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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

13.1.2 実行環境の違い

本製品のバージョンによって、サポート対象の規約、使用できるJavaバージョンやWebサーバを経由する運用において利用可能なWebサーバが異なります。バージョンごとの違いを以下に示します。

J2EE機能

Java EE 7機能

製品バージョン

V6/V7/V8

V9.0/V9.1

V9.2/V9.3/V10

V11

V12

Servlet規約

2.3

2.3

2.4

2.4

2.4

3.1

JSP規約

1.2

1.2

2.0

2.0

2.0

2.3

EJB規約

2.0

2.0

2.1

2.1

2.1

3.2

Javaバージョン

1.3

1.4

1.4

5.0

5.0

6.0

6.0

8

Webサーバー

Interstage HTTP Server

Microsoft(R) Internet Information Services

Sun Java System Web Server

Interstage HTTP Server 2.2

J2EE機能の資源とJava EE 7機能の資源は異なるためInterstageのバックアップ・リストア機能による資源の移行は行えません。このため、J2EE機能のWebコンテナで運用していたアプリケーションをJava EE 7機能で運用するためには、Java EE 7機能のWebコンテナを作成し、そこにアプリケーションを配備し直す必要があります。

なお、Enterprise EditionではJ2EE機能のWebコンテナも提供しているため、引き続きJ2EE機能を使用することもできます。その際にはInterstageのバックアップ・リストア機能による資源の移行も可能です。

J2EE機能への移行の詳細は、「移行ガイド」および「J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)」を参照してください。

Webサーバについて

Interstage HTTP ServerとInterstage HTTP Server 2.2は資源が異なるため、バックアップ・リストア機能による資源の移行はできません。Interstage HTTP Serverで使用していた機能をInterstage HTTP Server 2.2で使用する場合は、Interstage HTTP Server 2.2をインストール後に、環境定義ファイル(httpd.conf)を直接編集して、必要な機能を設定してください。Interstage HTTP Server 2.2の主な機能の環境設定については、「Interstage HTTP Server 2.2運用ガイド」の「環境設定」を参照してください。

Java EE 7機能の運用操作にはasadminコマンドまたはInterstage Java EE 7管理コンソールを使用してください。詳細は、「10.1 asadmin」および「4.22 Interstage Java EE 7管理コンソールの運用」を参照してください。