サーバアプリケーションとスケルトンをコンパイル・リンクする方法について、以下に例を示します。
gcc -O test1_s.c -o test1_s test1_s.o test1_skel.o /opt/FJSVots/program/xa/libotsxaora.o \ -L/opt/FJSVots/lib -lservapl -ltacebasent -L/opt/oracle/lib -lclntsh \ -L/opt/FJSVod/lib/nt -lOM -L/opt/FJSVod/lib -lOMcn \ -I/opt/oracle/precomp/public -I/opt/FJSVots/include -I/opt/FJSVod/include
\:継続行
■サーバライブラリ
以下のライブラリをリンクします。上から順にリンクしてください。
以下のファイルをリンクしてください。
使用用途 | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
サーバアプリケーションの運用環境用・データベースアクセスアプリケーション用 | libservapl.so(注) | /opt/FJSVots/lib |
libtacebasent.so | ||
中継サーバアプリケーションの運用環境用 | libservaplcnt.so(注) |
注)中継サーバアプリケーションを作成する場合は、libservaplcnt.soをリンクしてください。この場合、libservapl.soをリンクする必要はありません。詳細については、「2.4.1 中継アプリケーションの作成について」を参照してください。
使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。
使用用途 | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
Oracleにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxaora.o | [RHEL7の場合] [RHEL8の場合] |
Symfoware/RDB(プロセスモード)にアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxasym.o | |
Symfoware/RDB(スレッドモード)にアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxasym_mt.o |
注意
使用するオペレーティングシステムにより提供するXA連携用プログラムおよび格納先が異なります。本製品で提供されていないXA連携用プログラムを使用する場合は、otsmkxapgmコマンドで必要なXA連携用プログラムを作成してください。otsmkxapgmコマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「アプリケーション開発コマンド」-「otsmkxapgm」を参照してください。また、データベース連携サービスがサポートしているデータベースについては、「システム設計ガイド」の「ソフトウェア条件」-「アプリケーション実行時に必要なソフトウェア」-「データベース関連(データベース連携サービス)」を参照してください。
使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。
データベース | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
Oracle | libclntsh.so | Oracleホーム・ディレクトリ/lib |
Symfoware/RDB | librdbxa64.so | /opt/FJSVrdb2b/lib |
CORBAサービス提供ライブラリのORBコア、インタフェースリポジトリ、およびネーミングサービスをリンクしてください。CORBAサービス提供ライブラリのファイル名および格納パスについては、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「提供プログラム」-「CORBAサービスの提供プログラム」-「ライブラリ」-「サーバ用ライブラリ」を参照してください。