[可変情報]
{0}:予兆監視機能の動作モード
[意味]
予兆監視機能の動作モードを設定しました。
予兆監視機能の動作モードが「ON」の場合、予兆監視機能が有効になります。予兆監視機能の動作モードが「OFF」の場合、予兆監視機能が無効になります。
[可変情報]
{0}:ファイル名
{1}:エラー情報
[意味]
Interstageのインストール環境に異常があるため、予兆監視機能が利用できません。
[システムの処理]
アプリケーションの処理はこのまま続行します。
[ユーザの対処]
本製品を再度インストールしてください。
[可変情報]
{0}: サーバーインスタンス名
{1}: 詳細メッセージ
[意味]
予兆監視機能が予兆の警戒値を超える事象を検出しました。
[詳細メッセージ]
予兆監視機能が検出した予兆により、以下の詳細メッセージが出力されます。
なお、詳細メッセージに含まれる時刻情報のフォーマットは「年/月/日 時:分:秒.ミリ秒」となります。
詳細メッセージ | 警告の意味 | 発生条件 |
---|---|---|
There are possibilities of OutOfMemoryError because of the lack of the memory: TIME={0} SIZE={1} | Javaヒープ不足のため、OutOfMemoryErrorが発生する危険性があります。 | Full GC直後のJavaヒープ使用率が95%より大きい場合。 または、Full GC直後のJavaヒープ使用率が90%より大きく、かつ、前回のFull GC発生時よりJavaヒープ使用サイズが増加している状態が3回以上続いた場合。 |
There are possibilities of OutOfMemoryError because of the lack of the Metaspace: TIME={0} SIZE={1} | メタスペース不足のため、OutOfMemoryErrorが発生する危険性があります。 | メタスペースの使用量が90%より大きい場合。 |
It takes long time to do the garbage collections many times: TIME={0} AVERAGE={1} | Full GCに長い時間かかる状態が続いています。 | 過去3回のFull GC時間の平均値が5秒より長い場合。 |
Inefficient garbage collections are run with the short intervals: TIME={0} WEIGHT={1} | 非効率なFull GCが短い間隔で発生しています。 | 過去3回のFull GC間隔時間が20秒より短い場合、かつ、Full GC直前のOld世代領域の使用率が65%よりも小さい場合。 |
The garbage collections are run with the short intervals because of the lack of the memory: TIME={0} SIZE={1} | Javaヒープ不足のため、Full GCが短い間隔で発生しています。 | 過去3回のFull GC間隔時間が20秒よりも短い場合、かつFull GC直後のJava ヒープ使用率が65%より大きい場合。 |
System.gc() are run with the short intervals: TIME={0} INTERVAL={1} | java.lang.System.gc()メソッドやjava.lang.Runtime.gc()メソッドが短い間隔で発生しています。 | 過去3回のFull GC間隔時間が20秒よりも短い場合、かつjava.lang.System.gc()メソッドやjava.lang.Runtime.gc()メソッドによって発生したFull GCの頻度が高い場合。 |
The garbage collections are run with the short intervals: TIME={0} INTERVAL={1} | Full GCが短い間隔で発生しています。 | 過去3回のFull GC間隔時間が20秒より短い場合。 |
注)警告を回避するためには、警告発生時のJavaヒープ領域またはメタスペースのサイズを大きくする必要があります。「SIZE」として通知している値は、そのための目安となる追加量です。
なお「SIZE」として通知している値は、あくまで目安です。実際に必要な追加量とは異なる場合がありますので、不足リソースの情報を元に、きちんとチューニングを実施してください。
[システムの処理]
アプリケーションの処理はこのまま続行します。
[ユーザの対処]
ワークユニット起動時や一時的に負荷の高い状態の場合、本メッセージが出力される場合があります。必要に応じて、Java VMのチューニングを行ってください。詳細は、「6.16 予兆監視機能から警告が通知された場合の対処」を参照してください。
[可変情報]
{0}:エラー情報1
{1}:エラー情報2
[意味]
予期しないエラーが発生したため、予兆監視機能を停止します。
[システムの処理]
アプリケーションの処理はこのまま続行します。
予兆監視機能は停止します。この警告が出力された後、予兆監視機能が無効になります。
[ユーザの対処]
エラー情報を参照し、失敗の原因を取り除いてください。
それでも問題が解決しない場合は、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。
[可変情報]
{0}:エラー情報
[意味]
システムエラーが発生しました。
[システムの処理]
処理を中断します。
[ユーザの対処]
エラー情報には以下の情報が出力されます。
Failed in <エラー発生箇所>:<エラー発生API>:<システムエラーの番号>
または
Failed in <エラー発生箇所>:<エラー発生API>:<エラー情報の説明>
エラー情報を確認して、システム管理者に問い合わせてください。
問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。