本製品では、ストレージ装置の暗号化を管理できます。ストレージ装置の機種やモデルによる制限を意識することなく、同じ操作性で作業できます。
暗号化に関する操作は、装置、Tierプール、またはボリュームに対して実行できます。本節では、装置に対する操作を説明します。
Tierプールに対する操作は、『Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編』の「Tierプールの作成」を参照してください。ボリュームに対する操作は、「6.1.2 ボリューム管理」を参照してください。
Webコンソールで対象装置を選択し、アクションペインから処理を選択します。
実行できる操作は以下のとおりです。
暗号化の設定
有効/変更/無効
ポイント
装置が暗号化モード"AES-256"をサポートしている場合、暗号化の有効/変更の操作において、以下の暗号化モードを選択できます。
富士通独自方式
AES-128
AES-256
装置が暗号化モード"AES-256"をサポートしていない場合、暗号化の有効の操作において、暗号化モードは富士通独自方式となります。富士通独自方式以外の暗号化モードには変更できません。
注意
暗号化機能を利用するには、装置に対する設定が有効となっている必要があります。
装置に対する設定が無効になっている場合は、Tierプールまたはボリュームごとの有効/無効の設定にかかわらず、暗号化機能を利用できません。
ETERNUS DX60 S2は、本製品からボリューム暗号化の操作および暗号化モードの設定を実施できません。