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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.8 運用ガイド
FUJITSU Storage

6.1.10 仮想マシンの管理

仮想マシンの新規作成

新しいVMゲストを作成したときは、そのVMゲストが含まれるVMホストに対して[設定の再読み込み]を実施してください。

VMware vSphere Virtual Volumes環境において、VVOLデータストア上に作成したVMゲストの場合は、VMゲストの電源をONにすると、そのVMゲストは自動的にETERNUS SFシステムに装置登録されます。このため、VMゲストに対する[設定の再読み込み]の実施は不要です。

仮想マシンの移行

Storage vMotion機能やvSphere HA機能によるVMホスト間のVMゲストの移動について、本製品ではその移動を自動検出できません。VMゲストの移動、バックアップ/リストアなど、VMゲストのUUIDが変わる操作を実施した場合、本製品は操作の実施前後で同じVMゲストと認識できず、そのVMゲストのステータスが"Unknown"となります。このため、VMゲストのUUIDが変わる操作を実施した場合は、Webコンソールで以下の操作を実施してください。

  1. VMホストから、変更前のUUIDが設定されているVMゲストを削除

  2. 変更後のUUIDが設定されているVMゲストが存在するVMホストに対して、[設定の再読み込み]を実施

VMware vSphere Virtual Volumes環境において、VVOLデータストアにVMゲストを移動した場合は、移動したことが自動的に認識されます。VMゲストの電源をOFFの状態で移動した場合は、移動したVMゲストの電源をONにしたときに、移動したことが自動的に認識されます。このため、移動したVMゲストに対する[設定の再読み込み]の実施は不要です。