性能管理機能では、独自に装置の構成情報を保持しています。
ポイント
性能管理の開始時に、監視ボリューム範囲に「すべて」を指定した場合、以下の手順による構成情報の更新は不要です。以下のタイミングで、自動的に構成情報が更新されます。
ボリュームの作成/削除
ボリューム作成/削除の操作の前に構成情報の更新が必要な場合は、Webコンソールで、対象装置に対して[設定の再読み込み]を実施してください。詳細は、「7.2.2 性能管理指示」を参照してください。
ファームウェアの更新
装置の構成によって更新が完了するまでに時間がかかることがあります。また、構成情報の更新が完了するまでの間は性能情報が正しく表示されないことがあります。直ちに最新の状態に更新したい場合は、ファームウェアの更新時に「構成情報の更新手順(監視ボリューム範囲に「すべて」を指定した場合)」の手順で構成情報を更新してください。
ただし、性能管理の開始後に作成したRAIDグループに対して閾値監視を行う場合は、閾値監視の停止・開始が必要です。詳細は、「7.3.4 閾値監視情報の設定」を参照してください。
監視ボリューム範囲を変更した場合、変更に合わせて監視ボリューム範囲を設定してください。
装置の構成を変更する場合、以下の手順に従って性能管理機能が保持する装置の構成情報を更新してください。また、性能監視および閾値監視を実施している装置に対し構成を変更した場合も、以下の手順で構成情報を更新してください。
性能監視および閾値監視を実施している装置に対し構成を変更した場合、性能監視および閾値監視は、更新前の構成情報で監視を実施しています。以下の手順で、構成情報を更新するまでの性能情報および閾値監視は、保証できません。
構成情報の更新手順(監視ボリューム範囲に「部分」を指定した場合)
性能監視の設定内容を記録します。(性能監視を実施している場合)
《記録する設定内容》
監視ボリューム範囲
最小監視ボリューム番号(ETERNUS ディスクアレイの場合だけ)
最大監視ボリューム番号(ETERNUS ディスクアレイの場合だけ)
監視間隔
性能監視を停止します。(性能監視を実施している場合)
詳細は、「7.2.8 性能管理停止指示」を参照してください。
サポート装置の構成変更を実施します。
手順1で記録した設定内容を基に、性能監視を開始します。(性能監視を実施している場合)
《設定内容》
監視ボリューム範囲(「部分」を選択してください。)
最小監視ボリューム番号
最大監視ボリューム番号
監視間隔
構成情報ファイル作成(「はい」を選択してください。)
詳細は、「7.2.2 性能管理指示」、「7.2.3 監視間隔設定」を参照してください。
構成情報の更新手順(監視ボリューム範囲に「すべて」を指定した場合)
性能監視の設定内容を記録します。(性能監視を実施している場合)
《記録する設定内容》
監視間隔
性能監視を停止します。(性能監視を実施している場合)
詳細は、「7.2.8 性能管理停止指示」を参照してください。
サポート装置の構成変更を実施します。
手順1で記録した設定内容を基に、性能監視を開始します。(性能監視を実施している場合)
《設定内容》
監視ボリューム範囲(「すべて」を選択してください。)
監視間隔
詳細は、「7.2.2 性能管理指示」、「7.2.3 監視間隔設定」を参照してください。