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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.60.9 OM4000番台のメッセージ

INFO: ISJE7_OM4000: Java EE 7 resource backup has started.

[意味]

資源のバックアップを開始します。


INFO: ISJE7_OM4001: Java EE 7 resource backup completed normally.

[意味]

資源のバックアップが正常終了しました。


ERROR: ISJE7_OM4002: Java EE 7 resource backup ended abnormally.

[意味]

資源のバックアップが異常終了しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されています。このメッセージの前に報告されたメッセージを参照してエラーを修正してください。


INFO: ISJE7_OM4003: Restore of Java EE 7 resources has started.

[意味]

資源のリストアを開始します。


INFO: ISJE7_OM4004: Restore of Java EE 7 resources is complete.

[意味]

資源のリストアが正常終了しました。


ERROR: ISJE7_OM4005: Restore of the Java EE 7 resources is ended abnormally.

[意味]

資源のリストアが異常終了しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されています。このメッセージの前に報告されたメッセージを参照してエラーを修正してください。


ERROR: ISJE7_OM4006: The specified directory does not exist. dir={0}

[可変情報]

{0}:-dオプションで指定したディレクトリ

[意味]

指定したディレクトリが存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

指定したディレクトリの存在を確認してください。

ERROR: ISJE7_OM4007: You do not have the authority required to execute this command.

[意味]

コマンドを実行するための権限がありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

管理者権限を所有するユーザで、コマンドを実行し直してください。


ERROR: ISJE7_OM4008: Java EE 7 resources have already been backed up to the specified directory. dir={0}

[可変情報]

{0}:-dオプションで指定したディレクトリ

[意味]

指定したディレクトリにはすでにバックアップ資源が存在します。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

指定したディレクトリとは別のディレクトリを指定するか、または、指定したディレクトリ配下の資源を削除または移動してください。


ERROR: ISJE7_OM4009: There are no Java EE 7 resources in the specified directory. dir={0}

[可変情報]

{0}:-dオプションで指定したディレクトリ

[意味]

指定したディレクトリにはバックアップした資源が存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

-dオプションには資源をバックアップしたディレクトリを指定してください。


ERROR: ISJE7_OM4010: Insufficient memory. detail={0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

メモリが不足しています。システムの実メモリ/スワップが不足しているかファイル記述子が不足しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

不要なアプリケーションを終了するかシステムで使用できるファイル記述子の数を増やしてください。


INFO: ISJE7_OM4011: Extraction of Java EE 7 investigation data has started.

[意味]

調査資料の採取を開始します。


INFO: ISJE7_OM4012: Extraction of Java EE 7 investigation data is complete.

[意味]

調査資料の採取が正常終了しました。


ERROR: ISJE7_OM4013: Extraction of Java EE 7 investigation data ended abnormally.

[意味]

調査資料の採取が異常終了しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されています。このメッセージの前に報告されたメッセージを参照してエラーを修正してください。


ERROR: ISJE7_OM4014: Error in usage of command.

[意味]

コマンドの使用方法に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

オプションを正しく指定し、再度処理を実行してください。

ERROR: ISJE7_OM4015: Unable to create directory. path={0}

[可変情報]

{0}:ディレクトリのパス名

[意味]

ディレクトリの作成に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • {0}の上位ディレクトリに、コマンドを実行したユーザに対する書込み権限が設定されているか確認してください。設定されていない場合、コマンドを実行するユーザに対する書込み権限を付与してください。

  • バックアップ先のディレクトリ名の長さを短くして、再度コマンドを実行してください。

  • ディスクの空き容量が不足していないか確認してください。


ERROR: ISJE7_OM4016: Unable to copy file. src={0} dest={1} detail={2}

[可変情報]

{0}:コピー元ファイルのパス名
{1}:コピー先ファイルのパス名
{2}:詳細情報

[意味]

ファイルのコピーに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • ファイル{0}に、コマンドを実行したユーザに対する読込み権限が設定されているか確認してください。

  • {1}の上位ディレクトリに、コマンドを実行したユーザに対する書込み権限が設定されているか確認してください。

  • ディスクの空き容量が不足していないか確認してください。

  • バックアップ先のディレクトリ名の長さを短くして、再度コマンドを実行してください。

  • 詳細情報{2}をもとに原因を取り除いてください。


ERROR: ISJE7_OM4017: Unable to check authority. detail={0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

実行権限のチェックに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • 不要なアプリケーションを終了するかシステムで使用できるファイル記述子の数を増やしてください。

  • このメッセージには、システムコールのエラー番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

ERROR: ISJE7_OM4018: System file does not exist. path={0}

[可変情報]

{0}:ファイルのパス名

[意味]

本製品を構成するシステムファイルが存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • ファイル{0}に、コマンドを実行したユーザに対する読込み権限が設定されているか確認してください。

  • 本製品をインストールしなおしてください。


ERROR: ISJE7_OM4020: Java EE 7 investigation data already exists. {0}

[可変情報]

{0}:-dオプション、または-d2オプションで指定したディレクトリ

[意味]

指定したディレクトリにはすでに調査資料が存在します。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • 指定したディレクトリとは別のディレクトリを指定してください。

  • 指定したディレクトリ配下の調査資料を削除または移動してください。


ERROR: ISJE7_OM4022: Environment variable does not exists. name={0}
ERROR: ISJE7_OM4022: Environment Variable {0} is not configured.

[可変情報]

{0}:環境変数名

[意味]

環境変数が設定されていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • 環境変数名{0}が以下の場合、Java EE 7運用環境が壊れている可能性があります。Java EE 7共通ディレクトリやJava EE 7のインストールディレクトリが存在するか確認してください。

    • AS_JAVA

    • AS_JAVAEE7_SHARED_DIR

    • AS_DERBY_INSTALL

    • AS_INSTALL

    • JAVAEE7_INSTALL

  • 一度リストアに失敗すると、本メッセージが出力されて再度リストアに失敗する場合があります。その場合は、Java EE 7をインストールし直して環境を復旧後、再度リストアコマンドを実行してください。


ERROR: ISJE7_OM4023: Failed to get the common Java information. func={0} errno={1}

[可変情報]

{0}:内部情報
{1}:エラー番号

[意味]

Java情報の取得に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

JDKをインストールしなおしてください。

ERROR: ISJE7_OM4024: Required package is not installed.

[意味]

必須パッケージがインストールされていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

JDKをインストールしなおしてください。

ERROR: ISJE7_OM4025: Unable to read file. path={0} detail={1}

[可変情報]

{0}:ファイルのパス名
{1}:詳細情報

[意味]

ファイルの読込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • ファイル{0}が存在するか、また、ファイル{0}にコマンドを実行したユーザに対する読込み権限が設定されているかを確認してください。

  • 詳細情報{1}をもとに原因を取り除いてください。

ERROR: ISJE7_OM4026: Unable to write file. path={0} detail={1}

[可変情報]

{0}:ファイルのパス名
{1}:詳細情報

[意味]

ファイルの書込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • {0}の上位ディレクトリに、コマンドを実行したユーザに対する書込み権限が設定されているか確認してください。

  • ディスクの空き容量が不足していないか確認してください。

  • 詳細情報{1}をもとに原因を取り除いてください。

ERROR: ISJE7_OM4027: Unable to read backup resources. path={0} detail={1}

[可変情報]

{0}:パス名
{1}:詳細情報
注)詳細情報は出力されない場合があります。

[意味]

バックアップ資源の読込みに失敗しました。バックアップ資源が破損している可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

資源をバックアップしなおしてください。

ERROR: ISJE7_OM4028: Interstage installation path is different from the backup resources.

[意味]

本製品のインストールディレクトリがバックアップ資源に記録されたパスと異なります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

本製品のインストールディレクトリに、バックアップ/移出元のマシンと同じディレクトリを指定して、本製品を再インストールしてください。

ERROR: ISJE7_OM4030: Unable to delete file or directory. path={0}

[可変情報]

{0}:ファイルまたはディレクトリのパス名

[意味]

ファイルまたはディレクトリの削除に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • IJServerクラスタが起動していないか確認してください。

  • 以下のサービスが起動していないか確認してください。

    • PCMIサービス

    • Interstage Java EE 7 DASサービス

    • メッセージブローカ (注)

    • Java DB

    注)メッセージブローカを停止できない場合は、「メッセージブローカを停止できない」を参照して、メッセージブローカを停止してください。

  • ファイルまたはディレクトリ{0}、および上位ディレクトリに、コマンドを実行したユーザに対する書込み権限が設定されているか確認してください。

  • リストアコマンドを実行すると、Java EE 7共通ディレクトリ配下の資産は削除されます。そのため、カレントディレクトリがJava EE 7共通ディレクトリ配下の状態で、リストアコマンドを実行しないでください。

    本メッセージ出力後にリストアコマンドの実行に失敗する場合、Java EE 7をインストールしなおして環境を復旧してから、再度リストアコマンドを実行してください。

ERROR: ISJE7_OM4031: Unable to read system file. path={0} detail={1}

[可変情報]

{0}:パス名
{1}:詳細情報

[意味]

本製品を構成するシステムファイルの読込みに失敗しました。ファイルが破損している可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • ファイル名{0}がdomain.xmlの場合は、詳細情報{1}をもとにdomain.xmlを修正してください。

  • 本製品をインストールしてなおしてください。なお、詳細情報は出力されない場合があります。

ERROR: ISJE7_OM4034: The IP address/host name configuration file does not exist. path={0}

[可変情報]

{0}:指定したIPアドレス・ホスト名設定ファイルのパス

[意味]

指定したIPアドレス・ホスト名設定ファイルは存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • -fオプションに指定したパス名に誤りがないか確認してください。

  • IPアドレス・ホスト名設定ファイルが存在するか確認してください。

ERROR: ISJE7_OM4035: The content of the IP address/host name configuration file is incorrect. path={0} detail={1}

[可変情報]

{0}:指定したIPアドレス・ホスト名設定ファイルのパス
{1}:内容に誤りのある行の内容

[意味]

指定したIPアドレス・ホスト名設定ファイルの内容に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • IPアドレス・ホスト名設定ファイルの内容に誤りがないか確認してください。

  • -fオプションに指定したパス名に誤りがないか確認してください。

ERROR: ISJE7_OM4036: Failed to read the IP address/host name configuration file. path={0} detail={1}

[可変情報]

{0}:指定したIPアドレス・ホスト名設定ファイルのパス
{1}:エラーの詳細情報

[意味]

IPアドレス・ホスト名設定ファイルの読込みに失敗しました。以下の原因が考えられます。

  • IPアドレス・ホスト名設定ファイルに実行ユーザに対する読込み権限が設定されていません。

  • I/Oエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • IPアドレス・ホスト名設定ファイルの権限を確認してください。

  • 詳細情報に出力された内容をもとにエラーを取り除いてください。

ERROR: ISJE7_OM4037: Failed to convert the IP address/host name. path={0} detail={1}

[可変情報]

{0}:指定したIPアドレス・ホスト名設定ファイルのパス
{1}:エラーの詳細情報

[意味]

IPアドレス・ホスト名の変換に失敗しました。以下の原因が考えられます。

  • I/Oエラーが発生しました。

  • IJServerクラスタのバックアップ資源が破損しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • 詳細情報に出力された内容をもとにエラーを取り除いてください。

  • IJServerクラスタのバックアップ資源をバックアップしなおして再度実行してください。


ERROR: ISJE7_OM4038: Message Queue Broker is running.

[意味]

メッセージブローカが起動しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

メッセージブローカを停止してください。


ERROR: ISJE7_OM4045: System directory does not exist. path={0}

[可変情報]

{0}:コピー元ファイルのパス名

[意味]

製品を構成するディレクトリが見つかりません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

製品をインストールしなおしてください。


WARNING: ISJE7_OM4046: {0} does not exist.

[可変情報]

{0}:ディレクトリの種別

[意味]

資料採取対象のディレクトリが見つかりません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

可変情報{0}がJava EE 7 shared directory の場合は、Java EE 7共通ディレクトリが見つからないため、Java EE 7共通ディレクトリの資料は採取しないことを意味します。
Java EE 7共通ディレクトリが存在するか確認してください。


INFO: ISJE7_OM4047: File name is changed to avoid overriding. src={0} dest={1} detail={2}

[可変情報]

{0}:コピー元ファイルのパス名
{1}:コピー先ファイルのパス名
{2}:詳細情報

[意味]

同じファイル名のファイルがあったため、リネームして資料採取しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

ファイル{0}を資料採取しようとしたとき、すでに同じファイル名のファイルが資料採取先に存在していたため、ファイル{1}にリネームしました。
ログ出力ディレクトリを変更している場合に、本メッセージが出力されることがあります。


ERROR: ISJE7_OM4048: PCMI service is running.

[意味]

PCMIサービスが起動しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下のサービスやプロセスが起動している場合は、停止してください。

  • PCMIサービス

  • Interstage Java EE 7 DASサービス

  • IJServerクラスタ


ERROR: ISJE7_OM4049: The specified directory is invalid. dir={0}

[可変情報]

{0}:-dオプション、または-d2オプションで指定したディレクトリ

[意味]

指定したディレクトリが適切でありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

Interstage Java EE 7のインストールディレクトリや、Java EE 7共通ディレクトリおよびこれらのサブディレクトリを-dオプション、または-d2オプションに指定することはできません。別のディレクトリを指定するようにしてください。


ERROR: ISJE7_OM4050: Unable to check running services. code={0}

[可変情報]

{0}:内部情報

[意味]

サービス起動状態のチェックに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • 以下のサービスやプロセスが起動している場合は、停止してください。

    • PCMIサービス

    • Interstage Java EE 7 DASサービス

    • IJServerクラスタ

    • メッセージブローカ


  • ij7restoreコマンド実行時に本メッセージが出力される場合、リストア・移入先にバックアップ時と同じユーザが存在することを確認してください。存在しない場合は、リストア・移入先にバックアップ時と同じユーザを追加してから再度ij7restoreコマンドを実行し、現象が解決しないか確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: ISJE7_OM4099: An unexpected error occurred. detail={0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

予期しない異常が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

カレントディレクトリがJava EE 7共通ディレクトリの状態でリストアコマンドを実行すると、本メッセージが出力される場合があります。
本メッセージ出力後にリストアコマンドの実行に失敗する場合、Java EE 7をインストールしなおして環境を復旧してから、再度リストアコマンドを実行してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。