配信連携定義ファイルは、印刷データの格納先管理簿と、印刷データに付加する帳票情報を定義するためのファイルです。
配信連携定義ファイルはテキストファイルに記述し、そのファイルをlvsetinfコマンドで登録します。なお、登録が正常に終了した場合は、テキストファイルのバックアップファイル(lvtrinf.BAK)が部門ディレクトリに作成されます。このテキストファイルは、配信連携定義ファイルの登録後も、更新する際に使用しますので、大切に保管しておいてください。
lvsetinfコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
なお、テキストファイルのひな型は、リスト管理サーバをインストールすると作成されます。
注意
配信連携定義で帳票の振り分けを行う場合は、サーバ動作環境ファイルの帳票の振り分け(DISTDEF=)に、配信連携定義(0)を指定する必要があります。
印刷データを配信連携定義で振り分ける場合、帳票情報は、以下の優先順で採用されます。
OSIV SystemWalker/PrintASSORTの帳票情報、OSIV LISTVIEWの帳票情報、または、OSIV APS/NPの仕分け情報
受信フォルダの振り分け定義、または配信連携マスタファイル/配信連携定義ファイルの定義
なお、帳票仕分け管理を使用する場合は、帳票仕分け管理の優先順が一番高くなります。
サーバ動作環境ファイルで、配信連携定義ファイルの省略値を更新した場合は、配信連携定義ファイルを再度登録してください。登録を行わない場合は、配信連携定義は更新されません。
(1) 管理簿を振り分けるための指定
印刷データを格納先管理簿に振り分ける方法には、以下の3つがあります。
印刷データのファイル名に含まれる文字(キーワード)による振り分け
任意に指定した条件(振り分けキーワード)による振り分け
印刷データのファイル名と任意の条件の両方による(キーワードと振り分けキーワードをともに条件とする)振り分け
管理簿の振り分け方法(管理簿の決定方法)に対する、各情報の指定方法を示します。
格納先管理簿の決定方法 | 配信連携定義ファイル | 情報連携ファイル | |
---|---|---|---|
KEY | KEY-INF | LV-INF-KEY | |
ファイル名により決定 | 定義する | 定義しない | 指定しない |
振り分けキーワードにより決定 | 定義しない | 定義する | 指定する |
ファイル名および振り分けキーワード により決定 | 定義する | 定義する | 指定する |
印刷データのファイル名に含まれる文字(キーワード)により、格納先の管理簿を決定する場合、配信連携定義ファイルに以下の定義が必要です。
キーワード(KEY):ファイル名で振り分けるための条件
管理簿のディレクトリ(DB):格納先の管理簿のディレクトリ名
情報連携ファイルに指定した条件(振り分けキーワード)により、格納先の管理簿を決定する場合、配信連携定義ファイルに以下の定義が必要です。
配信連携定義振り分けキーワード(KEY-INF):振り分けるための条件となる文字列
管理簿のディレクトリ(DB):格納先の管理簿のディレクトリ名
帳票登録コマンド(lvrcvlst)を実行する際、管理簿の振り分けキーワード(LV-INF-KEY)を設定した情報連携ファイル名を指定します。
lvrcvlstコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。 情報連携ファイルについては、“6.3.3 印刷データの登録 <ファイル転送運用のみ>”の“情報連携ファイルの設定”を参照してください。 |
なお、情報連携ファイルと配信連携定義ファイルの振り分けキーワードは、前方一致により比較されます。
配信連携マスタファイル | 情報連携ファイル | 比較結果 |
---|---|---|
KEY-INF | LV-INF-KEY | |
ABCDEFG | ABCDEFG | 一致 |
ABC | ABCDEFG | 一致 |
ABCDEFG | ABC | 不一致 |
EFG | ABCDEFG | 不一致 |
配信連携定義ファイルには、管理簿ごとに以下の定義をします。
格納先を振り分けるための条件
条件に対応する管理簿
印刷データに付加する帳票情報
この定義により、印刷データの格納先管理簿が決定し、帳票情報が付加されます。
注意
「KEY」は必ず1行目に、「KEYN」は必ず2行目に記述してください。記述していない場合、lvsetinfコマンドでエラーとなります。
オペランド名を誤って指定した場合、lvsetinfコマンドでエラーとなります。
オペランドの設定において、使用できない文字がありますので注意してください。
使用できない文字については、“H.2 使用できない文字”を参照してください。 |
配信連携定義ファイルの内容
配信連携定義ファイルでは、以下の情報を設定します。
情報名 | オペランド | 説明 | 省略値 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
キーワード開始桁 | KEYS= | ファイル名で振り分ける場合、キーワードの開始桁数を1~64の数字で指定します。 ただし、キーワード開始桁とキーワード文字数を合わせた数は65以下になるようにします。なお、ファイル名で振り分けない場合は「KEYS=0」を指定します。 | 省略不可 | ||||
キーワード文字数 | KEYN= | ファイル名で振り分ける場合、キーワードの文字数を1~64の数字で指定します。 ただし、キーワード開始桁とキーワード文字数を合わせた数は65以下になるようにします。なお、ファイル名で振り分けない場合は「KEYN=0」を指定します。 | 省略不可 | ||||
管理簿ごとの定義 | キーワード | KEY= | ファイル名で振り分ける場合、キーワードを64バイト以内の文字で指定します。キーワードの文字数はKEYNで指定したキーワード文字数と合わせてください。 なお、KEYS=0とKEYN=0を指定した場合は、本オペランドは指定できません。どのキーワードにも一致しない印刷データの振り分け先を記述する場合は「KEY=*」を指定します。ファイル名で振り分ける場合、「KEY=*」の定義は必ず指定しなければなりません。キーワードとして使用できる文字は、ファイル名として認識できる文字です。 | ファイル名で振り分ける場合は、省略不可 | |||
配信連携定義振り分けキーワード | KEY-INF= | 任意の条件で振り分ける場合、キーワードを64バイト以内の文字で指定します。 どのキーワードにも一致しない印刷データの振り分け先を記述する場合は「KEY-INF=*」を指定します。振り分けキーワードで振り分ける場合、「KEY-INF=*」の定義は必ず指定しなければなりません。 | 任意の条件(振り分けキーワード )で振り分ける場合は、省略不可 | ||||
管理簿のディレクトリ名 | DB= | 格納先の管理簿のディレクトリ名を185バイト以内のフルパスで指定します。 | 省略不可 | ||||
帳票情報の初期値 | 帳票名 | TITLE= | 帳票名を40バイト以内で指定します。空白を含むこともできます。文字種には特に制限はありません。 *を指定すると、印刷データのファイル名を帳票名として表示します。ここで指定した帳票名がクライアントの帳票一覧や帳票のプロパティで帳票名として表示されます。 | * | |||
コメント | STITLE= | 帳票のコメントを指定する場合に、40バイト以内で指定します。空白を含むこともできます。文字種には特に制限はありません。ここで指定したコメントがクライアントの帳票のプロパティでコメントとして表示されます。 | なし | ||||
帳票管理者名 | MANAGER= | 帳票の管理者名を16バイト以内の文字で指定します。空白を含むこともできます。文字種には特に制限はありません。 | なし | ||||
帳票作成者名 | MAKER= | 帳票の作成者名を16バイト以内の文字で指定します。空白を含むこともできます。文字種には特に制限はありません。ここで指定した帳票作成者名がクライアントの帳票一覧や帳票のプロパティで作成者名として表示されます。 | なし | ||||
登録有効期間 | TERM= | 印刷データを登録してから有効な期間を何日にするかを1~9999の数字で指定します。ここで指定した登録有効期間がクライアントの帳票一覧や帳票のプロパティで登録有効期限として表示されます。 | 9999 | ||||
削除種別 | DELTYPE= | 登録有効期間を過ぎた印刷データを自動削除するかどうかを指定します。 0:自動削除しない 1:自動削除する ここで指定した削除種別がクライアントの帳票のプロパティで「削除対象 する/しない」として表示されます。 | (注1) | ||||
作成OS | OS= | 印刷データが作成されたOSを指定します。 0:MSP 1:XSP | (注1) | ||||
文字間隔 | CPI= | 1バイト系文字(半角文字)の文字間隔を指定します。 0:10CPI 1:12CPI 2:15CPI | (注1) | ||||
コード系 | CODE= | 1バイト系文字(半角文字)のコード系を指定します。 0:EBCDICカナ 1:EBCDIC英小文字 2:EBCDIC ASCII | (注1) | ||||
印刷装置の初期値 | FCB 名 | FCB-NAME= | FCB名を1~4文字の英数字で指定します。 なお、印刷データに設定されている場合は、意味をもちません。 | (注1、注3) | |||
オーバレイ名 | OVL-NAME= | オーバレイ名を、1~4文字の英数字で指定します。 なお、印刷データに設定されている場合は、意味をもちません。 | (注1、注3) | ||||
連続紙の横幅 | LP-WIDTH= | 連続紙の横幅を指定します。6.5 ~20.0インチの範囲で、これに100 倍した整数値を指定します。なお、印刷データの用紙サイズがカット紙の場合は、意味をもちません。 | (注1、注3) | ||||
印刷禁止域 | UNPRAREA= | 印刷禁止域を制御するかどうかを指定します。 0:印刷禁止域を制御しない 1:印刷禁止域を制御する なお、印刷データに設定されている場合は、意味をもちません。 | (注1、注3) | ||||
カット紙印刷装置の初期値 (注2) | 用紙サイズ | SHEET= | 用紙のサイズを指定します。 0:LP 1:A3 2:A4 3:A5 4:B4 5:B5 6:LTR なお、印刷データに設定されている場合は、意味をもちません。 | (注1、注3) | |||
印刷モード | PRMODE= | 印刷モードを指定します。 0:ランドスケープモード 1:ポートレートモード なお、印刷データに設定されている場合は、意味をもちません。 | (注1、注3) | ||||
とじしろ幅 | BINDW= | とじしろ幅を指定します。 とじしろ幅は0~2.54インチの範囲で、これに100倍した整数値を指定します。 なお、印刷データに設定されている場合は、意味をもちません。 | (注1、注3) | ||||
とじしろ方向 | BIND= | とじしろ方向を指定します。 0:上とじ 2:左とじ なお、印刷データに設定されている場合は、意味をもちません。 | (注1、注3) | ||||
印刷開始原点 | STRLOCAT= | 用紙の原点位置をX,Y の形式で、原点のx方向をX、y方向をYに、とじしろ幅を含まない値で指定します。それぞれ0.2 ~20.0インチの範囲で、これに100倍した整数値を指定します。 なお、印刷データに設定されている場合は、意味をもちません。 | (注1、注3) | ||||
先頭非表示ページ数 | DEL-TOP= | セパレータがある帳票を表示する際、先頭ページから何ページを非表示とするかを、0~255の範囲の数字で指定します。 | (注1) | ||||
末尾非表示ページ数 | DEL-BOT= | セパレータがある帳票を表示する際、最終ページから何ページを非表示とするかを、0~255の範囲の数字で指定します。 | (注1) | ||||
抜き出し検索ファイルの作成 | SRH-IDX= | 登録時に、抜き出し検索ファイルを作成するかどうかを指定します。 0:抜き出し検索ファイルを作成しない 1:抜き出し検索ファイルを作成する | (注1) | ||||
登録後印刷プリンタ名 | PRINTOUT= | 登録後に印刷するプリンタ名を指定します。 | (注1) | ||||
ユーザ名1 | USER1= | オペレーティングシステムによる認証を利用している場合、帳票管理処理および帳票表示処理の権利を与えるユーザ名を8バイト以内で指定します。 本オペランドは、情報連携ファイルにLV-ACCESS-USER-nn、LV-ACCESS-GROUP-nnの指定がない場合に有効となります。 省略した場合は、ユーザに対するアクセス権は設定されません。 複数のユーザ名の指定はできません。 | なし | ||||
グループアクセス権1 | GACC1= | オペレーティングシステムによる認証を利用している場合、GROUP1で指定したグループに対して、帳票表示処理の権利を与えるかどうかを指定します。 本オペランドは、情報連携ファイルにLV-ACCESS-USER-nn、LV-ACCESS-GROUP-nnの指定がなく、かつGROUP1が指定されている場合に有効となります。 0:権利なし 1:権利あり | 1 | ||||
グループアクセス権2 | GACC2= | オペレーティングシステムによる認証を利用している場合、GROUP1で指定したグループに対して、帳票管理処理の権利を与えるかどうかを指定します。 本オペランドは、情報連携ファイルにLV-ACCESS-USER-nn、LV-ACCESS-GROUP-nnの指定がなく、かつGROUP1が指定されている場合に有効となります。 0:権利なし 1:権利あり | 1 | ||||
グループ名1 | GROUP1= | オペレーティングシステムによる認証を利用している場合、帳票管理処理および帳票表示処理の権利を与えるグループ名を8バイト以内で指定します。 本オペランドは、情報連携ファイルにLV-ACCESS-USER-nn、LV-ACCESS-GROUP-nnの指定がない場合に有効となります。 省略した場合、グループに対するアクセス権は設定されません。 複数のグループ名の指定はできません。 | なし | ||||
OTHER アクセス権1 | OACC1= | オペレーティングシステムによる認証を利用している場合、USER1で設定したユーザ以外の人、GROUP1で設定したグループ以外の人に帳票表示処理の権利を与えるかどうかを指定します。 本オペランドは、情報連携ファイルにLV-ACCESS-USER-nn、LV-ACCESS-GROUP-nnの指定がない場合に有効となります。 0:権利なし 1:権利あり 注意 GACC1に0を設定した場合、本オペランドに1を設定しても、0が設定されたものとみなします。 | 0 | ||||
OTHER アクセス権2 | OACC2= | オペレーティングシステムによる認証を利用している場合、USER1で設定したユーザ以外の人、GROUP1で設定したグループ以外の人に帳票管理処理の権利を与えるかどうかを指定します。 本オペランドは、情報連携ファイルにLV-ACCESS-USER-nn、LV-ACCESS-GROUP-nnの指定がない場合に有効となります。 0:権利なし 1:権利あり 注意 GACC2に0を設定した場合、本オペランドに1を設定しても、0が設定されたものとみなします。 | 0 | ||||
ユーザアクセス情報 | DUACC= | ユーザ作成ライブラリによる認証を利用する場合、アクセス権情報を設定するユーザ名、およびユーザに与えるアクセス権を指定します。 本オペランドは、情報連携ファイルにLV-ACCESS-USER-nn、LV-ACCESS-GROUP-nnの指定がない場合に有効となります。 ユーザに与えるアクセス権は、次のいずれかの値を指定します。 0:アクセスを許可しない 1:帳票を表示する権利を与える 2:帳票を管理する権利を与える ユーザ名とアクセス権は、「:」でつないで指定します。複数のユーザ名とアクセス権を指定する場合は、「,」で区切って指定します。 例) DUACC=user1:1,user2:2 省略した場合、ユーザに対するアクセス権は設定されません。 | なし | ||||
グループアクセス情報 | DGACC= | ユーザ作成ライブラリによる認証を利用する場合、アクセス権情報を設定するグループ名、およびグループに与えるアクセス権を指定します。 本オペランドは、情報連携ファイルにLV-ACCESS-USER-nn、LV-ACCESS-GROUP-nnの指定がない場合に有効となります。 グループに与えるアクセス権は、以下のいずれかの値を指定します。 0:アクセスを許可しない 1:帳票を表示する権利を与える 2:帳票を管理する権利を与える グループ名とアクセス権は、「:」でつないで指定します。複数のユーザ名とアクセス権を指定する場合は、「,」で区切って指定します。 例) DGACC=group1:1,group2:2 | Everyoneに対してフルコントロール |
サーバ動作環境ファイルに設定した値が省略値になります。サーバ動作環境ファイルに値を設定していない場合は、List Worksが用意した省略値を使用します。
サーバ動作環境ファイルの設定については、“環境構築手引書”を参照してください。 |
カット紙印刷装置に関する情報の詳細については、“OSIV APS説明書”を参照してください。
印刷装置の初期値については、リスト管理サーバの印刷機能を使用する場合は、lpfilterコマンドの実行時に -y オプションの mode-list に指定した値を使用することをお勧めします。
lpfilterコマンドについては、“Solarisシステムのマニュアル”を参照してください。 |
リスト管理サーバの印刷機能を使用しない場合は、富士通ホスト上のAPSのDFNWTRコマンドを実行した時に指定した値を、配信連携定義ファイル(印刷装置の初期値)に使用することをお勧めします。
DFNWTRコマンドについては、“OSIV APS説明書”を参照してください。 |
注意
すべての印刷データの格納先を、必ず定義してください(「KEY=*」、「KEY-INF=*」)。
配信連携定義ファイルは、テキストファイルに記述します。配信連携定義ファイルの記述形式を振り分けの方法ごとに説明します。
ファイル名による振り分け
任意の条件(振り分けキーワード)による振り分け
ファイル名と任意の条件の両方による振り分け
ファイル名による振り分けをする場合、配信連携定義ファイルは、テキストファイルに以下のように記述します。
注意
1行に複数のオペランドを記述することはできません。
1つの管理簿の定義に同じキーワードがある場合は、最初の定義が有効になります。
1つの管理簿の定義に同じオペランドがある場合は、最後の定義が有効になります。
任意の条件(振り分けキーワード)による振り分けをする場合、配信連携定義ファイルは、テキストファイルに以下のように記述します。
注意
1行に複数のオペランドを記述することはできません。
1つの管理簿の定義に同じキーワードがある場合は、最初の定義が有効になります。
1つの管理簿の定義に同じオペランドがある場合は、最後の定義が有効になります。
ファイル名と任意の条件の両方による振り分けをする場合、配信連携定義ファイルは、テキストファイルに以下のように記述します。
注意
1行に複数のオペランドを記述することはできません。
1つの管理簿の定義に同じキーワードがある場合は、最初の定義が有効になります。
1つの管理簿の定義に同じオペランドがある場合は、最後の定義が有効になります。
ファイル名と振り分けキーワードの両方で振り分けを行う場合は、どの管理簿にも一致しない定義(「KEY=*」と「KEY-INF=*」)は、1つの管理簿で同時に定義しなければなりません。
設定する値が同じオペランドを、まとめて省略値定義として定義することができます。省略値定義はDEFSTARTオペランドとDEFENDオペランドで行います。省略値定義の記述方法を以下に示します。
営業部門と総務部門で合わせて6種類の帳票を扱います。印刷データのファイル名は先頭から3文字目と4文字目が以下の文字になるように運用を決めておきます。
1a:A製品売上 1b:B製品売上 2c:C製品売上 2d:D製品売上 ss:出張精算書 sk:給料明細書
配信連携定義ファイルには以下の情報を定義します。
帳票の種類 | A製品 | B製品 | C製品 | D製品 | 出張 | 給料 | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
部門 | 営業部門 | 総務部門 | その他 | ||||
管理簿 | 営業一課用 | 営業二課用 | 総務課用 | その他 | |||
キーワード開始桁 | 3 | 3 | 3 | ||||
キーワード文字数 | 2 | 2 | 2 | ||||
キーワード | 1a | 1b | 2c | 2d | ss | sk | * |
管理簿の | /home/ | /home/ | /home/ | /home/ | /home/ | /home/ | /home/ |
帳票名 | A製品売上 | B製品売上 | C製品売上 | D製品売上 | 出張精算書 | 給料明細書 | その他 |
帳票管理者名 | 帳票通夫 | 帳票通夫 | 帳票通夫 | 帳票通夫 | 帳票通子 | 帳票通子 | 帳票太郎 |
帳票作成者名 | 帳票通夫 | 帳票通夫 | 帳票通夫 | 帳票通夫 | 帳票通子 | 帳票通子 | 帳票太郎 |
登録有効期限 | 30 | 30 | 30 | 30 | 50 | 50 | 30 |
削除種別 | 省略値 | 省略値 | 省略値 | 省略値 | 0:削除 | 0:削除 | 省略値 |
文字間隔 | 省略値 | 省略値 | 省略値 | 省略値 | 1(12CPI) | 1(12CPI) | 省略値 |
抜き出し検索ファイルの作成 | 1(抜き出し検索ファイルを作成する) | 省略値 | 省略値 | 省略値 | |||
ユーザ名1 | E0001 | E0001 | E0001 | E0001 | S0001 | S0001 | M0001 |
グループアクセス権1 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
グループ名1 | eigyo | eigyo | eigyo | eigyo | soumu | soumu | zensha |
グループアクセス権2 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
部門ごと、以下のファイルに情報を記述して、配信連携定義ファイルを作成します。
営業部門: /home/m0001/infeigyo
KEYS=3 KEYN=2 DEFSTART MANAGER=帳票通夫 MAKER=帳票通夫 TERM=30 USER1=E0001 GACC1=1 GROUP1=eigyo GACC2=0 DEFEND # A 製品売上 KEY=1a DB=/home/eigyo/eigyo1 TITLE=A 製品売上 SRH-IDX=1 // # B 製品売上 KEY=1b DB=/home/eigyo/eigyo1 TITLE=B 製品売上 SRH-IDX=1 // # C 製品売上 KEY=2c DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE=C 製品売上 SRH-IDX=1 // # D 製品売上 KEY=2d DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE=D 製品売上 SRH-IDX=1 // # その他 KEY=* DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE=その他 //
総務部門: /home/m0001/infsoumu
KEYS=3 KEYN=2 DEFSTART MANAGER=帳票通子 MAKER=帳票通子 TERM=50 DELTYPE=0 CPI=1 USER1=S0001 GACC1=1 GROUP1=soumu GACC2=0 DEFEND # 出張精算書 KEY=ss DB=/home/soumu/soumuka TITLE=出張精算書 // # 給料明細書 KEY=sk DB=/home/soumu/soumuka TITLE=給料明細書 // # その他 KEY=* DB=/home/soumu/soumuka TITLE=その他 //
その他: /home/m0001/infother
KEYS=3 KEYN=1 # その他用 KEY=* DB=/home/other/any TITLE=その他用 MANAGER=帳票太郎 MAKER=帳票太郎 TERM=30 USER1=M0001 GACC1=1 GROUP1=zensha GACC2=0 //
作成した配信連携定義ファイルを登録します。
# lvsetinf -i/home/m0001/infeigyo -u/home/eigyo # lvsetinf -i/home/m0001/infsoumu -u/home/soumu # lvsetinf -i/home/m0001/infother -u/home/other
営業部門と総務部門で合わせて6種類の帳票を扱います。各帳票に対して、振り分け用のキーワードを決めておきます。
uriagea:A製品売上 uriageb:B製品売上 uriagec:C製品売上 uriaged:D製品売上 seisan:出張精算書 kyuuryou:給料明細書
配信連携定義ファイルには以下の情報を定義します。
帳票の種類 | A製品 | B製品 | C製品 | D製品 | 出張 | 給料 | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
部門 | 営業部門 | 総務部門 | その他 | ||||
管理簿 | 営業一課用 | 営業二課用 | 総務課用 | その他 | |||
キーワード 開始桁 | 0 | 0 | 0 | ||||
キーワード 文字数 | 0 | 0 | 0 | ||||
配信連携定義振り分けキーワード | uriagea | uriageb | uriagec | uriaged | seisan | kyuuryou | * |
管理簿のディレクトリ名 | /home/ | /home/ | /home/ | /home/ | /home/ | /home/ | /home/ |
… | … | … | … | … | … | … | … |
(以下の情報は、ファイル名による振り分けの使用例と同様) | |||||||
部門ごと、以下のファイルに情報を記述して、配信連携定義ファイルを作成します。
営業部門: /home/m0001/infeigyo
KEYS=0 KEYN=0 DEFSTART MANAGER=帳票通夫 MAKER=帳票通夫 TERM=30 USER1=E0001 GACC1=1 GROUP1=eigyo GACC2=0 DEFEND # A 製品売上 KEY-INF=uriagea DB=/home/eigyo/eigyo1 TITLE=A 製品売上 SRH-IDX=1 // # B 製品売上 KEY-INF=uriageb DB=/home/eigyo/eigyo1 TITLE=B 製品売上 SRH-IDX=1 // # C 製品売上 KEY-INF=uriagec DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE=C 製品売上 SRH-IDX=1 // # D 製品売上 KEY-INF=uriaged DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE=D 製品売上 SRH-IDX=1 // # その他 KEY-INF=* DB=/home/eigyo/eigyo2 TITLE=その他 //
総務部門: /home/m0001/infsoumu
KEYS=0 KEYN=0 DEFSTART MANAGER=帳票通子 MAKER=帳票通子 TERM=50 DELTYPE=0 CPI=1 USER1=S0001 GACC1=1 GROUP1=soumu GACC2=0 DEFEND # 出張精算書 KEY-INF=seisan DB=/home/soumu/soumuka TITLE=出張精算書 // # 給料明細書 KEY-INF=kyuuryou DB=/home/soumu/soumuka TITLE=給料明細書 // # その他 KEY-INF=* DB=/home/soumu/soumuka TITLE=その他 //
その他: /home/m0001/infother
KEYS=0 KEYN=0 # その他用 KEY-INF=* DB=/home/other/any TITLE=その他用 MANAGER=帳票太郎 MAKER=帳票太郎 TERM=30 USER1=M0001 GACC1=1 GROUP1=zensha GACC2=0 //
作成した配信連携定義ファイルを登録します。
# lvsetinf -i/home/m0001/infeigyo -u/home/eigyo # lvsetinf -i/home/m0001/infsoumu -u/home/soumu # lvsetinf -i/home/m0001/infother -u/home/other