本製品のバージョンによって、サポート対象の規約、使用できるJavaバージョンやWebサーバを経由する運用において利用可能なWebサーバが異なります。バージョンごとの違いを以下に示します。
J2EE機能 | Java EE 7機能 | ||||
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製品バージョン | V6/V7/V8 | V9.0/V9.1 | V9.2/V9.3/V10 | V11 | V12 |
Servlet規約 | 2.3 | 2.3 2.4 | 2.4 | 2.4 | 3.1 |
JSP規約 | 1.2 | 1.2 2.0 | 2.0 | 2.0 | 2.3 |
EJB規約 | 2.0 | 2.0 2.1 | 2.1 | 2.1 | 3.2 |
Javaバージョン | 1.3 1.4 | 1.4 5.0 | 5.0 6.0 | 6.0 | 8 |
Webサーバー | Interstage HTTP Server Microsoft(R) Internet Information Services Sun Java System Web Server | Interstage HTTP Server 2.2 |
J2EE機能の資源とJava EE 7機能の資源は異なるためInterstageのバックアップ・リストア機能による資源の移行は行えません。このため、J2EE機能のWebコンテナで運用していたアプリケーションをJava EE 7機能で運用するためには、Java EE 7機能のWebコンテナを作成し、そこにアプリケーションを配備し直す必要があります。
なお、Enterprise EditionではJ2EE機能のWebコンテナも提供しているため、引き続きJ2EE機能を使用することもできます。その際にはInterstageのバックアップ・リストア機能による資源の移行も可能です。
J2EE機能への移行の詳細は、「移行ガイド」および「J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)」を参照してください。
Interstage HTTP ServerとInterstage HTTP Server 2.2は資源が異なるため、バックアップ・リストア機能による資源の移行はできません。Interstage HTTP Serverで使用していた機能をInterstage HTTP Server 2.2で使用する場合は、Interstage HTTP Server 2.2をインストール後に、環境定義ファイル(httpd.conf)を直接編集して、必要な機能を設定してください。Interstage HTTP Server 2.2の主な機能の環境設定については、「Interstage HTTP Server 2.2運用ガイド」の「環境設定」を参照してください。
Java EE 7機能の運用操作にはasadminコマンドまたはInterstage Java EE 7管理コンソールを使用してください。詳細は、「10.1 asadmin」および「4.22 Interstage Java EE 7管理コンソールの運用」を参照してください。