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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

3.2.15 簡易操作ログファイルを収集する

CTの簡易操作ログファイルを収集する方法について説明します。

注意

この機能を利用するにはエージェントモードCTが必要です。

コマンドモードCTでは利用できない機能です。

ポリシーの設定変更

  1. メインメニューにログイン後、[環境設定]-[ポリシーグループ管理]-[各種ポリシーの管理]-[基本動作ポリシー]-[インベントリ情報]、[収集項目の設定]で[簡易操作ログの収集]を以下のどれかの設定に変更します。

    項目

    説明

    [簡易操作ログの収集]

    各PCの簡易操作ログを収集するかを指定します。

    「する(サーバ通知する)」

    選択すると、CTで簡易操作ログ情報を記録し、その情報をインベントリ収集時にサーバに通知します。
    サーバに通知することでCSの必要ディスク容量が増加しますが、CSでログを一元的に管理することができます。

    「する(サーバ通知しない)」

    選択すると、CTで簡易操作ログ情報を記録しますが、インベントリとしてサーバに通知しません。
    サーバに通知しないためCSの必要ディスク容量は増加しませんが、記録されたログ情報を確認するにはCT上で確認する必要があります。

    「しない」

    選択すると、簡易操作ログを収集しません。
    この項目を選択した状態でもすでにCS上やCT上に保存された簡易操作ログについては削除しません。
    初期値は、「しない」です。

    注意

    V13.0.0以前のCTとの混在運用を行う場合

    今版のCS導入後、新たにV13.0.0以前のCTに対して操作ログを収集する場合は、以下の手順を実施します。

    1. 「ソフトウェア稼働情報の収集」を[する]と設定します。

    2. ファイル収集機能で以下のファイルを収集する設定とします。<DTPDIR>はマクロ定義であるため、そのまま入力してください。

      • <DTPDIR>\invcl\inv\meter\opelog\UserOperation.00.wdt

      • <DTPDIR>\invcl\inv\meter\opelog\UserOperation.01.wdt

      • <DTPDIR>\invcl\inv\meter\opelog\UserOperation.02.wdt

      • <DTPDIR>\invcl\inv\meter\opelog\UserOperation.03.wdt

      ファイル収集機能の設定方法については、“3.1.1 クライアントの動作設定を行う”を参照してください。

  2. 設定内容を確認し、[適用]ボタンをクリックしてポリシーを変更します。

    CTでは、変更したポリシーを受信後にログオンしたユーザーから、機能が有効になります。

簡易操作ログファイルの参照

作成された簡易操作ログファイルは、CTの以下のディレクトリに格納されます。

CTのインストールディレクトリ\invcl\inv\meter\opelog

なお、CSに通知された場合は、CS上のファイル収集格納ディレクトリ配下に格納されます。

参照する場合は、直接ディレクトリ配下を参照してください。

簡易操作ログファイルは最大4ヶ月分保存されます。作成される各ファイルの意味は、以下のとおりです。

UserOperation.00.wdu:当月分の簡易操作ログファイル

UserOperation.01.wdu:前月分の簡易操作ログファイル

UserOperation.02.wdu:2ヶ月前の簡易操作ログファイル

UserOperation.03.wdu:3ヶ月前の簡易操作ログファイル

各ファイルの書式については、“リファレンスマニュアル”を参照してください。