なライブラリを以下に示します。


中継アプリケーションの言語

アプリケーション作成用のCORBAサービスライブラリ

アプリケーション作成用のデータベース連携サービスライブラリ

C

odsv.lib
odcnsv.lib

libCurrentsv.lib



サーバ上のアプリケーションがトランザクションを制御する場合、クライアントアプリケーションと同じ構成で作成します。サーバアプリケーションの初期化処理部で行うOTS_initメソッド/OTS_termメソッドは、使用できません。