本章では、Java EE 7関連のメッセージを説明します。
メッセージの出力形式と、技術員に連絡する前の作業について説明します。
メッセージの出力形式
メッセージの出力形式は、以下のようになります。
サーバーログ
[#|日時|エラー種別|||内部情報|メッセージ番号: メッセージ内容|#]
または
[#|日時|エラー種別|||内部情報;_MessageID=メッセージ番号|メッセージ内容|#]
メッセージ番号について
メッセージ番号がない場合は、メッセージ内容を参照してください。
_MessageID=xxx.yyy.zzzのように、ドットで区切られた形式の文字列が出力される場合があります。この場合は、メッセージ内容を参照してください。
メッセージブローカのログ
[#|日時|エラー種別|5.1|imq.log.Logger|内部情報|メッセージ番号: メッセージ内容| #]
上記以外
ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容 サフィックス
注意
本章で説明するメッセージは、メッセージブローカのログに出力されるメッセージを除き、便宜上以下の形式で記載します。
エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容
ラベルには「ISJE7」、リソース名、コマンド名などが出力されます。ラベルやエラー種別は出力されない場合もあります。ここでは、ラベルを省略して記載しています。
エラー種別のERRORはSEVERE、INFOはCONFIG、FINE、FINERまたはFINESTと出力される場合もあります。
メッセージ番号は「ISJE7_xxxxx」の形式で出力される場合や、メッセージ番号に文字列「ISJE7_」が付加されない場合があります。また、メッセージ番号が出力されない場合があります。
サフィックスには、「(ISJE7)」が出力されます。ただし、サフィックスが出力されない場合もあります。
以下のように、メッセージ番号とメッセージ内容の間の空白が出力されないメッセージがあります。
[#|日時|エラー種別|||内部情報|メッセージ番号:メッセージ内容|#]
[#|日時|エラー種別|5.1|imq.log.Logger|内部情報|メッセージ番号:メッセージ内容| #]
ラベル: エラー種別: メッセージ番号:メッセージ内容 サフィックス
技術員連絡の前に
一括情報採取ツールによる資料採取
Interstage運用中にトラブルが発生し、メッセージの[ユーザの対処]に説明されている対処を行ってもトラブルが解決しない場合、技術員に連絡を行う前に一括情報採取ツール(iscollectinfoコマンド)を使用して調査用の資料採取を行ってください。iscollectinfoは以下の場所に格納されています。
C:\Interstage\bin
/opt/FJSVisas/bin
一括情報採取ツールの詳細については「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「保守情報採取コマンド」にある「iscollectinfo」を参照してください。
ポイント
FJQSS(資料採取ツール)により、iscollectinfoコマンドと同じ情報を採取できます。
FJQSSについては、以下で表示されるマニュアルを参照してください。
「スタート」メニューの「FJQSS(資料採取ツール)」-「FJQSS ユーザーズガイド」
FJQSSについては、以下に格納されているマニュアルを参照してください。
マニュアルパッケージの“FJQSS”フォルダ配下