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Data Analytics Smarter Hub V1.1.0 操作ガイド
FUJITSU Software

2.2 グローバルサーチ

グローバルサーチとは

本製品が管理しているデータやプロジェクトなどを横断的に検索する機能です。

以下の方法で絞り込めます。

  • キーワード検索
  • アイテムの種類
  • タグ

参照

タグについては、「4.2 タグ」を参照してください。

図 2.6 グローバルサーチ
グローバルサーチ

左ペイン

アイテムの種類

種類ごとのアイテム数を表示します。

データ
  • ファイル
  • テーブル
  • カラム
プロジェクト
  • プロジェクト
  • フロー
  • アウトカム
その他
  • レシピ
  • クエリ

種別を選択した場合、選択種別に関するアイテム数を表示し、検索対象が絞り込まれます。

[アイテムの種類]をクリックした場合、全種別が検索対象に切り替わります。

タグ

登録済のタグを表示します。タグのチェックボックスをクリックすることで、本タグがついているアイテムに検索対象を絞り込めます。

タグの検索をAND検索、OR検索から選択できます。デフォルトは、AND検索です。

階層化表示
システム管理者がマスタータグを登録済の場合、タグを階層化して表示します。
件数順表示
タグ付けの数が多い順にタグを表示します。

中央ペイン

アイテム一覧

左ペイン、またはキーワード検索ボックスで絞り込んだアイテムを中央ペインに表示します。

プロジェクトの場合、プロジェクトの概要画面のアウトカムを縮小したものをサムネイルとして表示します。

アイテム名をクリックすると、以下の画面に移動します。

表 2.8 アイテム名と[データファイラー]画面の移動先
アイテム名 移動先の画面
ファイル
  • ファイル

    ファイルの[プレビュー]画面

  • ディレクトリー

    ディレクトリーの内容が確認できるデータファイラーの[データ一覧]画面

テーブル 対象のテーブルの[カラム一覧]画面
カラム 対象のカラムを含むテーブルの[カラム一覧]画面
プロジェクト プロジェクトの[概要]画面
フロー フロー画面
アウトカム アウトカム表示画面
レシピ レシピ詳細確認画面
クエリ クエリ管理画面

文字列を入力すると、キーワード検索ボックスのドロップダウンリストに下記の属性を表示します。

  • アイテム名
  • パス
  • タイトル
  • 説明
  • タグ
  • ファイルの拡張子

また、入力した文字列を検索するか、除外して検索するか選択できます。

  • 含む

    キーワードを含むアイテムを表示します。

  • 含まない

    キーワードを含むアイテムは表示しません。

キーワード検索ボックス」を参照してください。

ソート選択ボックス

ソートの種類とソートの順序を選択できます。

表 2.9 ソートの種類
ソートの種類 意味
更新日時 検索結果が更新された時間順に表示します。
アイテム名 検索結果の名前順に表示します。
アイテムの種類 検索結果の種類順に表示します。

表 2.10 アイコン
アイコン 説明
昇順 昇順に表示します。
降順 降順に表示します。
説明表示

説明に検索キーワードが含まれていた場合、説明表示アイコン(description)が表示されます。

説明表示アイコンをクリックすると、[説明表示]モーダルに説明全体が表示されます。

右ペイン

アイテム詳細

中央ペインで選択したアイテムの詳細を右ペインに表示します。

アイテム一覧のテーブルを選択すると、選択した時点でテーブルが持つカラム名を表示します。

検索したユーザー権限で表示できるカラムだけ表示します。

アイテム名をクリックすると該当アイテムに関係する画面に移動します。

仕様

キーワード検索ボックス

検索アイテムの種別を指定して検索できます。

また、キーワードを空白で区切って入力するとAND条件になります。

キーワード検索はすべて部分一致で検索します。

表 2.11 キーワード検索の条件
検索アイテム種別 検索対象
データレイク内のデータ

ファイル名、説明文、タイトル、タグ、ファイルパス、ファイルの拡張子

ファイル内の全文検索は対象外です。

テーブル、ビュー テーブル名、タイトル、タグ、説明文
カラム カラム名、説明文、AWS Glue Data Catalogでつけられたコメント(*)、タグ
プロジェクト プロジェクト名、説明文、タグ
フロー フロー名、説明文
アウトカム ファイル名、説明文、コンテンツ
レシピ レシピ名、説明文
クエリ クエリ名、タイトル、タグ、説明文

*: 属性を指定した検索では、"説明"を選択した場合、検索対象になります。

指定する文字列
  • アルファベットの大文字・小文字は区別しません。
  • 以下の記号を検索キーワードに含めたい場合、その記号の前にバックスラッシュ("\")を付与することで検索キーワードとして使用できます。

    • +、-、&&、||、!、(、)、{、}、[、]、^、"、~、*、?、:、/

    "1+1"という文字列を含むアイテムを検索する場合、"1\+1"を入力します。

論理演算子

&&や||など、論理演算子として使用できます。「test &&」など、検索キーワードが論理演算子として構文的に正しくない場合、検索結果を0件と表示します。

表 2.12 論理演算子
意味 表記
AND

&&

AND

  • 「test && text」、「test AND text」

    "test"と"text"の両方を含む文字列にマッチします。

OR

||

OR

  • 「test || text」、「test OR text」

    "test"、または"text"の両方を含む文字列にマッチします。

NOT

-

!

NOT

  • 「test -text」、「test !text」、「test NOT text」

    "test"を含み、"text"を含まない文字列にマッチします。

参考

データレイクに格納されたデータをグローバルサーチの対象とするため、本製品では全データを定期的にクローリングします。クローリングの速度の目安は1000件/秒です。

定期クローリングは1時間間隔で行われ、1回のクローリングに1時間以上かかる規模のデータレイクの場合、クローリング完了後1時間停止したあと、新たなクローリングを開始します。

なお、データレイクに対して本製品のアップロード、エクスポートなどの操作で実施したデータに対しては即時検索の対象になります。

データレイクのデータやプロジェクトの説明変更、タグ付与、名前変更(操作)についても、変更内容は即時に反映され、検索の対象になります。

ただし、データレイクのディレクトリー名を変更した場合、ディレクトリー配下のファイルは即時更新されず、次回の定期クローリング完了まで検索の対象となりません。

また、 更新中は検索用のインデックスを再作成するため、一時的に更新したプロジェクトなどが検索対象から外れることがあります。

注意

検索結果は、全ユーザー共通の検索結果からログインユーザーにアクセス権限がないなどの理由でアクセスできないアイテムを除外して表示されます。

一方で、検索画面に表示されるヒット件数は、全ユーザー共通の検索結果を基に算出されます。

そのため、ヒット件数はログインユーザーが実際にアクセスできるアイテムの数より多く出ることがあります。