サーバアプリケーションとスケルトンをコンパイル・リンクする方法について、以下に例を示します。
cc -O test1_s.c -o test1_s test1_s.o test1_skel.o /opt/FSUNots/program/xa/libotsxaora.o \ -L/opt/FSUNots/lib -lservapl -ltacebasent -L/opt/oracle/lib -lclntsh \ -L/opt/FSUNod/lib/nt -lOM -L/opt/FSUNod/lib -lOMcn \ -I/opt/oracle/precomp/public -I/opt/FSUNots/include -I/opt/FSUNod/include
\:継続行
cc -O test1_s.c -o test1_s test1_s.o test1_skel.o /opt/FSUNots/program/xa/libotsxasym.o \ -L/opt/FSUNots/lib -lservapl -ltacebasent -L/opt/FSUNrdb2b/lib -lsql64drv -lrdbxa64 \ -L/opt/FSUNod/lib/nt -lOM -L/opt/FSUNod/lib -lOMcn -I/opt/FSUNots/include \ -I/opt/FSUNod/include
\:継続行
注意
アプリケーションをコンパイル・リンクする際には64ビット対応するためのオプションを指定して下さい。指定するオプションは使用するコンパイラのバージョンにより異なるため、コンパイラのマニュアルを確認して下さい。
■サーバライブラリ
以下のライブラリをリンクします。上から順にリンクしてください。
以下のファイルをリンクしてください。
使用用途 | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
サーバアプリケーションの運用環境用・データベースアクセスアプリケーション用 | libservapl.so(注) | /opt/FSUNots/lib |
libtacebasent.so | ||
中継サーバアプリケーションの運用環境用 | libservaplcnt.so(注) |
注)中継サーバアプリケーションを作成する場合は、libservaplcnt.soをリンクしてください。この場合、libservapl.soをリンクする必要はありません。詳細については、「2.4.1 中継アプリケーションの作成について」を参照してください。
使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。
使用用途 | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
Oracleにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxaora.o | /opt/FSUNots/program/xa |
Symfoware/RDB(プロセスモード)にアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxasym.o | |
Symfoware/RDB(スレッドモード)にアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxasym_mt.o |
使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。
データベース | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
Oracle12c/Oracle11g | libclntsh.so | Oracle Database Client のOracleホーム・ディレクトリ/lib |
Symfoware/RDB | librdbxa64.so | /opt/FSUNrdb2b/lib(注) |
libsql64drv.so |
注)Symfoware/RDBのインストールパスが「/opt/FSUNrdb2b」の場合
CORBAサービス提供ライブラリのORBコア、インタフェースリポジトリ、およびネーミングサービスをリンクしてください。CORBAサービス提供ライブラリのファイル名および格納パスについては、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「提供プログラム」-「CORBAサービスの提供プログラム」-「ライブラリ」-「サーバ用ライブラリ」を参照してください。