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Interstage Application Server V13.0.0 アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
FUJITSU Software

2.2.6 コンパイル・リンク方法(Linux)

サーバアプリケーションとスケルトンをコンパイル・リンクする方法について、以下に例を示します。


Oracleの場合(Oracleインストールパス:/opt/oracle
gcc -O test1_s.c -o test1_s test1_s.o test1_skel.o /opt/FJSVots/program/xa/libotsxaora.o  \
   -L/opt/FJSVots/lib  -lservapl -ltacebasent   -L/opt/oracle/lib -lclntsh                \
   -L/opt/FJSVod/lib/nt  -lOM -L/opt/FJSVod/lib -lOMcn                                    \
   -I/opt/oracle/precomp/public -I/opt/FJSVots/include -I/opt/FJSVod/include

\:継続行


サーバライブラリ

以下のライブラリをリンクします。上から順にリンクしてください。


サーバ管理ライブラリ

以下のファイルをリンクしてください。

使用用途

ファイル名

格納パス

サーバアプリケーションの運用環境用・データベースアクセスアプリケーション用

libservapl.so(注)

/opt/FJSVots/lib

libtacebasent.so

中継サーバアプリケーションの運用環境用

libservaplcnt.so(注)

注)中継サーバアプリケーションを作成する場合は、libservaplcnt.soをリンクしてください。この場合、libservapl.soをリンクする必要はありません。詳細については、「2.4.1 中継アプリケーションの作成について」を参照してください。


XA連携用プログラム

使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。

使用用途

ファイル名

格納パス

Oracleにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxaora.o

[RHEL7の場合]
/opt/FJSVots/program/xa/RHEL7

[RHEL8の場合]
/opt/FJSVots/program/xa/RHEL8

Symfoware/RDB(プロセスモード)にアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxasym.o

Symfoware/RDB(スレッドモード)にアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxasym_mt.o

注意

使用するオペレーティングシステムにより提供するXA連携用プログラムおよび格納先が異なります。本製品で提供されていないXA連携用プログラムを使用する場合は、otsmkxapgmコマンドで必要なXA連携用プログラムを作成してください。otsmkxapgmコマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「アプリケーション開発コマンド」-「otsmkxapgm」を参照してください。また、データベース連携サービスがサポートしているデータベースについては、「システム設計ガイド」の「ソフトウェア条件」-「アプリケーション実行時に必要なソフトウェア」-「データベース関連(データベース連携サービス)」を参照してください。


データベース依存ライブラリ

使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。

データベース

ファイル名

格納パス

Oracle

libclntsh.so

Oracleホーム・ディレクトリ/lib

Symfoware/RDB

librdbxa64.so
libsql64drv.so

/opt/FJSVrdb2b/lib


CORBAサービス提供ライブラリ

CORBAサービス提供ライブラリのORBコア、インタフェースリポジトリ、およびネーミングサービスをリンクしてください。CORBAサービス提供ライブラリのファイル名および格納パスについては、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「提供プログラム」-「CORBAサービスの提供プログラム」-「ライブラリ」-「サーバ用ライブラリ」を参照してください。