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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

第11章 Java EE 7のメッセージ

本章では、Java EE 7関連のメッセージを説明します。

メッセージの出力形式と、技術員に連絡する前の作業について説明します。

メッセージの出力形式

メッセージの出力形式は、以下のようになります。

注意

  • 本章で説明するメッセージは、メッセージブローカのログに出力されるメッセージを除き、便宜上以下の形式で記載します。

    エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容
  • ラベルには「ISJE7」、リソース名、コマンド名などが出力されます。ラベルやエラー種別は出力されない場合もあります。ここでは、ラベルを省略して記載しています。

  • エラー種別のERRORはSEVERE、INFOはCONFIG、FINE、FINERまたはFINESTと出力される場合もあります。

  • メッセージ番号は「ISJE7_xxxxx」の形式で出力される場合や、メッセージ番号に文字列「ISJE7_」が付加されない場合があります。また、メッセージ番号が出力されない場合があります。

  • サフィックスには、「(ISJE7)」が出力されます。ただし、サフィックスが出力されない場合もあります。

  • 以下のように、メッセージ番号とメッセージ内容の間の空白が出力されないメッセージがあります。

    [#|日時|エラー種別|||内部情報|メッセージ番号:メッセージ内容|#]
    [#|日時|エラー種別|5.1|imq.log.Logger|内部情報|メッセージ番号:メッセージ内容|
    #]
    
    
    ラベル: エラー種別: メッセージ番号:メッセージ内容 サフィックス

技術員連絡の前に

一括情報採取ツールによる資料採取

Interstage運用中にトラブルが発生し、メッセージの[ユーザの対処]に説明されている対処を行ってもトラブルが解決しない場合、技術員に連絡を行う前に一括情報採取ツール(iscollectinfoコマンド)を使用して調査用の資料採取を行ってください。iscollectinfoは以下の場所に格納されています。

C:\Interstage\bin

/opt/FJSVisas/bin

一括情報採取ツールの詳細については「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「保守情報採取コマンド」にある「iscollectinfo」を参照してください。


ポイント

FJQSS(資料採取ツール)により、iscollectinfoコマンドと同じ情報を採取できます。

FJQSSについては、以下で表示されるマニュアルを参照してください。

  • 「スタート」メニューの「FJQSS(資料採取ツール)」-「FJQSS ユーザーズガイド」

FJQSSについては、以下に格納されているマニュアルを参照してください。

  • マニュアルパッケージの“FJQSS”フォルダ配下