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Systemwalker Network Manager 使用手引書
FUJITSU Software

2.2.2 運用管理サーバの導入準備

Systemwalker Network Managerの運用管理サーバの導入準備について説明します。

以下の流れで導入準備を行う必要があります。

2.2.2.1 ホスト名、IPアドレスを登録する
2.2.2.2 ネットマスクを設定する
2.2.2.3 Windows特有の設定を行う

2.2.2.1 ホスト名、IPアドレスを登録する

Systemwalker Network Managerの運用管理サーバのホスト登録について説明します。
自サーバ名称とIPアドレスをhostsファイルに設定して下さい。

運用管理サーバのhostsファイル修正方法

hostsファイルに、自サーバのホスト名とIPアドレスを設定して下さい。

2.2.2.2 ネットマスクを設定する

Systemwalker Network Managerの運用管理サーバのネットマスク設定について説明します。

すべての運用管理サーバのネットマスク値が正しく設定されていることを確認して下さい。設定されていない場合は、正しい値を追加して下さい。

2.2.2.3 Windows特有の設定を行う

Windows環境特有の以下設定を行います。

2.2.2.3.1 ファイアウォールを設定する

Windowsでは、標準インストール時にOSのファイアウォール機能が有効になっているため、そのままの設定ではSystemwalker Network Managerの機能が使用できません。WindowsサーバにSystemwalker Network Managerをインストールする場合は、以下のどちらかの対応が必要です。

2.2.1.5 サービスポートの設計に記載されているポートを全て通信できるように設定を行って下さい。

2.2.2.3.2 IISの設定

Systemwalker Network ManagerではIISのWebサーバおよびFTPサーバを使用します。

以下にIISの設定手順について説明します。

1.  管理者権限のユーザで運用管理サーバにログオンします。

2.  [スタート]→[管理ツール]→[サーバーマネージャー]を開きます。

3.  役割の追加を行います。

[ローカルサーバー]の[役割と機能]→[役割と機能の追加]を選択します。

4.  IISを選択します。

[役割と機能の追加ウィザード]で[役割ベースまたは機能ベースのインストール]を選択し、[サーバーの選択]では運用管理サーバーとなるサーバーを、[サーバーの役割]では[Web サーバー(IIS)]を選択して[次へ]へ進みます。

5.  役割サービスで以下を追加して[次へ]へ進み、インストールを実行します。

・FTPサーバー

・アプリケーション開発配下のISAPI拡張

・アプリケーション開発配下のASP

・アプリケーション開発配下のCGI

注意

  • 事前にIISをインストール済みの場合は、手順5の役割サービスを追加して下さい。

2.2.2.3.3 必須ソフトウェアのインストール

Systemwalker Network Managerを使用するためには、ActivePerlが必要になります。以下サイトからActivePerlをダウンロードし、インストールして下さい。

http://www.activestate.com/activeperl/

注意

  • ActivePerl 5.12.4で動作確認済みです。

  • インストール時に、環境変数にActivePerlのパスを追加して下さい。

  • インストール時に、.plファイルをActivePerlに関連付けて下さい。